富士通ソフトウェアテクノロジーズとファルコンストア・ジャパンは6月23日、「バックアップおよびリカバリソフトウェア」に関する販売契約を締結したことを発表した。これにより、富士通ソフトウェアテクノロジーズは、ファルコンストアの次世代の高速バックアップおよびリカバリシステム「FalconStor CDP」を中心としたソフトウェア製品を活用した災害対策バックアップに関するサービスを同日から順次提供する。
富士通ソフトウェアテクノロジーズは、これまで低価格なバックアップ用ソフトウェアを活用したローエンドシステムから、富士通の高性能ストレージ「ETERNUS」を活用したハイエンドなミッションクリティカルシステムに至る災害対策バックアップソリューションを提供している。
今回、ファルコンストアの製品ラインを加えることで、ミッドレンジシステムを中心とするソリューションの充実を目指すという。また、ファルコンストアのFalconStor CDPの特長を生かした、遠隔地へのバックアップおよびリカバリソリューションを提供。ファルコンストアの次世代高速バックアップおよびリカバリシステムと富士通のソフトウェア、ハードウェアとを活用したサービスなどにより、顧客提案レベルの向上と対応範囲の拡張を図るとしている。
ファルコンストアでは、ITインフラにおける事業継続対策の普及を促進するにあたって、製品およびソリューションに加え、コンサルティングや設計段階を重視。富士通ソフトウェアテクノロジーズのシステムおよびデータのバックアップに関わる技術力や大手企業向けの提案力、コンサルティング、インテグレーション、導入後のサポートまでのワンストップ提供などを評価した。今回の契約で、同社を販売パートナーに加えることで、ファルコンストアのバックアップおよびリカバリソリューションによる事業継続計画を加速させたいという。