ソーシャルネットワーキングの「友人」の推薦はメディア消費への影響が大きい

株式会社データリソース

2010-11-09 15:15

米国の市場調査会社TDGリサーチ社は出版レポート「SNS上でのおすすめとメディア購入に関するユーザ調査 - Social Network Recommendations and Media Consumption」のプレスリリースにおいて、ソーシャルネットワーキングの利用者の9割近くが、最近半年の間にソーシャルネットワーキングの「友人」の推薦によって音楽、書籍、テレビ番組、映画を消費したとの調査結果を発表しました。
米国調査会社TDGリサーチ社の調査レポート「SNS上でのおすすめとメディア購入に関するユーザ調査 ー Social Network Recommendations and Media Consumption」は、ソーシャルネットワーキングでの紹介や推薦がメディア消費の動機付けに有効であると報告している。ソーシャルネットワーキングの利用者の9割近く(全インターネットユーザの56%)が、最近半年の間に、ソーシャルネットワーキングの「友人」の推薦によって音楽、書籍、テレビ番組、映画を消費したと回答している。


TDGリサーチ社の創業者でこの調査レポートの共著者であるMichael Greeson氏によれば、成人インターネットユーザの3分の2以上が、少なくとも週に1回はソーシャルネットワーキングを閲覧しているとのことである。「このようなインターネット環境は、virtual water cooler(インターネット上のうわさする場所)となっており、個人的な話にとどまらず、具体的な製品やサービスに対する意見を述べる場所となっている」とGreeson氏は語る。


個人のソーシャルネットワークは、接続や受信を承認された「友人」によって構成されている。これらの「友人」たちが、殊にメディアの購入に関する影響力を持つのは当然のことである。


これらの個人対個人の推薦は、たった一つの意見が、しばしば個人のソーシャルネットワークの数百の「友人」たちに対して、強力な感染力を発揮することに、Greeson氏は注目する。その連鎖が一たび開始されれば、その意見はしばしば独り歩きを始め、多くの受信者から倍々ゲームで影響を拡大していくことになる。


このようなソーシャルネットワーキングの「おすすめ」によって影響を受ける消費者を理解するために、TDGグループ社はソーシャルネットワーキングユーザをいくつかの区分に分けて分析した。
●Engagers(「友人」の推薦でメディアを消費した人)とNon-Engagers(そうしていない人)
●Buyer(「友人」の推薦でメディアを買ったEngagers)とNon-Buyer(そうしていないEngagers)


この調査レポートによると、Engagersは下記のような特徴を持つ。
●比較的若く(Gen XかY)、女性・独身が多い
●過去半年で有料ビデオオンデマンドに30ドル以上支払った人は、Non-Engagersの2倍
●Netflixなどのオンライン映画DVDレンタル/購入サービスを利用する人が非常に多い
●デジタル映画をレンタルしたり、オンラインでテレビ番組を見る人は非常に多い
●Non-Engagersよりも、アマゾンなどのレンタルサイトのウェブベースの自動検索エンジンの推薦にすすんで影響を受ける人が多い


この調査レポートは、それぞれの顧客層の詳細なプロフィール、ビデオオンデマンドやオンラインビデオサービスの利用、様々な特性などを記載している。

【調査レポート】
SNS上でのおすすめとメディア購入に関するユーザ調査
Social Network Recommendations and Media Consumption
(リンク »)

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