光学センサを搭載した画期的なポータブルカードリーダを発売

併せて、大型ディスプレイで取引内容を一目で確認・署名できるUSB接続可能なカードリーダも発表

株式会社VASCO Data Security Japan 2008年11月19日

 インターネット認証ソリューションの株式会社 VASCO Data Security Japan (バスコ・データ・セキュリティ・ジャパン、東京都千代田区、本社 米国イリノイ州、NASDAQ VDSI、以下 VASCO) は、新たにICカードと連動するポータブルカードリーダ2製品を発表いたしました。

 VASCOでは、さらに深刻化するインターネット環境におけるPCプラットフォームの脆弱性からユーザを保護するとともに、ワンタイムパスワードおよび電子署名の普及促進を目的に、複雑な操作性を排除し、使い勝手の良いインタフェースを提供していくことを今後も積極的に進めていきます。

 このたび発表したのは以下の2製品です。

● DIGIPASS 835(デジパス 835)
DIGIPASS 835 は、光学センサを搭載し、PCからのデータ転送をわずか数秒で行えるようにした、従来にはないポータブルカードリーダです。PCとの接続が不要なため操作性が極めて高い製品で、金融機関のオンライン取引におけるチャレンジ&レスポンス方式のユーザ認証、および電子署名の利便性を向上しました。

 この光学センサによって、DIGIPASS 835に PCの画面上に表示されているウェブサイトからの暗号化されたデータを自動的にダウンロードすることが可能になります。DIGIPASS 835をPCの画面にかざすと、コンピュータ画面上の点滅パターンを、 DIGIPASS 835に内蔵されたフォトトランジスタ(光学センサ)が読み取り、転送処理が自動的に実行されます。データ転送は数秒で完了し、PCと接続してソフトウェアやドライバをインストールする必要はありません。

 カードリーダ上部に装備されたゴム製のバンドにより、読取角度を最適に調整して画面データの読み取り精度を向上させることができます。DIGIPASS 835 の光技術は、CRT、TFT、LCD、LED、プラズマなど、あらゆる方式のディスプレイに対応しており、5 つのフォトトランジスタで、20 fps (フレーム/秒) のデータ転送速度を実現しています。

 DIGIPASS 835 の発表によりVASCOのポータブルカードリーダによるソリューションはより強化されました。VASCOではこれまで約1,000 万台にも及ぶポータブルカードリーダを、世界各地の30 以上の金融機関に対して大規模展開してきたという、長年にわたる実績を有しています。

 DIGIPASS 835 は、VASCO が誇る強力な認証プラットフォーム VACMAN Controller (バックマン コントローラ) によりサーバ側での検証が行われます。VACMAN Controller を3Dセキュア(クレジットカードの利用者が本人であるかどうかを確認するための本人認証サービス)のインフラに統合することにより、DIGIPASS 835によるワンタイムパスワード認証およびトランザクション内容の電子署名が可能になるなど、エンドユーザに対してより安全なオンライン取引環境を提供することが出来るようになります。また、DIGIPASS 835 は、柔軟なカスタマイズ (ロゴ、色など) が行えるため、金融機関をはじめとする多様なユーザのさまざまな特殊ニーズに対応することができます。

 DIGIPASS 835の出荷は本日より開始いたします。


● DIGIPASS 865(デジパス 865)
 DIGIPASS 865 は、セキュリティデバイスとしては初めて8 行×21 文字の大型ディスプレイを搭載したUSB接続可能なポータブルカードリーダです。電子署名時に、署名する内容がそのまま確認できる"What You See Is What You Sign" の環境を実現することで、重要なトランザクション内容を確実かつ容易に視認することが可能になりました。
この先進的なディスプレイは、電子署名にとっての新たな標準となることが期待されます。ユーザは、オンライン取引で署名を行う際に、ディスプレイ上で取引内容を一目で確認できるため、インターネット上の電子商取引のセキュリティは格段に強化されることになります。

 DIGIPASS 865はUSB接続モードと非接続モードでの利用が可能です。
 USB接続モードでは、ICカード社員証や公的個人認証サービス対応ICカードなどに対応するICカードリーダとしてセキュアな企業ネットワークに対する本人認証、電子契約の電子署名など標準的なPKIアプリケーションを活用することが可能です。さらに、PCの画面上ではなく、リーダ本体に直接ICカードの暗証番号を入力することによりキーロガー等から守られた安全な暗証番号(PIN)認証も実現できます。また、DIGIPASS 865はリモート環境からアプリケーションをカードリーダに安全にダウンロードすることもできます。
 非接続モードではICを搭載したATMカード、クレジットカード等と連動し、ワンタイムパスワードおよび電子署名が生成でき、eバンキング、電子商取引など、一般コンシューマ向けに簡単に利用できる高度なセキュリティを提供することが可能です。

 DIGIPASS 865 の使用にあたって、ネットワーク管理者が特別な設定作業を行う必要はありません。金融機関では EMV(金融向けICカードの世界共通規格) のインフラへの既存の投資を効果的に利用していくことができます。さらに、DIGIPASS 865 には下位互換性があるため、大規模なセキュリティ対策を講じることなく、既存のアプリケーションにシームレスに対応していくことができます。このため、既存顧客を対象とした移行作業もスムーズに行うことが可能です。

 またDIGIPASS 865 は、USB CCID (Chip/Smart Card Interface Devices) 仕様に準拠している為、Windows、Linux、Mac OS を始めとする標準的なオペレーティングシステムをすべてサポートします。同製品は、単 4 電池 2 本で動作し、テンキー 10 個とファンクションキー 8 個から成るキーパッドを搭載しています。各ファンクションキーには特定の動作を割り当てられ、キーを押すことで該当する動作を実行できます。

 DIGIPASS 865の出荷は2008 年内に開始される予定です。

 VASCO の代表取締役および COO であるヤン・バルキー (Jan Valcke) は次のように述べています。「オンライン金融取引のセキュリティは、単に強固であればよいというのではなく、ユーザにとって使い勝手のよいものであることが重要です。使用方法が複雑なゆえにエンドユーザへの普及が進まないとしたら、いかに優れたセキュリティシステムであっても意味がありません。VASCO は、DIGIPASS 835 においてきわめて高い操作性を実現し、光インタフェースによってユーザの使い勝手の向上を図ることができました。
また、インターネット環境における PC プラットフォームの脆弱性は拡大する一方です。DIGIPASS 865 は、こうした脆弱性に対するソリューションとなります。現在、PKI、電子財布、e バンキングなどのアプリケーションは、以前にも増してトロイの木馬やキーロガーなどの攻撃にさらされるようになっています。もはや、固定パスワードではアプリケーションを安全に保護することは不可能です。こうした状況に対する有効なソリューションは、暗証番号の入力を、コンピュータ上のキーボードではなく、DIGIPASS 865 のキーパッドで行うことです。これにより強固なセキュリティが実装でき、インターネット上の不正な行為からユーザを保護することが可能になります」

DIGIPASS 835およびDIGIPASS 865の写真データをご用意しています。
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製品の詳細情報については、www.vasco.co.jp をご覧ください。


●VASCO Data Security (バスコ・データ・セキュリティ) について: VASCO (VASCO Data Security International) は強力な認証と電子署名のソリューション、およびサービス分野における No.1 サプライヤです。1,200 社もの国際金融機関をはじめ、100 カ国以上の 8,000 社を越す企業を顧客に持ち、こうした企業のインターネット上の安全を日々守り続けている、世界をリードするソフトウエア・カンパニーです。VASCOのソリューションは、主に金融、エンタープライズセキュリティ、電子商取引、電子政府で活用されています。

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