アンラボは、創業者で医学者のアン・チョルス(安哲秀)が、自らがコンピュータウイルス被害に遭ったのをきっかけに1988年にワクチンソフトを独自開発。社会貢献のために広く韓国で無償公開し、医学研究の傍ら7年間に渡って無料ワクチン開発を続けました。その後、1995年に法人として設立された経緯がございます。
今回、その日本法人である(株)アンラボは創業者精神に則り、社会問題化している「ウィニーウイルス」対策のための「ウィニーワクチン」を3月11日から無償配布致しました。しかしながら、官公庁様や一般企業様のシステム管理者様から「すべてのPCの検査を徹底するのが大変」「会社の管理ポリシーとしてウィニーそのもののインストールを全面禁止したい」との声を多く頂きました。そこで、新たに法人様向けの機能を追加したセキュリティ・ソフト「アンラボ ウィニーシールド」を開発し、本日3月23日より無償提供を開始致します。
「ウィニーウイルス」の検出・駆除に加え、PCに存在する「ウィニー」本体の検出・削除も可能となったほか、結果を自動で管理者へメール報告する機能も搭載。管理者はどのPCで「ウィニー/ウィニーウイルス」検索が終了したのか、携帯やPCでメール受信することで確認できます。「ウィニー」の検出には、ファイル名ではなくパターン定義ファイルで検索しますので、ファイル名が変更されていても検出致します。
さらに、ウイルス対策/情報漏洩対策/資産管理の統合ソリューション「アンラボ コーポレートエディション」シリーズ(参考価格10ユーザ:6,600円/クライアント。100ユーザ:5,280円/クライアント)ご利用の法人様向けの「ウィニーシールド」は、「アンラボ ポリシーセンター」を使って、管理下の全PCに一斉配布し、サイレントモードで自動実行させることが可能です。
(本日3月23日に発売開始した、アプライアンス・サーバ「アンラボ ポリシーセンターBOX」には、「ウィニーシールド」を標準添付致します)
また、3月11日に無償公開した「ウィニーウイルス」専用ワクチンソフト「アンラボ ウィニーワクチン」も対応ウイルス数を前回の85種から90種へと増やし、本日再度無償公開致しました。(「ウィニーワクチン」は、「ウィニーウイルス」の検出・削除は行いますが、「ウィニー」本体については検出のみで、削除は行いません)
「アンラボ ウィニーシールド」「アンラボ ウィニーワクチン」が、多くの官公庁様・一般企業様のお役に立てれば、弊社も望外の喜びでございます。
【アンラボ ウィニーシールドの機能】
・ウィニーウイルスとウィニー本体の検出・削除/検索結果をメール送信で管理者へ報告
・サイレントモードでの自動実行(アンラボ ポリシーセンターご利用の法人様向け製品のみの機能)
【アンラボ ウィニーワクチンの機能】
・ウィニーウイルスの検出・削除/ウィニー本体の検出
【注意点】
・圧縮ファイルの中に存在する「ウィニーウイルス」の検出や、リアルタイム検出には対応しておりません。それらの検出には、弊社「V3 ウイルスブロック」などをご利用下さい。
・「ウィニーシールド」を実行した場合、クライアント側では途中で検出を中断することが出来ません。強制的に「ウィニー/ウィニーウイルス」の検出作業が最後まで実行されます。
・対応している「ウィニーウイルス」は2006年3月21日現在でアンラボが把握している90種です。未対応の新種ウイルスが作成配布される恐れは常にありますので、入手経路が不明瞭なファイル・プログラムはダウンロード及び開封しないようご注意下さい。
・万全を尽くしてはおりますが、本ソフトの品質や性能についての保証やサポートは提供致しませんので、あしからずご了承下さい。
●「アンラボ ウィニーシールド」ダウンロードページ
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(法人向け「ウィニーシールド」のダウンロードにはメールアドレスなどの登録が必要です)
●「アンラボ ウィニーワクチン」ダウンロードページ
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●アンラボ プレスリリースページ
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●(報道関係者様向け)「ウィニーシールド」管理者設定画面の画像URL
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●(報道関係者様向け)「ウィニーシールド」クライアントで起動画面URL(ウィニーウイルス検出削除画面)
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【報道関係のお問合せ先】
株式会社 アンラボ
広報室 河下、城田
TEL: 03-5209-8610(代表)
E-mail: press@ahnlab.co.jp
【弊社販売商品に関するお問合せ先】
株式会社 アンラボ
カスタマーセンター
TEL: 03-5209-8601(代表)
E-mail: sales@ahnlab.co.jp
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