【グルーヴプロモーション(旧 ナノプロ)MRR事業部】「中国ハイアールとレノボのグローバル戦略分析 」販売を開始

~日本企業との比較分析を中心に~

グルーヴプロモーション株式会社

2007-07-10 14:00

IT、情報通信市場の調査レポート販売サイトMRR (運営会社:グルーヴプロモーション 【旧 株式会社ナノプロ】 代表取締役 森田裕行)は、株式会社ROA Groupが提供する「中国ハイアールとレノボのグローバル戦略分析 」の販売を開始しました。
2007年7月10日

報道関係各位

グルーヴプロモーション株式会社(旧 株式会社ナノプロ)
MRR事業部
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グルーヴプロモーション株式会社(旧 株式会社ナノプロ)
MRR事業部、
「中国ハイアールとレノボのグローバル戦略分析 」の販売を開始

 ~日本企業との比較分析を中心に~

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■■概要■■
IT、情報通信市場の調査レポート販売サイトMRR (運営会社:グルーヴプロモーション 【旧 株式会社ナノプロ】 代表取締役 森田裕行)は、株式会社ROA Groupが提供する「中国ハイアールとレノボのグローバル戦略分析 」の販売を開始しました。


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■■資料概要■■

中国を代表する企業として急成長を遂げるハイアールとレノボ。その強さはどこから来るのか。日本企業との差異は何なのか、その秘密を探ります。ROA Groupがお届けするホットイシューレポート最新刊!


■レポートサマリー

中国の代表的な企業ハイアールとレノボは、中国の改革・開放政策の下で最も成功した企業ですが、世界ではまだあまり知られていません。企業の規模からみると、日本の大手家電メーカーとは比較にならないほど小さいのですが、短期間での急成長ぶりは日本の企業を追い越す勢があります。また、ハイアールとレノボがカバーする市場は中国国内からグローバルへと移行中であり、日本の家電、情報機器メーカーにとって強力なライバルになりつつあります。

ハイアールは1984年から2006年まで、総売上(グループ連結売上高)の成長率が年平均80%を上回る勢いで急成長を続けてきました。2006年のグループの総売上(図1)は、16,848億円で前年比7.3%増加、営業利益は557.1億円です。2006年から本格的なグローバル戦略を打ち出し、積極的に海外市場に進出しています。特にアジア、新興市場における市場シェアは順調な伸びがみられます。

レノボのIBMパソコン部門の買収については各方面から失敗だと懸念の声が上がっていましたが、2年経った現在は売上を順調に伸ばしています。2006年の売上高17,345億円で前年比10.1%増加、営業利益は492億円を記録しています。パソコンの販売量も12%増で世界の増加率10%を若干上回っています。レノボは本部を中国国内とアメリカに構え、IBMのパソコン部門とも融合を進めながら、欧米での販売台数を徐々に伸ばしています。

中国を代表する企業であるハイアールとレノボ両社は、グローバル戦略の成功により5年後の2012年には現在の売上高の3倍である6兆円まで成長すると予測されており、日本企業は少なくとも今後10年間は両社の動きから目を離せなくなりそうです。

図2は、ハイアールとレノボの製品別の世界シェアランキングです。ハイアールの主力製品である冷蔵庫、洗濯機、エアコンのランキングは多くの日本メーカーを追い越し、世界シェアの上位に位置しています。レノボは日本の大手PCメーカーを遥かに上回り、世界3位まで昇りつめました。ハイアールとレノボは巨大な中国市場だけではなく、先進国や新興市場である発展途上国にも積極的に参入しています。このような両社のグローバル戦略により、今後の世界シェアはさらに拡大し、日本の家電、PCメーカーを大きく引き離すと予想されます。

ハイアールとレノボは設立から22年の若い会社ですが、これまで急速な成長を遂げてきました。日本の家電メーカーと比較するとまだ規模は小さいものの、このような短期間で日本のメーカーを追い抜いてきた力は非常に脅威であると言えます。

