「SmartSignOn for FEREC」iPhone/iPad版Ver.1.1をリリース

iPhoneだけでなくiPadからもワンタッチ認証が可能

株式会社ネットスプリング

2010-09-07 00:00

 ネットワーク関連機器の企画・開発、販売を行う株式会社ネットスプリング(本社:東京都港区、代表取締役:西武 進)と、そのソフトウエア関連子会社システム・エンジニアリング・サービス株式会社(略称:SES、本社:愛媛県松山市、代表取締役:同上)は、iPhoneシリーズやAndroid携帯に代表されるスマートフォン系端末用に、Wi-FiやVPNを通してネットワークへのアクセスを簡単に可能とするクライアントソフトウエア「SmartSignOn」(スマートサインオン)Ver.1.1を開発、提供を開始しました。


 先月8月2日にSmartSignOnの第1弾として、大学高専等文教マーケットで多く導入され、ネットワークなどへの不正アクセスを防止するWeb認証方式のLANアクセス管理ゲートウェイ装置「FEREC」(フェレック;ネットスプリング社製)シリーズ向けのiPhone/iPod touch/iPad用クライアントソフトウエア、「SmartSignOn for FEREC」iPhone/iPod Touch版をリリースし、今回はその第2弾としてバージョンアップした「SmartSignOn for FEREC」 iPhone版 Ver.1.1を9月7日にリリースしました。


本ソフトウエアはApple StoreのiTunesから無償ダウンロード (リンク ») にて入手できます。


 SmartSignOn for FERECは、大学等FEREC利用組織のネットワークにおいて、膨大な数のiPhone等スマートフォン系端末のWi-Fi接続(VPN接続)にもWeb認証を踏襲しつつ同様にアクセス管理を簡単にできないかという要望に応えて開発されたものです。本ソフトウエアは、スマートフォン系端末にも、従来以上に容易な利用とFERECでのアクセス管理を同時に可能とするクライアント形態として提供しています。クライアント形態とすることにより今後さまざまな展開が可能となります。


 SmartSignOn for FERECにより、iPhoneやiPad内に事前設定したユーザIDおよびパスワードを利用してワンタッチでWeb認証が受けられます。ユーザIDやパスワードの入力の煩雑さを解消し、入力中の”のぞき見”防止にも繋がります。事前設定が完了していれば、スマートフォンが長時間スリープして認証が再度必要になった場合にもワンタッチで認証が可能になります。さらに、SmartSignOn for FEREC Ver.1.1 では認証に成功した後、あらかじめFEREC内に登録したカスタムページを自動的にSafariを起動して表示させることができます。この機能を利用することによりユーザを特定のポータルサイトに導くことが可能です。


●SmartSignOn for FEREC Ver.1.1で提供する新たな機能
・iOS4対応
・iPadのランドスケープ表示対応
・Safari自動起動によるFERECカスタムWebページ表示


●SmartSignOn for FERECの基本機能
・FEREC認証におけるワンタッチ・ログオン、ワンタッチ・ログオフ
  - ユーザIDおよびパスワードの事前登録
・自動FEREC検出
  - 事前登録されたFERECの場合は、登録場所を表示


本クライアントの稼働環境は、iPhone OS3.1.2以降、かつ、認証装置は、FEREC Ver.2以降です。SmartSignOn for FEREC の詳細は (リンク »)  をご覧ください。


【LAN認証ゲートウェイ「FEREC」について】
FERECは、ネットワーク内部からのアクセスを個別に認証・管理し、不正アクセスなどによる情報漏えいを防止するアプライアンス機器。利用者は、Webブラウザを起動すると強制的に表示される認証画面でユーザ名とパスワードを入力。FEREC単体でユーザアカウントを発行する内部認証、および外部の認証サーバによるLDAP/RADIUS認証を通過したそれぞれのユーザに対し、ファイルサーバ、プリンタ、インターネットなど、許可されたリソースのみを利用可能にします。認証機能を搭載したLANスイッチなどに比べ、低コストかつ容易にネットワークのアクセス管理を可能にし、また必要な箇所からの局所導入が可能です。
FERECシリーズは、大学、高等専門学校などを中心に、医療機関や公共機関なども含め、その運用管理の容易性により、“現場で継続的に使える製品”として好評を得ており、100以上の大学・学部・センターに導入されています。また、会議室やソフト開発室等、一般企業における導入事例も増えてきています。FERECの詳細は (リンク ») をご覧ください。


【提供・サポート元:株式会社ネットスプリングについて】
ネットスプリングはLANアクセス管理装置「FEREC」、認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」など、ネットワーク関連機器の企画・開発、販売を展開しています。情報セキュリティ市場が伸張する中、広島大学で開発された学内向けのネットワーク認証ソフトウエアをアプライアンス化したFERECは、国内の大学セグメントにおいて導入率13%を超えるまでに浸透(2010年3月現在)。LDAPベースの認証アプライアンスサーバAXIOLEも好評を得ており、同製品をプラットフォームとする国内初のシングルサインオンアプライアンス製品「SSOcube」も2010年3月から出荷を開始、好調なスタートを切っています。ネットスプリングに関する詳細は (リンク ») をご覧ください。


【開発元:システム・エンジニアリング・サービス株式会社(SES)について】
 1982年に愛媛県松山市で創立されたソフトウエア開発企業。主としてIBMや富士通社製大型汎用コンピュータ向けの通信機器用ソフトウエアの開発・受託開発を手がけ、IBM汎用機上で稼働する富士通社VTAM-G互換通信ソフトウエア「OCSLAM」は、現在においても金融機関や製造業の基幹系システムで多く利用されています。携帯端末ではPalmデバイス向け”PaPi-Mail”が国内外で多数利用された実績を持ち、今回、SmartSignOnクライアントソフトウエアによるスマートフォン向けを手始めに、ソフトウエア製品開発を再始動します。システム・エンジニアリング・サービスに関する詳細は (リンク ») をご覧ください。

このプレスリリースの付帯情報

SmartSignOn for FEREC 画像サンプル

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