EMCジャパンでは、KnowledgeMarket(R)により情報へのアクセス性が向上し、双方向コミュニケーションが活性化するなど、業務の効率化・生産性向上が期待できるとのメリットが認められたため、今回の全社導入に踏み切りました。
EMCジャパンでは、今回のKnowledgeMarketの全社展開にあたって、以下の3つの狙いを掲げています。
* 全社の情報基盤として利用され、効率的な情報共有を実現する
* 仕事ぶりを通じて社員個人の専門性を顕在化する
* 組織の壁を超えた相互コミュニケーションを実現する
具体的な活用内容としては、全社の情報共有はKnowledgeMarket上で行うことを明文化し、全社と部門ごとのポータルサイトへ既存システムの情報を移行・集約しました。今後は業務情報のやり取りにKnowledgeMarketを利用することで、社員同士がやりとりを行う、双方向性のある情報共有が可能になります。また、既存システムとのリンクを設けることで散在する情報へのアクセスが容易となります。各ポータルでは、担当分野ごとのカテゴリーを設けて情報共有を推進していくことで、いわゆるKnow-Who(誰が何に詳しいのか)を構築し、社員どうしの自発的なやりとりを促進し、個人が持っている知識・ノウハウを組織全体で共有できる環境を整えました。
今回のKnowledgeMarketの導入について、EMCジャパンの執行役員 事業推進本部長の鈴木信彦様は次のように述べています。
これまでは、情報が一方通行になりがちだったため、受け手の反応に基づく情報品質のカイゼンを効果的に実現できませんでした。また、社内の専門家に辿り着くのに時間がかかり、業務の効率化を阻害する要因となっていました。KnowledgeMarketは、閲覧者のフィードバックにより情報の品質を見える化できることに加え、ツール上の活動履歴を蓄積したKnow-Whoデータベースにより、個人の強みや専門性を炙り出せることが採用に至った理由です。導入から1ヶ月経過した現在では、約半数の社員が毎日アクセスするまでになりました。今後は、情報 x 個性が生み出す『化学反応』を活用して、EMCジャパンが次なるステージへ飛躍することを期待しています。
更に、今後の展開として弊社の『Documentum』や『Centera』とKnowledgeMarketとの連携も視野に入れた検討を行っています。そうなれば、エンタープライズ・コンテンツ・マネージメント・ソフトウェア『Documentum』やアーカイブストレージ『Centera』が内部統制やコンプライアンスまでを包括した情報管理を実現し、さらにKnowledgeMarketが情報の共有と活用を容易に行える環境を補完することで、ますますビジネスにおける情報活用が期待できます。
リアルコムでは今後、EMCジャパンでのKnowledgeMarketの採用を受け、IT企業に対する情報共有基盤の提供を推進し、一層の製品・ソリューション力向上に努めて参ります。
■REALCOM(R) KnowledgeMarket(R)の概要
KnowledgeMarketは、先進企業と共に積み上げてきたワークスタイル変革のベストプラクティスが集約された情報共有・ナレッジマネジメントソフトウェアに、ブログ・SNSに代表されるWeb2.0テクノロジーを融合させた「本格的Enterprise2.0スイート」です。
マッシュアップポータルを提供し、コンテンツ管理やコラボレーションに必要な基本機能を備えており、柔軟な「場」の設定や自動的なKnow-Whoの構築、トラッキング・分析機能により人中心の情報共有を実現しています。
■リアルコム株式会社について
リアルコムは「人中心のエンタープライズコンテンツマネジメント」により、人・情報・ナレッジを有機的に結びつけ、企業を活性化します。そのために、ソフトウェアとコンサルティングを一体として提供し、経営課題解決につながるソリューション提供を実現しています。
リアルコムは今日までに株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社八十二銀行、ソニー株式会社、ファイザー株式会社、NTTソフトウェア株式会社、丸紅株式会社、三井物産株式会社など170社を超える優良企業の50万人以上のユーザーに活用されています。
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