「携帯電話事業者各社の設備投資動向と今後の展望」を販売開始

~1兆円超の投資は持続傾向 LTE導入では大幅投資増を見込めず~

サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社

2009-03-11 09:00

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都渋谷区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「携帯電話事業者各社の設備投資動向と今後の展望」の販売を開始しました。
報道関係者各位

平成21年3月11日
サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
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サイボウズ・メディアアンドテクノロジー、
    「携帯電話事業者各社の設備投資動向と今後の展望」を販売開始

  ~1兆円超の投資は持続傾向 LTE導入では大幅投資増を見込めず~
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■■ 要約 ■■

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都渋谷区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「携帯電話事業者各社の設備投資動向と今後の展望」の販売を開始しました。

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■■ 資料概要 ■■

◇国内事業者の2000年度以降の累積投資額は12兆円を突破
これまで国内事業者各社は携帯電話ネットワークの構築などに多額の設備投資を行ってきました。NTTドコモなどは2000と2001年度に単独で1兆円を超える投資額を投下しています。国内最大手のNTTドコモは事業規模も大きく、国内の携帯電話市場を牽引してきた自負もあるため、インフラ投資には他の追随を許していません。一方、KDDI(au)やソフトバンクモバイルも過去に3,000億円超の投資を行っており、KDDI(au)に限れば、現在は2GHzと新 800MHz帯向け投資が山場に差しかかり、投資額は4,000億円弱にまで拡大しています。

◇LTE向け投資は大幅な投資額の増加要因にはならず
今後の国内事業者各社における設備投資額の増額に関し、LTEやHSPA+方式の導入が期待されます。しかし、国内事業者各社は3.9Gが3Gの延長線上にあるため、一様に大幅な投資額の増加はないとしています。そのためLTE向け投資は大幅な投資額の増加要因とはならないものの、今後も国内事業者4社による投資額合計は1兆3,000億円規模で推移していくものとみられます。それに伴い、大幅な投資額の増加はシステムの変わる4G導入まで待つことになりそうです。


■■キーワード■■

◇年間1.3兆円の投資を継続!!
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国内事業者は1994年度以降、年間平均で1兆3,000億円強の設備投資を行ってきました。

◇縮小化進む設備投資!!
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2GHzと新800MHz帯向け投資が山場のKDDI(au)を除き、今後はNTTドコモやソフトバンクモバイルはが投資額を縮小化させる計画です。

◇4G導入で大幅な投資増!!
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LTE導入に投資増が期待されるものの、LTEは比較的安価に導入できる見込みで、大幅な投資増は4G導入まで先延ばしになる見通しです。


■■2.事業者の設備投資額推移と予測(2007~2012年度)■■

◇年間1兆円超の投資額は1996年度から続く
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現在、国内市場にはNTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルといった携帯電話事業者4社がサービスを提供しています。事業者各社はユーザのサービス・エリアに関するニーズなどに応えるため、携帯電話ネットワークの整備や拡張を進めてきました。それに伴い、事業者4社における設備投資額は年間1兆円を超える規模になっています。総務省によれば、1996年度以降、年間1兆円超の投資額が投下されているそうです。


■■ 目次/図表 ■■

要約
  表:携帯電話ネットワークの状況と設備投資の将来予想
キーワード

1.市場概況
 国内事業者の1994年度以降の累積投資額は19兆円を突破
 LTE向け投資は大幅な投資額の増加要因にはならず

2.事業者の設備投資額推移と予測(2007~2012年度)
 年間1兆円超の投資額は1996年度から続く
  図:事業者4社の設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度、エムレポート推定)
  表:事業者4社の設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度)
  図:事業者4社の設備投資額の年度別推移(2000~2006年度)
  表:事業者4社の設備投資額の年度別推移(2000~2006年度)

3.3.9Gサービスの開発状況
 09年1月に4社の3.9Gサービス参入を容認した総務省
  表:携帯電話事業者4社のLTE導入計画
 NTTドコモの動向
  LTEの導入時期は標準化次第
  他事業者のHSPA+方式導入の懸念点
  08年12月にLTE向け低消費電力LSIの試作に成功
  08年12月にFOMAハイスピードのエリア人口カバー率100%を達成
  06年9月に英NGMNを設立
  表:英NGMNによる計画の基本方針
 KDDI(au)の動向
  コストや国際動向などからLTE採用を決定
  LTEシステムの供給メーカに日立製作所を選定
 ソフトバンクモバイルの動向
  2010年前半からHSPA+方式サービスを全国展開
  LTEの前にHSPA+方式を先行導入
  08年11月にLTE実証実験装置供給メーカに華為技術日本を選定
 イー・モバイルの動向
  LTEの前段階にHSPA+やDC-HSDPA方式を先行導入
  08年11月から国内初となるHSUPA方式を導入
  08年10月に総務省へLTEの実験試験局免許を申請
  表:イー・モバイルにおけるLTEの屋外実証実験の概要
  表:各通信規格の主な仕様

4.4Gサービスの開発状況
 2015年度以降に4Gを導入見込みのNTTドコモ
  表:NTTドコモのインフラ高速化計画
 09年度から4.5Gの研究開発に着手する総務省
 08年11月にIMT-Advancedの開発目標を定めたITU

5.携帯電話事業者の投資動向
 NTTドコモの動向
  縮小傾向に向かう設備投資額
  図:設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度、エムレポート推定)
  表:設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度)
  図:設備投資額の年度別推移(2001~2006年度)
  表:設備投資額の年度別推移(2001~2006年度)
  図:設備投資額の年度別推移(1994~2000年度)
  表:設備投資額の年度別推移(1994~2000年度)
  図:設備投資額の半期別推移と予測(2005~2008年度、エムレポート推定)
  大幅な投資増は4G導入まで待機
 KDDI(au)の動向
  2008と2009年度が設備投資の最盛期
  図:設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度、エムレポート推定)
  表:設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度)
  図:設備投資額の年度別推移(2000~2006年度)
  表:設備投資額の年度別推移(2004~2006年度)
  図:設備投資額の半期別推移と予測(2005~2008年度、エムレポート推定)
 ソフトバンクモバイルの動向
  投資縮小には一段落した3G網構築が要因
  図:設備投資額の年度別推移と予測(2000~2012年度、エムレポート推定)
  表:設備投資額の年度別推移と予測(2007~2012年度)
  表:設備投資額の年度別推移(2000~2006年度)
  図:設備投資額の半期別推移と予測(2005~2008年度、エムレポート推定)
 イー・モバイルの動向
  2010年度までに基地局投資で約3,000億円を投下
  図:設備投資額の年度別推移と予測(2005~2012年度、エムレポート推定)
  表:設備投資額の年度別推移と予測(2005~2008年度)

6.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


■■ 概要 ■■

商 品 名:携帯電話事業者各社の設備投資動向と今後の展望
発 刊 日:2009年3月3日
判  型:A4版26頁〔PDF資料〕
発  行:エムレポート
販  売:サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
頒  価:21,000円(税抜20,000円+消費税1,000円)

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■■ サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社 ■■

・設 立 :1995年10月
・資 本 金:257,916,250円
・代 表 者:代表取締役 土屋 継
・U R L: (リンク »)
・連 絡 先:〒150-0021
      東京都渋谷区恵比寿西1-3-10 ファイブアネックス8F
      Tel. 03-5457-3660/Fax.03-5457-0511
      info@ns-research.jp


■■ この件に関するお問い合わせ ■■

〒150-0021
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担当:谷口
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