クラウドの展開を促進するコンテンツセキュリティの複雑さ、トップベンダーはCisco

株式会社データリソース

2009-11-18 16:15

米国の市場調査会社、インフォネティックリサーチ社が北米のコンテンツセキュリティ市場を調査した「ユーザーのコンテンツセキュリティ計画:北米 - User Plans for Content Security:Annual North America」を出版
米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「ユーザーのコンテンツセキュリティ計画:北米 - User Plans for Content Security: Annual North America」は、北米の幅広い業種の240社の小企業・中企業・大企業の、コンテンツセキュリティの購入計画を調査している。

【主席アナリストJeff Wilson氏の注目点】
企業に、ウイルスやスパイウェア、アドウェア対策にどういう製品を使用しているかを質問すると、大部分はホスト製品、ゲートウェイ機器、ゲートウェイソフトウェアを組み合わせて使用すると回答している。独立したソフトウェア製品を購入していたり、ライセンス契約のSaaSクライアント使用している場合もある。こうした現象は、多くの企業がホスティングやクラウドベースのソリューションに移行する最も大きな要因である。すなわち、無秩序な機器や、大型で扱いづらいクライアント装置を使うことは時間の無駄であり、コストも高くつく。クラウドによって頭痛の種がなくなるという期待は、かなり魅力的なものである。

【レポートハイライト】
●新発売のSaaSソリューションを買う計画をしている回答者の60%が、セキュリティが主要要因であるとしている
●新しいコンテンツセキュリティソリューションを採用する際に、最も大きな障害はコストである
●現在の不況のため、高額なマルチボックスソリューションの最大の問題はコストということになっている
●ウイルス対策機器の購入計画は、順調に増加している
●Ciscoはコンテンツセキュリティメーカーの中で最もユーザーの得点が高く、多くの項目で僅差であったSymantecが2位に続いている
●採点は、技術、製品ロードマップ、セキュリティ、管理、価格対性能、価格、財政の堅実さ、サービス・サポートの8項目である
●多くの回答者が、現在の不況によってコンテンツセキュリティへの出資を削減してはいないと回答している。機密情報の保護や脅威などの問題もあり、コンプライアンスの継続は必要だからである

【調査レポートの概要】
この調査レポートは、今後2年間の企業団体のコンテンツセキュリティ採用と、ウェブ、IM、Eメールへの脅威やウィルス、スパイウェア、マルウェア、データ漏洩などのコンテンツ関連の攻撃からの保護計画を分析している。

この調査レポートは、コンテンツセキュリティメーカーやホステッド/クラウドベースのサービスプロバイダのブランド認知度と評価(採点)を記載し、採点表によってユーザーの認知と長所/短所、トップベンダとプロバイダ、スイッチングベンダの計画、選択の基準、主要な製品とサービスの詳細を記載している。

調査対象企業は、3Com/TippingPoint、AT&T、Anchiva、Barracuda、Blue Coat、Check Point、Cisco、Citrix、eSoft、F5 Networks、Facetime、Fortinet、Google、IBM/ISS、IronPort、Juniper、Kaspersky Labs、McAfee, Microsoft、MX Logic、Panda、Perimeter eSecurity、Postini、ScanSafe、Secure Computing、SonicWALL、Symantec、 Trend Micro、WatchGuard、Websense、zScalerである。

この調査レポートは、米国とカナダの240社のあらゆる規模の企業の、購入に関する意思決定者へのインタビューをベースに、市場傾向、市場牽引要因、市場阻害要因、投資などについて調査・分析している。

この調査レポートは、カスタマイズできるピボットチャート、加入者タイプ毎の比較分析、地域のサービスプロバイダの加入者のハイライト、市場の基礎的な牽引要因、技術開発、インフォネティクスリサーチ社のサービスプロバイダCAPEXレポート、サービスプロバイダ、企業、加入者の市場全体の状況と世界経済の分析を記載している。

【調査レポート】
ユーザーのコンテンツセキュリティ計画:北米
User Plans for Content Security:Annual North America
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