両社は今後の戦略について、日本メーカーの過去のグローバル戦略を踏まえながら、独自の経営戦略とグローバル戦略を打ち出していて、日本のメーカーのほとんどは100年以上の歴史を持っており、技術力、経営力面でも優れているますが、歴史の浅い中国企業の経営力では、単純に国内での成功が海外でも通用するとは限りません。しかし新興市場への進出に関して中国政府が20年前の開放・改革、政策と同様に積極推進する場合、中国企業としてはもちろん進出がしやすくなるでしょう。

日本企業は長らくグローバル戦略で大きな成果を挙げてきましたが、バブル崩壊後、近年までデフレが続き、日本経済が低迷しているうちに韓国のサムスンやLGに追い抜かれてしまった状態です。最近になって日本の経済にもようやく明るい兆しが見え始めてきましたが、ハイアール、レノボなどの中国企業が急成長を遂げ、中国市場だけではなくグローバル戦略も打ち出すなど、世界市場において日本企業のライバルになりつつあります。 今後ハイアールとレノボは、日本、韓国企業に追いつくためにM&Aという新たな手段で技術力、ブランド力、世界市場シェア、人材を確保していくことが予想されます。

21世紀に入ってからの代表的な事件の1つにレノボのIBMパソコン部門の買収が挙げられますが、これは中国政府の「走出去」(積極的に海外に出ていく)、「走進去」(海外市場に浸透する)、「走上去」(海外市場の主流になる)という国策に後押しされたといってよいでしょう。今後、中国企業の資金力、経営力、技術力の強化、また政府、金融機関の全面的な支援を得て、これまでにも増して積極的に海外に進出していくものと思われます。

■調査範囲

本レポートは大きく5部で構成されています。第1章はハイアールとレノボの成長及び2006年の決算内容を詳細に分析し、第2章ではハイアールとレノボのマーケティング戦略と製品戦略について分析を行いました。ハイアールとレノボのマーケティング戦略については、中国国内のマーケティング戦略と海外のマーケティング戦略を分けて分析しています。また製品戦略については両社の主力製品と今後の製品戦略を分析しています。第3章ではハイアールとレノボの人材育成戦略について分析を行う。ハイアールとレノボの独特な人材育成方法、人事管理等について日本の家電メーカーと比較しながら分析しています。第4章ではハイアールとレノボの経営戦略とグローバル戦略を分析する。ハイアールの中国国内におけるM&A戦略とレノボのIBMパソコン部門の買収劇、そして今後の戦略について分析する。第5章ではハイアールとレノボが今後中国国内市場からグローバル市場へ中心を移行するにあたり、日本の関連企業のライバルになりつつある状況を説明し、今後の両社の注目すべき動向を指摘します。

■調査方法

本レポートではプライマリーリサーチとセカンダリーリサーチを並行して行っています。プライマリーリサーチとして関連企業とのEメールインタビュー、専門家とのインタビューを同時に進行しました。背セカンダリーリサーチとしては、ハイアールとレノボの公開資料と関連文献、各製品にかかわる業界紙、中国内外のさまざまなメディアの分析記事など収集し、分析を行いました。

■■資料目次■■

目次

エグゼクティブサマリー

1 業績分析
 1-1 ハイアールとレノボの成長
  1-1-1 ハイアールの売上高の推移と沿革
  1-1-2 レノボの売上高の推移と沿革
 1-2 2006年決算ハイライト 
  1-2-1 ハイアール
  1-2-2 レノボ

2 マーケティング戦略及び製品戦略分析
 2-1 ハイアールとレノボのマーケティング戦略
  2-1-1 ハイアール
    1) 国内マーケティング戦略
    2) 海外マーケティング戦略
  2-1-2 レノボ
    1) 国内マーケティング戦略
    2) 海外マーケティング戦略
 2-2 ハイアールとレノボの製品戦略
  2-2-1 ハイアール
  2-2-2 レノボ

3 ハイアールとレノボの人材育成戦略
 3-1 ハイアール
 3-2 レノボ

4 ハイアールとレノボの経営戦略及びグローバル戦略
 4-1 ハイアール
    1) ハイアールの「先難後易」戦略
    2) ハイアールのM&A戦略
 4-2 レノボ

