ジュニパーリサーチ社の調査レポート 「グリーン携帯電話端末とアプリケーション調査:戦略、シナリオ、2009-2014年の予測」によると、消費者態度や考え方の変化があったとしても、携帯電話端末の出荷台数は、2009年の25万台から2014年には1億500万台に成長するだろうと予測している。
ジュニパーリサーチ社の主席アナリストでこの調査レポートの著者のWindsor Holden博士は、「グリーン携帯電話端末は、最近ようやく発売されたばかりなので、現在の出荷台数は低水準である。今後、生産される携帯電話が、すぐにすべて完全グリーン対応になることは期待できないが、グリーン化は徐々に全体に拡大するだろう」と述べている。
携帯電話ユーザーは、平均で年間約25kgのCO2を排出している。これを地球規模に換算すると、2008年末には、93Mt(Megatonnes)のCO2を排出したことになる。 機器ベンダと電話会社が、京都議定書のような厳しい数値目標を達成するためには、業界を横断する一致団結した努力が必要で、今後5年間はいっそう厳しく排出量を削減する必要がある。
この調査レポートは、下記についても調査・分析している。
●電話会社も端末ベンダも、携帯端末の回収プロモーションに率先して取り組み、その回収目標を厳しく設定すべきである
●数々のエコアプリケーションの実施は、携帯電話業界がCO2排出量を削減するだけでなく、消費者行動にも直接的にも間接的にも良い影響を与えて、CO2排出量の削減効果があるだろう
この調査レポートは、CO2排出量/削減予測、電力コスト、無負荷のCO2排出量、リサイクル/再利用携帯電話端末などの、主要な市場パラメータの6年間の予測を記載している。
【調査レポート】
グリーン携帯電話端末とアプリケーション調査:戦略、シナリオ、2009-2014年の予測
Green Mobile Handsets & Applications Strategies, Scenarios & Forecasts 2009-2014
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