DAL、製品体系と価格体系を刷新

中小規模システム向けのエントリーモデルの追加によりEDI市場の裾野を拡大 企業内・企業間のさまざまなデータ連携に柔軟かつ的確に対応可能な体制を強化

株式会社データ・アプリケーション

2007-05-16 14:00

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、同社が開発・提供するすべての製品を対象として、2007年7月27日から、製品体系と価格体系を刷新することを発表いたします。          (「ACMS Lite」は6月11日からとなります。)
流通業界をはじめ、インターネットベースの次世代EDI(電子データ交換)システム導入が本格化するなど、大手企業はもちろん、関連する取引企業を巻き込んで、企業間電子取引の市場は活況を呈しています。
また、次世代EDIと従来型EDIの共存、基幹システムとのシームレスな連携、Webブラウザを利用したWeb-EDIの導入など、市場ニーズが多様化しています。

今回の体系刷新は、EDI市場を基盤にDALが目指すデータ・エクスチェンジ市場への拡販に向けて、製品やライセンス体系を整理し、ユーザ各社、ならびにDALの製品を扱うビジネスパートナー各社が、それぞれのニーズに応じて柔軟なシステムを選択し、適正価格で導入できるようにすることを目的としています。


製品体系および価格体系刷新の主なポイントは以下のとおりです。
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(1) 製品マッピングを明確化し、主力製品に開発・サポート・リソースを集中
ユーザ各社が必要とするシステム規模 (ノード数、接続先数、利用ユーザ数)、ならびに目的・機能(B2B/EDI、EAI/社内連携、フォーマット変換、Web-EDI) に対して、どの製品が適用するか製品マッピングを明確化しました。
これにより、ビジネスパートナー各社は、より的確な提案が可能になります。
また、これに伴い、一部製品の単体製品からオプション製品への変更ならびに販売・サポートを終了し、リソースを主力製品に集中させることで、市場ニーズに的確に対応できる体制を強化します。


(2) エントリーモデルを新設し、システム規模に合わせた適正な価格で製品選定が可能に
ハイエンドの「ACMS E2X」ならびに「ACMS B2B」は、新たに「2接続モデル」を追加し(従来は1~4接続モデル)、ノード数によるライセンス価格帯を細分化しました。また、ミドルレンジの「ACMS B2B LE」は、新たに「1接続モデル」を追加しました。
これらにより、大手企業から中堅・中小企業にいたる各企業のシステム規模に合わせた製品選択が可能となり、最適な価格で柔軟にシステム構築ができます。


企業間のシステム連携は、経済産業省の主導により今年3月に共同検証を終了して新規格「流通ビジネスメッセージ標準」を策定した流通業界をはじめとして、あらゆる業界において次世代環境へと急速に移行しつつあります。また、企業の競争力を高め、効率を向上させるために、企業間システムと社内システムとのシームレスなデータ連携が求められています。

DALは、EDIに代表されるデータ連携分野に特化し、市場の変化、稼働プラットフォーム発展の歴史に合わせて、製品を拡充してきました。今回の体系刷新により、ユーザならびにパートナー各社が導入・販売しやすくし、市場の発展の方向性に照準を合わせて開発・サポートのリソースを集中することで、「企業内・企業間の真のコラボレーションを実現するためのミドルウェア」の提供を目指します。

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◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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(リンク »)
DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、EDIを中心にデータ交換やシステム連携分野において信頼性の高いパッケージ・ソフトウェアを自社開発して低価格で提供する国産ソフトウェア・ベンダとしてリーダーシップを確立。2007年4月ジャスダックに上場しました。 (JASDAQ:3848)
DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内62社のビジネスパートナーを経由して販売され、すでに930社2400サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。
ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、企業内外のアプリケーションを統合する「ACMS E2X」、Web-EDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、システム規模・接続ニーズに応じて充実した製品ラインアップを揃えています。

このプレスリリースの付帯情報

新製品マップ

用語解説

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◆新製品体系の各製品概要
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●ACMS E2X (最新バージョン2.9)
企業内、企業間といった概念を捨て、企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携することをコンセプトにしたB2Bインテグレーション・サーバです。国内外の殆どの標準プロトコルに対応し、既存システムとも容易に接続できる豊富なアダプタを提供しています。

●ACMS B2B (最新バージョン2.9)
業種業態に関係なく、企業間のデータ連携をスムーズに行う環境を容易に構築できるB2Bサーバです。取引先の拡大やそのメッセージの種類の増大、さらには次世代EDIへの対応を1つのパッケージで実現します。また、動作環境をWindows OSに限定した ミドルレンジ向けの「ACMS B2B LE」も提供しています。

●ACMS Lite (最新バージョン1.4)
中堅・中小企業向けのB2Bソフトウェアで、従来型EDIとインターネットをベースとした次世代EDIの双方で利用可能です。上位モデルである「ACMS B2B」と同等の機能を有しながらWindows XPなどのクライアントOSで稼働するクライアント型EDIパッケージです。

●BUYSELWARE (最新バージョン1.1)
電機・電子部品業界に特化した調達業務向けのWeb-EDIシステムです。 インターネットを使ったWebでのデータ交換は、EDIシステムをもたない比較的取引の少ない受注企業に対し負担をかけることなく、手軽にEDI環境を実現します。また、見積から支払までのメッセージは業界標準のEIAJを採用しており、自社業務にあわせた利用範囲を画面操作で簡単に選択することができます。

●ACMS WebAgent (最新バージョン1.5)
手軽に低コストで導入できるWeb-EDIですが、一方で画面入力という人手を介した作業が発生してしまいます。 ACMS WebAgentは、取引先のWebサイトに接続、ログインし、さらには取引データのアップロードやダウンロードといった一連のWeb-EDIでの画面操作を自動化するツールです。

●ACMS eCASH (最新バージョン4.2)
小売業、飲食業といった店舗でのカード決済から決済サービスを提供しているセンターにいたるまで、安全かつ信頼性の高いカード決済システムを構築できるソフトウェアです。クレジット・カードやデビットカードはもとより、これらのICカード、更にはおサイフケータイ(NTTドコモが提供する携帯電話を用いたクレジットであるiDなど)にも対応しています。

●ACMS /WS (最新バージョン4.2)
全国銀行協会が制定した全銀TCP/IP手順および拡張Z手順、INET-Z手順(SSL対応の拡張Z手順)に対応したファイル転送ソフトウェアです。金融機関とのファームバンキングをはじめ、VANや直接接続による取引先とのデータ交換(EDI)、店舗と本部間でのデータ交換(店舗オンライン)など、企業内外でのファイル転送に利用することが可能です。

●AnyTran (最新バージョン5.5)
企業内でのアプリケーション連携や企業間電子取引などの様々なデータ交換の場面でのデータ・フォーマ  ットや文字コードの違いを吸収するデータ変換・フォーマット変換・漢字コード変換ツールとして利用することができます。

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