米国調査会社インスタット社は、802.15.4とZigBee無線センサーネットワークの9つの主要なアプリケーションの内、最も重要なのは自動計測(AMR)とスマートエネルギーであると報告している。その他のアプリケーションは、家電、ビル制御、産業プロセス制御、住宅向け制御システム(ホームオートメーション)である。
ZigBeeは、米国では大きなマーケティング努力がなされ、過去数年間、無線センサーネットワークでは最も認知度が高かった。
「無線のアプリケーションには多くの技術が用いられているが、ZigBeeは急成長しているスマートエネルギーでの利用が重要になってきている。世界規模では、これらの技術を公益や政府が顧客への配信、監視、請求に利用し、より効率的に環境によくしようとしている」とインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 802.15.4ノードとチップセット出荷数は、2007年の700万から2012年に2億9200万に達するだろう
■ センサーネットワーク技術やソフトウェアスタックの3分の1が、ZigBeeスタックを含む802.15.4である
■ 802.15.4は、RF4CEによって家電市場に登場しつつある
インスタット社の調査レポート「短距離無線ネットワーク市場調査:IEEE802.15.4、ZigBee等の技術、コンポーネント、アプリケーション、ベンダ - 802.15.4 - A New Sense of Energy」は、802.15.4技術の世界市場を調査している。カテゴリ/アプリケーション毎のノードとチップセット展開数、地域毎のノードとチップセット展開、IEEE802.15.4マイクロコントローラの平均価格(ASP)、部品構成(BOM)とコスト、平均収益の2012年までの予測と、有線プロトコルと標準、コンポーネント、アプリケーションタイプ、ベンダプロファイルを記載している。
【調査レポート】
短距離無線ネットワーク市場調査:IEEE802.15.4、ZigBee等の技術、コンポーネント、アプリケーション、ベンダ
802.15.4 - A New Sense of Energy
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