「SecureCube / Labeling Personal」は、クライアントPCでの利用となり、利用者が自分のPCで電子ファイル(Word、Excel、PowerPoint)を作成し、「保存」する時点で、そのファイルの重要度を「極秘・関係者限・社内限・公開」など利用者が自由に設定できるラベルから選択して付与ができます。また、ラベルを付与した電子ファイルを、格納場所や機密情報区分など利用者が設定した項目に沿って識別し、一覧にする情報資産管理台帳の作成も可能です。それにより、情報漏えいを未然に防ぐための対策と重要度の把握・管理を可能とする基礎が造り上げられます。なお、現時点では、Microsoft® Officeファイル※に対応していますが、今後は対象とする電子ファイルの種類を拡大していく予定です。
「SecureCube / Labeling Enterprise」は、管理サーバーでの利用となり、「Personal」との組み合わせにより全社レベルで統合的な情報資産の管理を可能にします。主に3つの機能があります。(1)利用者が識別・整理した情報資産を収集し、企業全体の統合資産管理台帳を多角的な視点で作成します。(2)利用者が付与するラベルのポリシーを全利用者に対して統一させます。(3)電子ファイルにアクセスし、ラベルを付与したログを統合管理することにより、情報資産に対するアクセスログを統合管理・分析・レポート化することが可能になります。「SecureCube / Labeling Enterprise」は、2010年1月に発売を予定しております。
「SecureCube / Labeling」は、「Personal」によるクライアント運用からスタートし、必要に応じて「Enterprise」と組み合わせたサーバー運用へと切り替えることもできます。組み合わせての運用を行う場合、付与したラベル情報は引き継がれるため、切り替え作業などは発生せず、より効果的に、企業内で取り扱う情報資産の識別・整理を実現が可能となります。
※Microsoft Officeは、Office2003、Office2007に対応しています。
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