アッカ・ネットワークスが新潟県魚沼市で実施している モバイルWiMAXの実証実験において、 防災無線システムの評価検証をNECネッツエスアイがサポート

NECネッツエスアイ株式会社は、このたび、中央コリドー高速通信実験プロジェクト推進協議会と株式会社アッカ・ネットワークスの共同企画のもと、2007年3月より新潟県魚沼市で行われているWiMAX実証実験において、本実験の免許人であるアッカ・ネットワークスが行う防災無線システムの評価検証をサポートいたしました。

NECネッツエスアイ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：山本　正彦、以下：NECネッツエスアイ）は、このたび、中央コリドー高速通信実験プロジェクト推進協議会（本部：東京都新宿区、会長：辻井　重男、以下：CCC21協議会）と株式会社アッカ・ネットワークス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：坂田　好男、以下：アッカ・ネットワークス）の共同企画のもとに2007年3月より新潟県魚沼市で行われているWiMAX※1実証実験において、本実験の免許人であるアッカ・ネットワークスが行う防災無線システムの評価検証をサポートいたしました。

このたび、アッカ・ネットワークスより評価検証のサポート依頼を受けた背景としましては、本実験でも利用されている魚沼市の広域イントラネット構築にNECネッツエスアイが携わっており、同市の基盤ネットワーク状況を把握していること、また、本実験で防災無線システムとして使われているIPベースの音声一斉同報システムを、多くの自治体に導入した実績があることが挙げられます。

■ サポート内容
NECネッツエスアイが提供するIPベースの音声一斉同報システムに関して、ネットワーク設計、機器手配、システム構築、トラブル発生時のメンテナンスなど、一括したサポートを実施。

■ 評価検証の内容
防災無線センター局と仮定したアッカのデータセンター（神奈川県横浜市みなとみらい地区）と魚沼市福山新田地区を、インターネット、魚沼市広域イントラネット、そして、同地区の屋外に設置されたWiMAX基地局を介して接続し、センター側からの音声を守門克雪（すもんこくせつ）管理センターおよび住民宅に設置されたスピーカーから発報するものです。

NECネッツエスアイでは、自治体におけるブロードバンド環境整備の取り組みを強化し、特に、地域におけるデジタルデジタルデバイド解消のために、先端のネットワークインテグレーション技術にて、これからも安心・安全・快適なネットワークシステムをご提供し、地域社会の発展に貢献してまいりたいと考えております。

以上


NECネッツエスアイ株式会社
NEC Networks & System Integration Corporation
・本社所在地：東京都品川区東品川1-39-9
　・代表者：代表取締役社長　山本　正彦
　・従業員数：（単独）4,344名（2007年4月2日現在）
　・設立年月日：1953年（昭和28年）11月26日
　・資本金：131億円（2006年3月末現在）
・事業内容：ネットワークシステムに関する、企画･コンサルティングや設計・構築などのサービスの提供および、国内約250ヶ所の保守サービス拠点による、24時間365日対応の保守・運用、監視サービス、アウトソーシングサービスの提供
・URL： (リンク »)

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用語解説

※1）WiMAX（Worldwide Interoperability for Microwave Access）
｢WiMAX Forum｣によって推進されているIEEE（米国電気電子学会） 802.16規格の呼称。IEEE 802.11a/b/c/nといった無線LANは屋内での利用を想定したものだが、WiMAXは屋外の基地局から家庭やオフィスをつなぐ、「ラストワンマイル｣となるインフラを想定するものである。2～11GHz帯を利用しており、基本的に固定通信のための801.16aや、高速移動無線用の802.16eなどの標準化作業が進められている。