オートデスク、製造業向けシミュレーション ソフトウェア Autodesk Moldflow 2012、Autodesk Simulation 2012を発表

オートデスク株式会社

2011-04-04 00:00

~ 製品開発プロセスにおいて、より多くの人にシミュレーション活用を促進 ~
オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:鬼澤盛夫)は、本日、シミュレーション ソフトウェアをはじめとする製造業向け新製品を発表しました。樹脂流動シミュレーション・ソフトウェア「Autodesk(R) Moldflow(R) 2012」(オートデスク モールドフロー 2012)、機構、強度から疲労解析まで対応したメカニカル シミュレーション ソフトウェア「Autodesk(R) Simulation 2012」(オートデスク シミュレーション 2012)(旧称:Autodesk Algor Simulation)をはじめとする今回発表の新製品は、製造業における製品開発プロセスの効率化に大きく貢献します。

製品開発時の様々なアイデアをデジタル上で体験できる環境「デジタルプロトタイプ」を提供するオートデスクの製造業ソリューションは、シミュレーション機能の充実化と、より手軽かつ短時間でシミュレーションが実施可能な最新テクノロジーを今回の新製品に実装しました。これは、設計者、生産技術者、解析専任者など、より幅広い関係者による、製品開発における多様な場面でのシミュレーション活用を促進します。「デザイン性」、「機能性」、「エコロジー」、「コスト」など、多様な観点から、シミュレーションの利用範囲が広がり、各製品開発プロセスで検討・検証された多様なデータが活用されることは、競合優位性を高めるための重要な課題である、製品開発時の全体プロセスにおける手戻りの削減、最適化設計に貢献し、フロントローディングの実現につながります。今回発表された新製品の主な特長は以下の通りです。

Autodesk(R) Moldflow(R) 2012(オートデスク モールドフロー 2012):
樹脂流動解析ソフトウェアのAutodesk Moldflow 2012は、設計者、生産技術者、金型設計者、解析専任者向けに、環境に及ぼす影響が少なく、同時に経済性に優れたエコロジー素材であるプラスチックを使用した製品開発の効率化、成形不具合の事前検討や、そのコミュニケーションを可能します。最新の2012バージョンで強化された主な機能は以下の通りです。
・リアルタイム シミュレーション:短期化する製品開発プロセスの中で、充填解析の検討が可能になり、最適化設計に必要とする情報を即時的に取得
・長繊維配向を考慮した充填解析:自動車、家電業界などでの、軽薄・軽量化に合わせた強度化に対する市場要求に対応
・非定常冷却解析機能:射出成形時の金型内非定常温度分布だけではなく、金型温度が安定するまでの成形サイクル数を予測
・成形品仕様の最適化:実験計画法に基づき、Autodesk Moldflowでサポートしている全てのメッシュ、全ての解析タイプに対応し、迅速に成形条件を予測

Autodesk(R) Simulation 2012(オートデスク シミュレーション 2012):
メカニカル シミュレーション ツールのAutodesk Simulation 2012 は、マルチ 3D CAD 環境に対応し、コンシューマ製品から、自動車、プラントまで、幅広い業種に採用されている、構造・機構解析ソフトウェアです。また、設計者から解析専任者まで、さまざまなレベルの解析ニーズに応えることが可能です。最新の2012バージョンで強化された主な機能は以下の通りです。
・リボンUI: 設計者が慣れた環境で、最適設計のためのシミュレーションを実施可能 
・データ管理ツールVaultとの連携: 設計データとひもづいた共通データ管理システム
・Autodesk Moldflowとの連携: プラスチック材料製品での、成形条件を考慮した構造解析を実現し、残留応力や線膨張係数などの熱問題にも対応

Autodesk Moldflow 2012に関する詳細は、以下URLをご参照下さい。
(リンク »)

Autodesk Simulation 2012に関する詳細は、以下URLをご参照下さい。
(リンク »)

今回発表された、その他の製造ソリューション設計支援ツールは以下の通りです。

AutoCAD(R) Electrical 2012(オートキャド エレクトリカル 2012):
端子台エディタ、回路コピー、レポートおよび監査機能の強化などにより、設計プロセスをさらに大幅に改善できるようになりました。また、無償クラウドサービスのAutoCAD WS にも対応しており、離れた場所にいる関係者間での協業が効率よく行えます。
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AutoCAD(R) Mechanical 2012(オートキャド メカニカル 2012):
部品表(BOM)作成機能が強化され、よりすばやく正確な部品表を作成することができるようになりました。また、主要な3D CADデータを直接取り込み、2D空間に配置できるようになり、3D設計と緊密に連携できるため、正確な図面をすばやく完成させることができます。
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Autodesk(R) Showcase(R) 2012(オートデスク ショーケース 2012):
リアルタイムでの 3D プレゼンテーションおよびレンダリング用のソフトウェアであるAutodesk Showcaseの最新バージョンでは、Autodesk Inventor(R) との自動相互運用性と、従来よりも10倍高速になったレイトレーシング機能により、より効率よくプレゼンテーションを作成できるようになりました。
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Autodesk(R) SketchBook(R) Designer 2012(オートデスク スケッチブック デザイナー 2012):
Autodesk SketchBook Designerは、イラスト作成とグラフィックを用いたコミュニケーションに有効なツールで、ハイブリッドなペイントとジオメトリ ワークフローを提供します。また、AutoCAD アドインを利用することで、AutoCADユーザとのコミュニケーションツールとして利用することもできます。
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製品価格情報はこちらから:
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※Autodesk Moldflow 2012と、Autodesk Simulation 2012に関する価格は、4月8日に掲載されます。

以上

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