「今日の堅実な利益のある加入者向けのテレビサービスは、オンラインやモバイルのエンターテインメントサービス、HD-DVDやブルーレイディスクなどの新しい高品質なパッケージ製品との新たな競争に直面している。消費者が"エンターテインメント"と呼ぶものは、根本的に変化しつつある。それは、従来のテレビ番組などに代わって、友達や家族と即座にコンテンツを共有し、ソーシャルネットワークやバディリストで小さなユーザコミュニティに接続することなどである。より高品質なコンテンツがオンラインに登場すれば、調査対象の消費者は、何もかもをインターネットで入手して、支払い月額を削減しようと考え始めるだろう」とインスタット社のアナリストGerry Kaufhold氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 30%程度の回答者がテレビの加入をやめて、インターネットを使用してテレビ視聴をしている
■ 回答者の42%は、何百ものチャンネルがあるにもかかわらず、現在のテレビ配信サービスからは十分な国際的なニュースや情報を得ていないと考えている
■ 全回答者の約40%は、2009年2月の米国のアナログ停波を「初めて聞いた」と回答している
インスタット社の調査レポート「米国のTV視聴者調査 - US TV Viewer Survey: Online Bids to Usurp Pay-TV」は、米国のテレビ視聴、メディア、オンライン行動に関する消費者の態度と認識を調査した。米国消費者のメディア消費の調査に関する分析も掲載している。
[調査レポート]
米国のTV視聴者調査
US TV Viewer Survey: Online Bids to Usurp Pay-TV
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