5 日本企業への示唆
 5-1 ハイアールとレノボの中国国内からグローバル市場への移行
 5-2 ハイアールとレノボの外国企業に対するM&Aが活発化へ
 5-3 ハイアールとレノボはミドルエンド製品からハイエンド製品へシフト

■■表目次■■

[表 1-1]青島ハイアールの基本情報
[表 1-2]青島ハイアールの損益決算(2005年-2006年)
[表 1-3]青島ハイアール製品別の売上及び収益率(2006年)
[表 1-4]ハイアール電器の基本情報
[表 2-1]中国企業ランキングトップ25社(2006年売上規模基準)
[表 2-2]中国の企業ブランドランキング(2006年)


■■図目次■■

[図 1-1]ハイアールの売上推移
[図 1-2]ハイアールの事業分類
[図 1-3]ハイアールの製品別生産台数(2005年-2006年)
[図 1-4]世界の冷蔵庫メーカー別生産台数(2003年実績)
[図 1-5]レノボの売上高推移(2000年-2006年)
[図 1-6]レノボ製品のラインアップ
[図 1-7]世界のパソコン市場におけるメーカー別出荷台数(2005年1Q-2006年4Q)
[図 1-8]世界パソコンメーカーの市場シェア(2006年)
[図 1-9]ハイアールグループの総売上高、営業利益及び輸出額(2005年-2006年)
[図 1-10]ハイアールと上場会社の持株関係(2006年基準)
[図 1-11]レノボの地域別シェア(2006年度基準)
[図 1-12]レノボの地域別売上高の推移(2005年-2006年)
[図 1-13]レノボの製品別売上高の推移(2005年-2006年)
[図 2-1]ハイアールのマーケティング戦略
[図 2-2]]ハイアールの製品戦略
[図 2-3]ハイアールの生産・販売管理モデル
[図 2-4]世界の総合家電メーカーのポジショニング
[図 2-5]レノボの製品戦略
[図 2-6]レノボのダブルブランド戦略
[図 2-7]世界のパソコンメーカーのポジショニング
[図 3-1]ハイアールの「競馬式人事育成及び人材管理」
[図 3-2]ハイアールと日本企業の人事管理比較
[図 3-3]レノボと日本PCメーカーの企業戦略比較
[図 3-4]ハイアール、レノボと日本家電メーカーの競争力比較
[図 4-1]ハイアールの発展戦略
[図 4-2]ハイアールのグローバル戦略(現地化)
[図 4-3]ハイアールの国内M&A戦略
[図 4-4]ハイアールの海外M&A戦略
[図 4-5]レノボのIBMパソコン部門の買収スキーム
[図 4-6]レノボ持株会社の構成図(2006年基準)
[図 5-1]ハイアールとレノボの今後の戦略


■■資料の仕様■■
商 品 名:「中国ハイアールとレノボのグローバル戦略分析 」
発 刊 日:2007年 7月
判   型:ワードA4カラーコピー印刷 68 ページ 
発   行:ROA Group
販   売:グルーヴプロモーション株式会社(旧 株式会社ナノプロ)
頒   価:【PDF版】99,750円(税込)
      【PDF+印刷版】102,900円(税込)
      【印刷版】99,750円(税込)

■■お申し込み方法■■
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■■グルーヴプロモーション株式会社について■■
設立:2006年1月
会社名:グルーヴプロモーション株式会社(旧 株式会社ナノプロ)
所在地:
本社/東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイス18階
神南オフィス/東京都渋谷区神南1-13-8パーク・アヴェニュー神南404
事業内容:
(1)ネットプロモーション事業
インターネットならびにモバイル向けの成果報酬型プロモーション事業
(2)デジタル・プラットフォーム事業
デジタル配信できるあらゆるコンテンツをカバーするプラットフォーム事業
(3) メディア&コンテンツ事業
システム・プラットフォームの開発ならびに提供
関連コンテンツの制作・販売

代表取締役:森田裕行
URL: (リンク »)


■■本件に関するお問い合わせ先■■
〒150-0041
東京都渋谷区神南1-13-8パーク・アヴェニュー神南404
グルーヴプロモーション株式会社(旧 株式会社ナノプロ)
TEL:03-6379-9771 / E-Mail: info-mrr@nanopro.jp
担当:MRR事業部
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