阪和興業が、サーバ40台の統合バックアップシステムに「FalconStor CDP」を導入

事業部門ごとの多様なシステム環境を自動的にバックアップして統合管理 障害時に仮運用可能な予備サーバも備え、事業継続対策を強化

ファルコンストア・ジャパン株式会社

2009-05-27 11:00

ファルコンストア・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 山中 義晴、以下 ファルコンストア)は、総合商社の阪和興業株式会社(東京本社:中央区築地、代表取締役社長 北 修爾) が、システム/データの保護と確実な業務復旧のために、OracleやSQL Serverを搭載する業務システムなど約40台のサーバの統合バックアップシステムとして、ファルコンの継続的データ保護ソリューション「FalconStor CDP」を導入し、本格稼動開始したことを発表いたします。
全社IT基盤の環境整備プロジェクトの一環であり、システムの設計・構築・サポートは、ファルコンストアのパートナであるネクスト・イット株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役 仲西 敏雄、以下 NextIT)が担当しました。


◆ 背景
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
総合商社は部門ごとに業務プロセスが異なるため、阪和興業では各部門のそれぞれの強みを最大限に発揮できるよう営業システムなどの業務システムは自社開発し、その一方でインフラ部分はなるべく標準化を推進し、ITコストの最適化を図っています。
近年、業務のIT化が進むにつれてサーバ台数は急速に増加し、サーバごとに個別にバックアップを行っていたため運用管理に大きな負担がかかっていました。
また、事業継続(BCP/BCM)が経営課題として浮上する中、バックアップツール、運用プロセス、テープメディアなどもシステムごとにばらばらな状態だったため、リストア作業に手間や工数がかかりITサービスの継続に支障を来たすことが予想されることから、バックアップ運用の改善に着手しました。

◆ 新しいバックアップシステムの概要と導入効果
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
FalconStor CDPによりバックアップを統合することにより、従来のバックアップの課題を解決し、運用の省力化・標準化を図ることができました。
FalconStor CDPによるバックアップシステムは、FalconStor CDPクライアントモジュール「DiskSafe」を対象サーバに組み込むことで、設定した時間ごとにバックアップを実施します。従来は、OracleやSQL Serverなどのデータベースを停止して、夜間バックアップ作業を行っていましたが、FalconStor CDPにより継続ミラーモードを利用することで、OSやデータを含めたシステム全体をリアルタイムに自動的にバックアップできるため、毎日バックアップ作業を手動で行う必要がなくなりました。
また、従来は最短でも前日の状態にしかデータを戻すことができませんでしたが、FalconStor CDPで自動的に継続的にバックアップされているので、障害が発生した場合でも直前の状態に戻すことが可能になりました。
さらに、新しいバックアップシステムは、障害発生時に重要なシステムを即座に仮運用するための予備サーバを組み合わせているのが特長です。バックアップ対象サーバが障害を起こした場合は、FalconStor CDPで取得したバックアップ用のスナップショットをiSCSI接続されたストレージから起動して、予備サーバで即座に運用開始できます。

阪和興業では、ウィルス対策サーバや営業システム、法務部門の与信管理システムなど、障害時にビジネスに与える影響が大きな部分から順次適用し、現在6システムがカバーされており、順次適用領域を拡大し、最終的には約40システムのバックアップを統合する計画です。


◆ファルコンストアのFalconStor CDPによるバックアップソリューションの特長は以下のとおりです。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(1) スナップショット機能により確実にバックアップ用データを転送し、リアルタイムなバックアップ環境の構築が可能なこと
(2) バックアップイメージからの高速リストアが可能なことに加え、定期メンテナンス等でデータベースをシャットダウンした際の起動時間も短く、最大でも1時間程度のダウンタイムしか許されないという要件に最適だったこと
(3)バックアップや転送状況を単一のウィンドウでモニタリングできるなど、CDPの操作性の高さにより、新たなバックアップシステムの導入に伴う運用負荷の増大がほとんど発生しない
(4) 既存のIT資産をそのまま活かせること

※FalconStor CDPの詳細は以下をご参照ください。
(リンク »)

__________________
■阪和興業株式会社について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(リンク »)
設 立 :1947年4月
資本金 :456億5127万6790円
社員数 :1027名 / 連結 1715名 (2008年3月末現在)
本 社 :大阪市中央区伏見町 / 東京都中央区築地
事業内容:鉄鋼事業、非鉄事業、食品事業、石油・化成品事業、
     その他(木材部門、産業機械部門、環境事業部門)

__________________
■ネクスト・イット株式会社について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(リンク »)
2002年に設立された、情報リスクマネージメントをコアーコンピダンスにして、ネットワーク、セキュリティーストレージ管理のパッケージ開発及び海外製品の販売を中心に行っています。弊社は、今後各企業として最低限度必要な社内コンプライアンス、情報漏洩、事業継続性等を専門に設計、構築、運用保守をトータル的にサポートが可能な企業です。特に運用保守に関しては、24時間365日をフルでサポート出来るサポートセンター(RiMIC)を持ち、安心して使用できる環境を提供しております。
また現在弊社の製品は多くの大企業から中小規模までの幅広いお客様で使用されており、高い評価を頂いております。

__________________
■FalconStorについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(リンク »)
(リンク »)
FalconStor Software, Inc.(本社:ニューヨーク州 メルビル、NASDAQ: FALC、以下 FalconStor)は、統合バックアップ・プラットフォームのリーディングカンパニーです。ストレージ/ネットワーキングで豊富な経験と技術力を持つメンバにより2000年に設立され、米Forbesによる2008年度「America’s Fastest-Growing Technology Companies」で第5位にランクされました。
FalconStorのソリューションは、ネットワークベースの「IPStor」仮想ストレージをプラットフォームとして、「Continuous Data Protector」、「Network Storage Server」、「Virtual Tape Library」などがあります。効率的でインテリジェントなバックアップ機能が特長で、データ保護、ディザスタリカバリ、BCP(事業継続計画)に最適なソリューションとして、国内外の主要大手ハードウェアベンダまたはソリューションプロバイダを通じて、世界中の金融、通信、航空、製造、エネルギー、政府、ヘルスケア、教育など、中小規模からFortune1000企業まで幅広い企業が導入しています。ファルコンストア・ジャパン株式会社は、100%出資子会社として2001年に設立されました。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]