アクテル、DPA防止機能を実現する暗号化コアに対応したFPGAの提供を開始

~IP Cores社の提供する知的設計財産(IP)コアが、SmartFusion、Fusion、ProASIC、およびIGLOOの各デバイスで使用可能に~

アクテルジャパン株式会社

2010-09-16 11:00

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は、本日、アクテルの一部のFPGAで差分電力解析(DPA)防止機能付き暗号化コアが使用可能になったことを発表しました。お客様は、SmartFusion<TM>、Fusion、ProASIC<R>3、およびIGLOO<R>の各デバイスを使用して設計する際に、IP Cores社提供のAES、GCM、またはECCの各知的設計財産(IP)コアを実装することで、DPA攻撃から秘密鍵を保護できます。これらのコアは、DPA防止機能付きFPGA向けの業界初の商用暗号化コアです。IP Cores社は、主にセキュリティと暗号化の分野において、半導体デバイス向けのIPコアに特化した専門企業です。


システムが潜在的な攻撃者に晒される場合、意図しないサイドチャネル(電源ピンなど)や電磁放射による漏えいから機密情報を守るには、強力な数学的暗号化だけでは不十分です。


IP Cores社でCTOを務めるDmitri Varsanofiev氏のコメント
「たとえば、スマート・グリッドやセキュアな無線アプリケーションのフィールド・デバイスで暗号化操作を実行する開発者であれば誰でも、DPAに関心があるはずです。弊社のこれらのコアには、サイドチャネルの解析による解読から、お客様の秘密鍵を保護することができる特許取得済みの技術を使用していま
す。」

アクテルは、Cryptography Research社(CRI社)のDPA特許ポートフォリオ・ライセンスを持つ唯一のFPGA企業です。このようなコアをライセンスを持たないFPGAで使用するには、IPコアを実装してから、CRI社のライセンスを取得する必要があります。アクテルのお客様は、これらのコアを自身で設計したり、CRI社の特許ライセンスを取得する必要はありません。

関連するプレス・リリースは、 (リンク ») を参照してください。


アクテルのマーケティングおよび事業開発担当副社長、Rich Kapustaのコメント
「アクテルは、CRI社のライセンスを受けたSmartFusion、Fusion、ProASIC3、IGLOOの各デバイスの受注をすぐに開始できる状態にあります。これらのデバイスを使用することで、弊社のお客様は、前例のないセキュリティを備えた暗号化システムを構築できるようになります。」


IP Cores社について
IP Cores社(www.ipcores.com)は、主にセキュリティと暗号化の分野において、FPGAデバイスおよびASICデバイス向けIPコアを提供する大手プロバイダです。


アクテルについて
アクテルは低消費電力FPGAとミックスド・シグナルFPGAのリーダーで、システムならびに電力管理の包括的な製品群を提供しています。アクテルは、電力が課題(=Power Matters)だと考えています。詳しい情報は、ウェブサイト (リンク ») を参照してください。


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アクテル ジャパン株式会社
TEL:03-3445-7671
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TEL:03-3261-7715
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