今回、MCSが納入した『DiviCom(R) MV500』は内部のハードウェアを強化したのみならず、“LookAhead”(予測処理プロセス)の強化とMCTF(Motion compensated temporal filtering;動き補正フィルタ)の導入により、動きの激しいシーンでも画質を破綻させないような技術がさらに強化されております。その他にも様々なソフトウェアの機能強化により画質向上比(Harmonic社発表)10%~15%程度向上させております。また、Harmonic社製のマルチプレクサとの組み合わせにより強力な統計多重機能も提供できます。これは使用帯域が限られる衛星放送において複数の番組をリアルタイムに有効活用できるため、北米を始めとする多くの衛星放送事業者で採用されております。今ではほとんど製品開発や機能強化をしないMPEG2についても、Harmonic社は継続的にファームウェアの更新により画質の向上を図っております。
今後もMCSはHarmonic社と協力して株式会社アイ・ヒッツをはじめとする国内のケーブルテレビ業界およびIP放送を手がけている通信事業者様へ、海外の先進的な技術をうまく日本の放送規格(ARIB)に適応させて効率的で安価な放送システム構築のお手伝いをさせて頂きます。
【MCSの概要】
MCSは、IP放送システム構築、IP電話付加価値サービスおよび映像系システムにおいて先進的な技術力により次世代ネットワークの一翼を担うべく、2001年04月に設立されたベンチャー企業です。これまでにIP放送分野のリーディングカンパニーとして、Harmonic社エンコーダやConax社CAS製品に代表される海外のIP放送関連機器を国内仕様にインテグレートし国内多数の通信事業者へ提供しております。
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