ネットアップ、仮想インフラ環境向けに導入するストレージ容量の50%削減キャンペーンを実施

リソースの利用効率を向上させコスト削減を最大化

ネットアップ株式会社

2008-11-17 11:00

ネットアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大家 万明)は、VMware ESXサーバ環境を利用した仮想インフラ環境において、ユニファイド・ストレージ「NetApp FASシリーズ」を、ネットアップ・プロフェッショナル・サービスを利用して新規に導入するお客様を対象としたキャンペーン*を、本日より2009年3月31日まで実施します。本キャンペーンは、ネットアップ・プロフェッショナル・サービスが、世界各地で積み重ねてきた経験に基づくベストプラクティスに従って、お客様のストレージ環境の分析および導入を実施し、ネットアップが独自で推定した他社製ストレージで構築した場合**と比較して、そのストレージ容量を50%削減して提供するものです。お客様の導入時に、ストレージ容量の削減が50%に満たなかった場合には、削減できなかったデータ容量分のストレージディスクを無償で提供することを保証します。これにより、お客様は、仮想インフラ環境に導入するストレージ容量を50%削減して、初期導入コストを抑えるとともに、運用に伴う消費電力、冷却コスト、設置スペースを削減することができます。

このキャンペーンは、ストレージ専用OS「Data ONTAP」に搭載されているシンプロビジョニング、重複排除機能、RAID-DP、Snapshotなど、ストレージリソース効率を向上させるネットアップ独自の技術を、ネットアップ・プロフェッショナル・サービスが導入に際して実施するベストプラクティスに基づき提供します。

現在、ネットアップ独自のリサーチによると、ストレージの利用率は平均40%にとどまっています。つまり、一般的なITシステムを導入している企業では、購入したストレージの半分以上が使われていない計算になります。さらに、ディスクに格納されているデータの大半は重複データです。この傾向は、仮想マシンごとに同じサーバOSとアプリケーション・ソフトウェアをインストールする仮想サーバ環境で特に顕著で、ストレージだけでなく余剰な消費電力と設置スペースを必要とし、ITコストの増大を招いています。ネットアップでは、独自の技術を活用することで、コスト削減やビジネス環境の変化への柔軟な対応など、サーバ仮想化の効果を最大化させるリソース利用効率の高いITシステム基盤の構築に努めてまいります。

用語解説

シンプロビジョニング
ストレージの仮想化により実現した、ボリュームを柔軟に拡大・縮小できる「FlexVol」の技術によって、必要に応じてアプリケーションに割り当てるストレージ容量を物理容量よりも大きく仮想的に提供することで、ストレージの初期投資を抑えるとともに、ストレージの効率化を図ります。

重複排除機能(Deduplication)
バックアップやアーカイブ用途だけでなく、プライマリ用途でも利用可能なネットアップの重複排除機能により、ディスク上から重複データを排除することで、ディスクの消費量を最小限に抑え、ストレージの利用効率をさらに向上します。

RAID-DP(RAID-6)
RAIDで構成されるボリュームのうち2台のディスクに同時に障害が発生した場合でもデータを保護する技術。さらに、ネットアップ独自の技術による「RAID DP」は、要求の厳しいアプリケーション環境においても優れたI/Oパフォーマンスを提供します。「RAID-DP」は、RAID 10と比較した場合においても、優れたデータ保護とパフォーマンス優位性を提供し、この機能の実装によるパフォーマンス的なオーバーヘッドもありません。

Snapshot
スペース効率に優れたオンラインバックアップイメージの取得により、特定時点でのデータ状態への復元を瞬時で可能にするとともに、パフォーマンスに影響を及ぼすことなく、最小限のストレージ容量でのデータ全体の保護を実現します。

キャンペーンの詳細は弊社ウェブサイトをご覧ください
(www.netapp.com/jp/solutions/infrastructure/virtualization/guarantee-ja.html)。
また同サイトでは、現在のストレージ容量を利用アプリケーションごとに数値化し、
ネットアップのストレージを利用した場合のストレージ削減効果を試算する計算ツール
「Storage Efficiency Calculator」( (リンク ») )が提供されています。


*当該保証内容および関連プログラム(以下「Program」)は、『Program Guide』および『Acknowledgement For 50% Virtualization Guarantee Program』の両文書における規定条件にのみ適用され、Programの発効日以降に行われる発注についてのみ有効です。Programの利用者は、『Program Guide』の諸条項、および『Program Guide』に記載された参照文献内で示されるすべの指示ならびに仕様に従う必要があります。NetAppは当該保証および関連するProgramの規定に従い、追加のストレージ容量を提供します。当該保証および関連するProgramの規定に従った追加ストレージ容量の提供が、当該保証および関連するProgramの条件に関し、NetAppの唯一かつ排他的な責任、および利用者の唯一かつ排他的な救済となります。

**同環境は特定の条件下にある環境に限られます。条件など詳細に関しては、下記URLをご参照ください。www.netapp.com/jp/solutions/infrastructure/virtualization/guarantee-ja.html

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

  2. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  5. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]