Bell Canadaがコア・ブロードバンド・ネットワークに Nortelの40Gオプティカル・ソリューションを採用

ノーテルネットワークス株式会社

2008-09-04 15:00

トロント発 – Nortel* [NYSE/TSX: NT]は、カナダ最大手の通信事業者Bell Canada(以下、Bell)が同社のバックボーン・ネットワークにNortelの40Gオプティカル・ソリューションの導入を開始したことを発表しました。
Nortelの40G Adaptive Optical Engineは、モントリオール-ニューヨーク間、トロント-シカゴ間、およびトロント-モントリオール間のBellのトラフィック・ルート内において、ネットワーク帯域幅を現在の4倍に増大することができます。今回の投資によってBellは、同社のバックボーン・ネットワークでさらに広いの帯域幅を利用でき、将来的により高速なアクセス速度をより多くの顧客に提供可能になります。

Nortelのメトロ・イーサネット・ネットワーク部門プレジデントのフィリップ・モラン(Philippe Morin)は次のように述べています。「Bellと協力し、Nortelにとってカナダ初となる40Gソリューションの導入を発表できることを嬉しく思います。カナダの大手通信事業者であるBellと当社が連携することで、カナダおよび国際的なブロードバンド市場が直面するネットワークの課題を解消し、ビジネス機会を確実に捉えることが可能になります。」

Bell Residential Servicesのプレジデント、ケビン・クルール(Kevin Crull)氏は次のように述べています。「ネットワーク・バックボーンの一部としてNortelの40Gソリューションを採用したBellは、最先端のテクノロジーを推進しつづけることで、カナダの消費者と企業に強力なインターネット・エクスペリエンスを提供することになります。」

Nortelのソリューションによって、40GのトランスミッションはBellの現在の10Gネットワーク内に共存することが可能になります。その結果、人の髪の毛より細い光ファイバ・ケーブルを使って、ネットワーク上で大量の情報を搬送することができます。既存のインフラストラクチャーを使用するため、Bellは、ネットワークのメトロ部分や長距離部分に新たにファイバーを敷設したり、代替ソリューションを導入したりする必要がなく、大幅にコストを節減することができます。

今回のソリューションは、シンプルなプラグアンドプレイのテクノロジー・コンポーネントを使用して、既存の10Gネットワークを40Gソリューションに容易にアップグレードすることが可能になりました。Nortelはこのソリューションにより、技術の飛躍的な進歩を果たしたことになります。このソリューションの大きな特長の1つは、コヒーレント検出を備えたDual Polarization Quadrature Phase Shift Keying変調方式です。これが、10Gネットワークを利用した40Gの運用と、ネットワークからのすべての補正要求をなくし、それに関連する設備投資や運用コストを削減する先進のデジタル信号処理を可能にします。他のアプローチでは、Nortel製品の半分足らずの距離しか情報光信号を搬送できない高価な機器が必要になります。

本ソリューションは、より俊敏で適応性の高いオール・オプティカル・ネットワークへの移行を実現するOptical Multiservice Edge 6500に組み込まれ、Nortel Common Photonic Layerライン・システム上で稼働します。

Nortelについて
Nortelは、通信技術分野のリーダーとして、BUSINESS MADE SIMPLE(ビジネスをよりシンプルに)という理念を具体化して顧客の皆様に提供します。Nortelは通信事業者と企業の双方に向けた次世代技術により、マルチメディアやビジネスに必要不可欠なアプリケーションをサポートします。またNortelは、ネットワークを簡素化し、人と必要な情報を必要なときに結びつけて、効率改善、迅速化、パフォーマンス向上における障害を取り除くよう技術設計を行っています。Nortelの事業展開は世界150か国以上におよびます。詳しくは、www.nortel.com をご覧下さい。またNortelに関する最新のニュースは、www.nortel.com/news でご覧いただけます。

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