【事例紹介】 24時間・365日稼働し続けるファミリーマートの情報基盤を支えるEMCのストレージ・システム

事業拡大に伴うデータ量の増大に対応しながら、リモート監視と保守の一体運用で、安心・安全なITインフラの構築を実現

EMCジャパン株式会社

2009-10-27 00:00

東京発 - 2009年10月1日
EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諸星 俊男、URL: (リンク ») )は、株式会社ファミリーマート(略称:ファミリーマート、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上田 準二、URL: (リンク ») )の情報基盤にEMCのストレージ製品群が採用され、24時間・365日の稼働が要求されるコンビニエンス・ストアのITシステムとして、10年来順調に稼働していることを発表しました。
「あなたと、コンビに、ファミリーマート」をスローガンに、海外・国内あわせて1万5,240店ものコンビニエンス・ストアをフランチャイズ展開するファミリーマートは、競合他社や異業種との競争が激化するなかでも、既存店の日商は2004年度以降、常に競合他社を上回る伸び率を維持しています。ファミリーマートでは、約10年前にEMCのストレージ・システムの導入を決定し、24時間・365日の営業を支えるITインフラとして、現在EMCのハイエンド・ストレージ「EMC Symmetrix DMX-3」やミッドレンジ・ストレージ「EMC CLARiX CX4」を利用して、安心・安全なITシステム運用を実現しています。
同社は、年々拡大する事業規模に伴い扱うデータ量も増大していました。そのため、インフラ基盤の再構築時期を迎えたタイミングで、データ管理をシステムの核と位置づけて全体統合を図ることを決定。複数社のストレージ・システムの中から、性能や品質、サポート体制などを比較検討した結果、EMCのシステムを選定しました。
リモート監視と保守の一体運用で安心・安全に
24時間営業のコンビニエンス・ストアを展開するファミリーマートは、ほとんどのシステムが24時間365日停止できない、という要件があり、ハードウェア的な障害を可能な限り未然に防止したいと考えていました。そのため、システムを冗長化すると同時に、リモート監視とサポートを一体化してEMCが直接行うサービスを導入。予防保守を実現し、安全で品質の高いストレージ環境を構築しました。以来、業務に影響を及ぼすようなITサービスの障害が一度も発生していないことを、同社は高く評価しています。ファミリーマートでは、約10年前にEMC製品を導入した後も、「Symmetrix DMX-3」(42TB)、「CLARiX CX3」(27TB)、「CLARiX CX4」(30TB)を導入してシステムを拡充。引き続きEMCのストレージ・システムを選定した理由として、同社は、「リアルタイムでのデータ連携が必要なコンビニエンス・ストアのシステムでは、蓄積したデータを活用して、質の高い顧客サービスを提供する必要があります。そのため、高い性能とサポート・サービスを提供してもらっていたEMC製品を選択しました」と説明しています。
適材適所のストレージで情報ライフサイクル管理実現へ
コンビニエンス・ストアを支える情報システムでは、継続的なサービス向上のため、扱うデータ量が年々増大し続けることになります。ファミリーマートでも、毎年テラバイト単位でデータ量が増加しています。こうしたデータ量の増加に対して同社では、2008年度(2008年3月)から開始している情報システムの再構築プロジェクトの中で、情報ライフサイクル管理の導入を決定し、その実現方法を検討しています。今回、EMCがハイエンドからミッドレンジ、アーカイブなどすべての領域で製品を揃え、要件に合わせて適切なストレージ・システムを1社で提供していることも、選定理由としてあげています。データの使用頻度に合わせたランク付けを行うとともに、それに基づいてどの品質の環境に保存するかを検討、そのうえでキャパシティ計画を策定して環境を整備する計画です。
アプリケーションとのシームレスな連携
さらに、この計画では、現在同社で構築・運用されている100本以上のアプリケーションの情報をすべてシームレスに連携利用できるように、今後2~3年をかけてシステムを再構築することにもなっています。店舗ごとの売上明細情報や経営情報、過去の履歴といった店舗単位の情報が、何度も画面遷移することなく一元管理できる環境を構築、なおかつシームレスな情報の参照・活用を可能にすることで、現場での情報の使い勝手と活用度を向上させるというものです。その一方で同社は、「最新のデータ分析システムを導入しても、商品を供給するための仕組みなどと連携させることが必須。そのため、新しい情報システムを稼動後も安全に動かし続けるには、EMC製品などを効率良く組み合わせ、可用性を高めることが大切」としています。
コンビニエンス・ストアの業務を支える情報システムは、安心・安全なシステムでなければならない、とするファミリーマート。同社では、「業務を遂行するための処理機能と、24時間365日、システムを維持・管理していくための機能という情報システムの2つの機能を、きちんと確立した仕組みが安全・安心のシステムだ」と語っています。
EMCジャパンでは、日常的に発生するITシステムの変更や修正に対応しながら、コスト効率の高い安全・安心なシステムを構築し運用・維持することに努力しているファミリーマートのシステム部門に対して、幅広いラインアップのストレージ製品に加え、保守、監視のサービスを一体のソリューションとして提供し、変化の激しいコンビニエンス・ストアのビジネスを側面からサポートしています。
本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
(リンク »)

【ユーザープロフィール】
社名 : 株式会社ファミリーマート
本店所在地 : 東京都豊島区東池袋三丁目1番1号
設立 : 1981年9月1日
資本金 : 16,658百万円
事業目的 : フランチャイズシステムによるコンビニエンス・ストア事業
従業員数 : 3,060名(2009年2月末)
店舗数 : 15,240店 (国内外エリアフランチャイズ含む)(2009年8月末)
チェーン全店売上高 : 1,245,787百万円(2009年2月期)
URL :  (リンク »)
EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
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本件に関するお問い合わせ先
EMCジャパン株式会社 マーケティング本部
広報マネージャ 武村 綾
Tel: 03-5308-8867(直通)/ 03-5308-8888 (代表)/ E-mail: japanpr@emc.com

EMC、Symmetrix、CLARiXは、米国EMCコーポレーションの登録商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

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