【改正薬事法完全施行前後の、一般用医薬品売上の状況】
ケンコーコムではかねてより、薬剤師を中心に安全・安心な医薬品販売に取り組んでまいりました。しかし薬事法の改正に伴い、医薬品の通信販売は大幅に規制され、第3類以外の医薬品通信販売は原則禁止、第2類医薬品について、厚生労働省の定める離島にお住まいのかた、もしくは5月31日までに、同じかたが、同じ店舗で、同じ医薬品を購入する場合で、且つその事実が販売店側で確認できる場合のみ、2年間の期限つきで通信販売を認めることが、省令で定められました。
ケンコーコムは医薬品通信販売規制について、憲法に定められた「営業の自由」 を何らの合理的根拠なく侵害するとともに、薬事法の授権の範囲を超える、違憲・違法な省令であるとし、他1社とともに現在国を相手取り、訴訟を提起しております。しかし一方で、外観的に存在する法を無視することなく、やむなく当面は省令を遵守するかたちで医薬品販売を継続しています。
その結果、第2類医薬品の販売は大幅に縮小、6月1ヶ月間の医薬品カテゴリ全体の売上高は以下のような結果となりました。
<医薬品カテゴリの売上高比較>
対象期間と医薬品売上高
・平成21年4月 64,771千円
・平成21年5月 100,050千円
・平成21年6月 37,666千円
・6月の対4月売上高比 △41.9%
・6月の対5月売上高比 △62.4%
※5月はパンデミック対策関連の医薬品販売増により、消毒薬など第3類医薬品の売上が大幅に上昇しました。
※ご注文いただいた第2類医薬品の継続購入履歴が確認できずにお断りしたご注文件数は、6月の1ヶ月間で約2,300件にのぼりました。
尚、ケンコーコムは、第3類以外の医薬品のインターネット販売を従前通り行うことができるようにするため、訴訟などを通じて、憲法に違反する省令の取り消し、憲法と薬事法36条の6に則った情報提供ルールへの再改定を促すとともに、今後もすべての国民が安全に平等に、かつ便利に、医薬品を手に入れられる環境整備のため、活動してまいります。
あわせてケンコーコムは、Eコマースを通じてお客様の健康づくりに貢献するために、安全・安心な医薬品のインターネット販売に引き続き取り組んでまいります。
【参考】
Join Us!ストップ・ザ厚労省
(リンク »)
ケンコーコムのお客様へ 医薬品販売に関するお知らせ
(リンク »)
ケンコーコムプレスリリース(訴訟提起のお知らせ)
(リンク »)
業績予想の修正に関するお知らせ(平成21年6月2日)
(リンク »)
【ケンコーコムの概要】( (リンク ») )
2000年5月にスタートした健康食品、医薬品、健康機器など健康関連商品のECサイト。取扱商品数13万5千点以上(2009年7月現在)。2004年6月に東証マザーズ上場。
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