医療検査業務を効率化する臨床検査システム「Lavolute7」を販売開始

過去の実績から検査終了時刻を予測する機能などで更なる効率化を実現

株式会社日立ソリューションズ

2009-07-02 00:00

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、医療機関における検査業務の効率化を図る臨床検査システムの最新版である「Lavolute(ラボリュート)7」の販売を7月6日から開始します。   「Lavolute7」は、過去の検査時間をもとに検査終了時刻を予測するターンアラウンドタイム機能(以下、TAT機能)や、アクセス権限の設定などのセキュリティ機能を強化した臨床検査業務のサポートへ特化したソフトウェアパッケージです。
近年、医療機関では、医療品質の向上や診療効率の向上に加え、採算性の向上も求められており、検査部門でも各種業務改善が急務となっています。
 日立システムは、これまでも医療機関における血液検査などの検体管理の効率化を図る「Lavolute」「Labostream」などのパッケージ製品を、延べ2,500施設以上の医療機関に販売してきました。

 今回販売を開始する「Lavolute7」は、これまでの豊富な導入実績と蓄積したノウハウを活かした、以下の3つの特徴があります。

 1.TAT機能の追加による統計機能の強化
 本機能は、曜日、分析装置、時間帯毎に検査件数とTAT平均時間等を詳細に記録でき、検査中もTAT情報に基づいた検査予測時間をリアルタイムに表示し、迅速報告を支援します。

 2.指紋認証、ICタグと連動したセキュリティ機能の強化
 患者の個人情報保護の観点から、検査システムに関わらず医療システムには明確なセキュリティポリシーが必須と言えます。「Lavolute7」ではユーザ毎の職務権限により参照可能画面の変更が可能です。

 3.マスタ世代管理、トレース機能の追加によるデータ保守性の向上
 「Lavolute7」では検査データの保守性を高めるため、以前より要望の多かったマスタ世代管理機能を実装しました。試薬変更に伴う基準値変更等のマスタ情報を事前に日付指定で予約入力が可能です。

 日立システムでは、「Lavolute7」を臨床検査センターや病院など、検体検査を行っている医療機関に向け、製品およびソリューションも含めて、今後5年間で50億円の販売を目標としています。


■「Lavolute(ラボリュート)7」のご紹介
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このプレスリリースの付帯情報

「Lavolute7」の進捗状況モニタ画面

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