「スマートグリッドの操作は、エネルギー情報画面で行う。消費者は、このシステムによって、家庭の電力消費について、今まで知ることのできなかったレベルまで認知して管理することができ、エネルギーの効率化やコスト削減に大きく役立てることができる」とパイクリサーチ社の常務Clint Wheelock氏は語る。また、エネルギー情報画面は、電力企業にとって有意義なツールであるのみならず、動的価格設定とピークとオフピークの負荷制御などを提供する、より効率的な発電や配電などの管理を行うこともできるようになるだろう。
パイクリサーチ社は、エネルギー情報画面の最大のカテゴリは家庭向けディスプレイデバイスだと考えており、2015年に1440万ユニットが出荷されると予測している。ウェブベースのダッシュボードもまた主要なカテゴリで1110万ユーザ数に、また携帯電話のエネルギーアプリケーションも260万ユーザ数となるだろう。
様々な産業分野の企業がエネルギー情報画面のビジネスチャンスを狙って参入しているため、ホームエネルギー管理のベンダはますます増加してきており、競争は激化している。GoogleやMicrosoftもその例外ではなく、最近、エネルギー管理のウェブベースのダッシュボードを発売し、電気事業者との提携を積極的に模索している。その他にも主要な企業としては、Control4、eMeter、Energate, Energy Inc.、Green Energy Options、GridPoint、Onzo、OpenPeak、Silver Spring Networks、Tendril Networksなどがある。
この調査レポートは、家庭内のディスプレーデバイス、ウェブダッシュボード、モバイルエネルギー管理などの、エネルギー情報画面の世界市場を調査している。市場の需給促進要因の分析、主要な技術問題、主要ベンダの製品と戦略のプロフィール、現在の市場動向と、2015年までの世界市場の予測を記載している。
【調査レポート】
家庭向けエネルギー管理市場調査:管理用ディスプレイ機器、オンラインダッシュボード、モバイルアプリケーション
Home Energy Management: Energy Information Displays: In-Home Display Devices, Web Dashboards, and Mobile Applications
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