日商エレと3PARがクラウドビジネスを強化

日商エレ、「3PAR Cloud-Agileプログラム」への参加により、クラウドインフラ構築を推進

3PAR株式会社

2010-05-14 12:00

日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大橋 文雄、以下、日商エレ)とユーティリティ・ストレージのリーディング・カンパニーである3PAR Inc. (本社:米国カリフォルニア州、President & CEO:David Scott (デビッド・スコット)、以下、3PAR(スリーパー))は、両社によるクラウドビジネスのさらなる強化を図ることを発表します。
日商エレは、このたび3PARが展開する「3PAR Cloud-Agileプログラム」への参加を決定しました。3PAR Cloud-Agileプログラムは、クラウドサービスの導入促進を目的とした3PARによるパートナー制度です。パートナー企業は本プログラムに参加して3PARの専門的なトレーニングを受けることで、自社が展開するクラウド関連サービスの品質向上を図ることができます。日商エレが参加するのはRemote Copy技術によるディザスタリカバリソリューションの展開が可能となる「3PARCloud-Agile:ASSURED」であり、国内初の認定パートナーとなります。日商エレは、2003年より3PARの販売代理店として3PAR製ストレージの販売を行ってきましたが、本プログラムへの参加により、3PARとの協業関係をより一層強化し、お客さまのクラウドインフラ環境構築を推進していきます。

日商エレが展開する3PARによるクラウドインフラ構築サービスでは、クラウドサービス事業者向けの *1パブリッククラウド構築支援と、パッケージ「3cV」による *2プライベートクラウド構築を提供します。また、日商エレでは、3PARをはじめクラウド環境を構築するあらゆる機器を同社の新技術サービスセンター「NETFrontier Center」内のクラウドの総合技術検証施設である「CloudNavigate Center(CNC)」に準備し、クラウドを検討するお客さまに対し、動作検証やパフォーマンス検証などを実施いただくことが可能です。日商エレは、3PARによるクラウドインフラビジネスにおいて初年度10億円の売上を目指します。

┃*1パブリッククラウド構築支援
3PARは北米でクラウドサービスを展開するマネージド・サービス・プロバイダ上位10社中7社に採用されているクラウドに適したストレージです。日商エレでも国内の多数のクラウドサービス事業者に3PARを納入しており、サービス事業者のクラウド環境構築を支援するサービスを提供します。また、クラウドサービス事業者が展開するサービスを日商エレが販売することも予定しており、企業のプライベートクラウドとサービス事業者が展開するパブリッククラウドを結びつけることで、より効率的なハイブリッド型のクラウドの提供が可能となります。

┃*2プライベートクラウドの構築(3cV)
「3cV」は、高度に仮想化された「3PAR InServ ストレージ・サーバ」、ブレードサーバーのシェアトップの「HP BladeSystem c-Class」、柔軟かつ統合的な管理が行える「VMware vSphere」を組み合わせたプライベートクラウドパッケージです。サーバー使用率の向上とサービスレベルの向上を両立させた、プライベートクラウド環境を提供します。

3cVの特長
1.迅速な設定:全自動でストレージを設計。数分ですべての作業が完了。
2.投資の無駄の排除:独自のシンプロビジョニング技術により、ストレージのコストを大幅に削減。
3.可用性の向上:ストレージ都合のシステム停止が不要なため、システム稼働率を最大化。


以上

3PAR(スリーパー)について3PAR(R)(NYSE: PAR 本社:米国カリフォルニア州フリーモント)は、高度に仮想化された階層型でマルチテナンシー対応のユーティリティ・ストレージの提供を通じて、クラウド・コンピューティング(パブリック/プライベート)を実現するリーディング・カンパニーです。3PARの仮想化ストレージ・プラットフォームは、従来型のストレージ・アレイが直面していた限界を克服し、機動性と効率性を兼ね備えたユーティリティ・インフラストラクチャを実現できるよう、一から設計されています。シンプロビジョニングをはじめ数々のストレージ仮想化技術のパイオニアである3PARの製品は、電力消費量を抑える設計により企業のグリーン・コンピューティングの実践を支援し、ストレージTCO(ストレージの総所有コスト)を削減します。3PARの顧客は、「自己管理」、「高効率」、「柔軟な適応力」を特長とする3PARのユーティリティ・ストレージ・システムの導入によって、「ストレージ管理時間の短縮」、「プロビジョニングの簡素化」、 「サーバおよびストレージ使用率の向上」を一挙に実現し、企業規模の拡大やビジネス・ニーズの変化に応じてITインフラストラクチャを最適化できます。

3PAR株式会社(東京都千代田区)は、3PARの日本法人です。詳細についてはホームページ(www.3PAR.jp)をご参照ください。

用語解説

Copyright:
2010 3PAR Inc. 3PAR, 3PAR ロゴ、Serving Information、InServ、 InForm、 InSpireおよびThin Built In は、いずれも3PAR Inc.の登録商標もしくは商標です。その他の全ての商標と登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。

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