2008年第4四半期および通年の事業/財務ハイライトを発表

統合セキュリティプラットフォームのコスト効率性が 顧客から高評価を得て、成長と採算性が向上

フォーティネットジャパン合同会社

2009-03-10 11:00

UnifiedThreatManagement/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、Fortinet<R>(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は本日、2008年第4四半期および2008年度の業績を発表しました。フォーティネットの統合セキュリティアプライアンスに対する堅調な市場需要とにより、2008年第4四半期の売上は前年同期比35%増の5,900万ドル、取扱高は同31%増の7,300万ドルとなりました。また 2008年度通年の収益は前年比36%増の2億1,200万ドル、取扱高は同30%増の2億5,200万ドルでした。


フォーティネットの創業者で同社のCEOであるケン ジー(Ken Xie)は次のように述べています。「昨今の経済の低迷で多くの企業がビジネスを縮小させている一方で、フォーティネットは堅調な成長を遂げ、2008年は創業以来、最高売上を達成しました。お客様がコストに敏感になっている中で、効率性は必須の新技術になっています。技術上の効率性およびコスト効率性は、フォーティネットの統合セキュリティプラットフォームが確立している基盤ですが、経済が不透明な時代にあってはフォーティネットにとってもお客様にとっても、このような効率性が功を奏しています」


フォーティネットの業績からも分かる通り、必須のセキュリティ技術への投資はもはや任意的なものではなく、また明確かつ測定可能な価値とROIという指標はネットワークの完全性を満たす上でも企業の最終収益の点でも、ビジネス上の緊急責務になってきました。その結果、世界中にいるより多くのお客様が自社のネットワークおよびアプリケーションの保護のため、優れた技術、導入の容易性、コスト効率性を備えたフォーティネットの統合セキュリティアプライアンスを選定するようになっています。


2008年第4四半期財務ハイライト
フォーティネットは12月28日を期末とする2008年第4四半期に収益、取扱高、現金、利益を増大させ、2008年の財務成長を達成しました。2008年第4四半期の取扱高は前年同期比31%増の7,300万ドル、収益は同35%増の5,900万ドルとなりました。2008年度通年のフォーティネットの取扱高は前年比30%増の2億5,200万ドル、収益は36%増の2億1,200万ドルでした。また、繰延収益の前年比31%増加によって、現金が増加し、3,400万ドルとなりました。これにより、2008年度の現金、現金同等物、および投資の期末残高合計は1億2,400万ドルとなりました。フォーティネットは2008年通年のGAAPベースで営業利益は黒字で、2005年以来、毎年連続して正のキャッシュフローを維持しています。
それに加えフォーティネットは2008年も、優秀な人材の雇用および新規採用を続けてきました。ソリューションに対する市場からの需要の増大に対応するため、同社は2008年に従業員数を14%増やし、2008年末における従業員総数は1,100名を超すまでに拡大しました。


2008年第4四半期の事業ハイライト
調査会社IDCによると、フォーティネットは全世界におけるUTM市場のリーダーの座を11四半期連続して守っています。IDCの最新レポート「2008年12月期ワールドワイドセキュリティアプライアンストラッカー」では、フォーティネットは2008年第3四半期におけるUTM出荷金額(1)で競合他社をしのいで総合首位になった他に、エンタープライズUTM市場(価格帯:2万5,000米ドルから4万9,900米ドル)の出荷金額および出荷台数でも首位に位置付けられています。このデータからもわかる通り、フォーティネットのソリューションの全世界の企業での導入が、さらに促進しています。現在までに同社は40万台以上のセキュリティアプライアンスを出荷しています。


また、新製品FortiGate-620B の発売により、市場をリードするFortiGate<R>複合脅威セキュリティ製品ラインを強化しました。エンタープライズ向け製品のFortiGate-620Bアプライアンスは、2008年上半期に発表した売れ筋製品であるFortiGate-310B と同様に、フォーティネットのハイエンドシステムの特徴である、高速化されたプロセッサと拡張されたネットワーク機能を備え、最大16 Gbpsのファイアウォールスループットおよび12 Gbpsの VPNスループットという記録的な性能を実現しています。


それに加え、フォーティネットと同社製品は2008年第4四半期中に、有力な第三社機関から下記のような評価を獲得しています。


●グローバルな調査会社Current AnalysisはフォーティネットのFortiGate アプライアンスに「5つ星評価」を与え、当製品がファイアウォール市場にとって「大変に驚異的」であると評しました。


●本拠を欧州に置くアナリスト企業Butler GroupはFortiGateアプライアンスの実地技術監査を行い、同製品が高性能、高スループットの業務環境が求める厳しい要求に見事に応えていると称賛しています。


●フォーティネットはデロイトの「シリコンバレー テクノロジー ファスト50」 賞で、シリコンバレー地域で急成長中の株式公開企業および非公開企業の21位に位置付けられました。


●同社はまた、世界最大のテクノロジー販売業者であるIngram Microから「Best New Vendor of the Year(新興ベンダー オブ ザ イヤー)」賞を受けました。


(1)IDCはチャネル経由および製造収入を除く、製品出荷による「出荷金額」をベンダー収入と定義。


※フォーティネットの名称はFortinet, Inc.の登録商標です。Fortinet、FortiGate、FortiOS、
FortiAnalyzer、FortiASIC、FortiAnalyzer、FortiCare、FortiManager、FortiWiFi、FortiGuard、FortiClient、およびFortiReporterはFortinet Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標です。

用語解説

フォーティネット会社概要 ( (リンク ») )
フォーティネットは複合脅威に対応するASICベースのUTMシステムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティシステムは、セキュリティ性を高めるとともにトータルコストを下げることから、多くの企業やサービスプロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティプロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、アンチスパイウェア、アンチスパムなど)を統合するために作られており、ネットワークおよびコンテンツレベルの脅威から顧客を守るよう設計されています。カスタムASICと統合型インターフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベースのソリューションに至るまで、統合管理 報告で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから7種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、アンチスパイウェア、アンチスパム)を受けた唯一のセキュリティ製品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

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