西宮市は、昭和36年から行政事務のコンピュータ化を推進し、設計・開発・運用・保守に至るまで、すべて市の職員自らが行う体制を整えてきました。
ホストコンピュータで住民基本台帳や税務などの基幹業務をはじめ、多くのシステムにおいて開発の標準化(使用言語はCOBOL)を徹底し、少人数で効率よく開発してきましたが、大幅な運用コストの削減とユーザビリティーの向上が見込めるため、基幹業務のWeb化を検討していました。
Biz/Browser 採用の決め手となったのは、「Web化によるクライアント資産(PC)の有効活用と運用コストの削減を行いつつも、従来構築してきた開発標準モデルを作ることが可能で、開発/保守の生産性を維持できること、ユーザに適切なインタフェースを提供できることが分かった」ことでした。
47万都市である西宮市をはじめとする全国の自治体では、個人の名前/住所などを全て正しい文字で表現するためには外字での表現を必要とします。Web化での採用検討にあたってこの課題の解決は必須でしたが、アクシスソフトがBiz/Browserでの対応を表明、即座に開発に着手したことを受け、外字対応部分で特許を取得しているPrintStream Coreとともに採用を決定しました。行政情報システムのWeb化における重要な課題が解決されることとなりました。
用語解説
【西宮市について】
都道府県:兵庫県
面積:100.18km2
総人口:476,185人(平成19年9月1日現在)
市役所所在地:〒662-8567 兵庫県西宮市六湛寺町10-3
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参考:日経BPガバメントテクノロジーと東京コンサルティングによる第一回「自治体情報システムに関する実態調査」(2005年7月実施)で1位、日経パソコンによる「e都市ランキング」では2005年、2006年に2年連続首位を獲得しているIT化が推進されている都市。
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