ソフトサービスがEtherCATマスタースタックの販売を開始

四半世紀にわたるエンジニアリング経験を基に販売、サポート、サービスを提供

株式会社ソフトサービス

2009-08-31 00:00

2009年8月31日 東京 ; 制御システム市場へのエンジニアリングを提供している株式会社ソフトサービス(以下ソフトサービス)はEtherCATマスタースタックの世界的なプロバイダーであるacontis technologies GmbH社(以下acontis)と代理店契約を締結したことを発表した。
ソフトサービスはacontisのEtherCATマスタースタック製品「AT-EM」の販売、サポート、コンサルティング、エンジニアリングを日本国内にて実施する。
また、ソフトサービスはEtherCATの推進団体であるEtherCAT Technology Group(以下ETG)に加盟し、EtherCATの推進に寄与している。

EtherCATは標準のEthernetをベースにした高速でのデータ通信を実現するフィールドバスであり、多様な制御システムにおいて有効な解決策を提示する。
ここ数年、日本の多くの装置メーカーでもEtherCATの採用検討が進んでおり、豊富な市場での採用実績を持つEtherCAT関連製品の提供と固有の問題に対する具体的解決策を提供可能な日本国内のソリューションプロバイダーの要求が高まっている。
20年以上にわたり制御システムエンジニアリングを提供してきたソフトサービスはここに注目し、AT-EMに関する代理店契約を締結した。

acontis 社長であるStefan Zintgraf氏は次のように語った。
「日本はacontisにとってアジア太平洋地域において、重要な市場であり、ソフトサービスと代理店契約を締結できたことは非常に喜ばしいことです。 このパートナーシップはacontis社の市場拡大を助長し、販売チャネル戦略の重要な試金石となるでしょう」
また、ソフトサービス 常務取締役 南崎裕樹は述べた。
「当社のお客様からのEtherCATに関するニーズは日々高まっています。 ソフトサービスはETGに加盟し、市場動向にキャッチアップしながら高機能な製品提供と良質なエンジニアリングの実施を第一の目標としています。 acontisと代理店契約を締結し、汎用性の高い同社のAT-EMを当社取り扱い製品に加えられることは非常に心強く思っております。」

AT-EMについて
AT-EM は組込み/リアルタイムOS上でEtherCAT マスタースタックを実行することを目的に開発された。既に VxWorks / QNX / Windows CE / On Time RTOS-32 及び Windows XP をサポートしている。
Windows XP 版で動作する評価版が用意されており、既存の Windows XP がインストールされた通常の PC を使用して、EtherCAT プロトコルを評価することが可能である。
ソースコードが提供されるため、ニーズに合った各種 OS へのポーティングが容易な構造となっている。
下記 OS 上で即実行可能なモジュールを用意
・VxWorks
・QNX
・On Time RTOS-32
・Windows XP / CE
・その他の組み込み OS への移植に対しても、必要となるモジュール設計や個々の調整が容易な構造
・制御システム構築までを伴うプロフェッショナルパートナーシップでお客様のカスタマイズを協力にサポート
・システム全体のインテグレーションも実施可能
・ワールドワイドでの採用実績を持つ信頼性の高いミドルウエア

acontis technologies GmbHについて
acontisはドイツに本社を置く、産業オートメーション、医療機器、組込み技術へのソリューションプロバイダーである。
組込みRTOS製品とWindows向けの仮想化技術へのEtherCATマスタースタック製品はacontisの主要製品である。 プロフェッショナルサービスは自社の製品のみならず、産業用コミュニケーション、システム、ファームウエア向けのソフトウエア開発をも網羅する。

EtherCAT Technology Group(ETG)とは
EtherCATのオープン化、普及促進を目的とする団体。
全世界で1000を超える企業が参加しており、100社の日本企業が名を連ねる。
詳細はETGのWEBまで
www.ethercat.org

ソフトサービスについて
1986年に設立された株式会社ソフトサービスは、産業用制御システム、ロボティクス、プロセスコントロール、その他市場向けソフトウエアのリーディング企業である。
2006年より、ソフトサービスは米国OIS社の組込みリアルタイム向けミドルウエア製品である ORBexpressの日本国内代理店として活動している。
2009年には米国LynuxWorks社と代理店契約を締結し、同社のRTOS「LynxOS」および組込みLinux「BlueCat Linux」の販売、サポートを実施している。
ソフトサービスはISO9001、ISO IEC27001などの認証を受けており、本社は福岡市、営業所を東京、大阪、事業所を北九州に構える。ソフトサービスに関する詳細はwww.soft-service.co.jp


本プレスリリースに関する問い合わせ先
株式会社ソフトサービス 関東営業所
マーケティング部
宮本 裕一
電話:03-5818-8037
Email: yu_miyamo@soft-service.co.jp
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