PTC(R)のPLMソフトウェアWindchill(R)がカミンズ社の全社標準グローバルシステムに選定

【2010年2月22日】PLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC（本社：米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、会長兼CEO：リチャード・ハリソン）の日本法人であるPTCジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、社長：桑原 宏昭）は、カミンズ（Cummins）社が全社標準のグローバルPLMシステムとして、PTCの製品ライフサイクル管理（PLM）ソフトウェアであるWindchillを選定したとの米PTCの発表を明らかにしました。

カミンズ社グローバルPLM担当ディレクターのクリス・マカスラン（Chris MacAslan）氏は「カミンズは、場所を問わない開発・生産（Design Anywhere, Build Anywhere）という概念を、会社の取り組みおよび顧客に対するコミットメントの中心に据えています。Windchillに移行することで、カミンズはPLM環境全体における情報アクセスの最適化を目指しています。特に、Windchill導入はコンプライアンスおよび生産性に関する目標を最良の形で達成し、カミンズの高い競争力をさらに向上させることができると考えています」と述べています。


PTCの製品開発システム（PDS）は一体型のシステム環境を提供し、カミンズ社の重要な開発および製品投入プロセスの合理化と短縮を実現すると共に、グローバルでの生産性向上を加速します。Windchillを導入することにより、カミンズ社の取り組みの中核を担う情報アクセスとコンプライアンス、業績における目標の達成を可能にします。


PTCワールドワイド・セールス＆ディストリビューション担当上級副社長のポール・カニンガム（Paul Cunningham）は「ディーゼルエンジンとその関連製品における世界最大の独立系メーカーとして、カミンズ社は確かなグローバルリーダーであり、世界各国で事業を展開しています。今回、既存のシステムからのWindchillへの移行により、カミンズ社の生産性と市場におけるリーダーシップをより一層高める為の革新的なソリューションを提供できることを喜ばしく思います」と述べています。



【カミンズ社について】
カミンズ（Cummins Inc.）社は、エンジンおよび関連技術（燃料システム、制御システム、エアハンドリング技術、フィルター技術、排ガス対応技術、発電機及び制御システム等）の設計、製造、販売、サービスを遂行する事業部門を有するグローバル企業です。本拠を米国インディアナ州コロンバスに置く同社は、143億ドルの売上高と7億5,500万ドルの純利益（2008年度）を誇り、190の国と地域に500以上の直営および独立系販売代理店で構成するネットワークを構築しており、ディーラー店舗数は約5,200ヵ所にのぼります。報道発表はwww.cummins.com をご覧ください。


【PTCについて】
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC（Nasdaq: PMTC）は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。PTCのPLMおよびCADソリューションを活用することにより、産業用機器、ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、リテール・コンシューマー製品、医療機器などの産業分野における関連企業は、事業目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。


【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人（本社：東京都新宿区）。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシット・モデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。Webサイト： (リンク »)


* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Pro/ENGINEER、CoCreate、Arbortext、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC（米国および他国の子会社を含む）の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。