ビットアイル、IPv6対応をサポートする検証環境サービス「IPv6ラボ」を提供

~IPv6/IPv4デュアルスタック方式対応~

ビットアイル・エクイニクス株式会社

2011-06-01 11:00

株式会社ビットアイル(代表取締役社長兼CEO:寺田航平 本社:東京都港区 以下ビットアイル)は、IPv6/IPv4デュアルスタック方式(注1)導入を前提とした、IPv6対応のための検証環境サービス「IPv6ラボ」を2011年6月1日に提供を開始することを発表します。
「IPv6ラボ」は、主にインターネットサービス事業者に対して、自社サービスのIPv6移行に備えた各種検証を実施するために必要な、インターネット回線、ネットワーク機器およびサーバ等の検証環境をビットアイルデータセンター内に用意し、オンデマンドで利用することができるサービスです。
「IPv6ラボ」により、インターネットサービス事業者は、短期間の利用であっても、IPv6検証のための高価な機器の購入、それらを設置する場所・電源などを用意する必要がないため、低コストかつ準備の手間を最小限に検証を実施することができます。また、IPv6対応機器そのものの機能検証も可能であることから、本番環境へのIPv6導入に向けた機器選定にも役立てることができます。提供価格は、利用期間に応じ、7日間で85,000円(税抜)からです。 


■背景

 本年2月3日にIANA(注2)のIPv4アドレスが枯渇したことが発表されました。日本国内においては、JPNIC(注3)の在庫から引き続き分配されていましたが、2011年4月に、この在庫も事実上枯渇したことが発表されました。このような状況のもと、インターネットを活用する企業は、IPv6への対応が重要課題になりつつあります。 
IPv6環境へ対応するためには、

 ・IPv6環境での自社アプリケーションの動作検証およびパフォーマンス検証
 ・IPv6環境でのセキュリティの確保
 ・IPv6対応機器の性能評価
 ・IPv6環境への移行手順の確認

など、対応すべき作業・課題が非常に多いのが現実です。これらの作業を行うための環境を自社で用意することは、金銭的・人的コストを多く必要とします。
ビットアイルは、こうした多くのインターネットサービス事業者が抱える共通の問題を解決するために、「IPv6 Lab」を提供し、企業のスムーズなIPv6対応をサポートします。

■「IPv6ラボ」の概要

 ・テストベッド機器
 ・シスコシステムズ社製Layer2 Switch 4台
 ・シスコシステムズ社製Layer3 Switch 2台
 ・ジュニパーネットワークス社製Firewall SSG-550M 2台
 ・F5ネットワークス社製 BIG-IP1600 2台
 ・NEC社製 iR120a-1E-300G(SAS) 3台
 ・グローバルIPアドレスの付与(IPv4/IPv6アドレス)
 ・機器間を接続するケーブル

 ・ラボ環境設備
 ・19インチラック1架38U(40U)、700×1000×1900(mm)
 ・100Mbps デュアルスタック(IPv6/IPv4)によるインターネット接続環境
 ・100V20A(A系/B系)の2系統の電力

※「IPv6ラボ」の詳細については、以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

■「IPv6 ラボ」活用のメリット

 ・サーバやネットワーク機器を常設。デュアルスタック方式を前提としたIPv6環境での検証作業に必要な機器調達の手間・コストを大幅削減
 ・検証環境用機器設置場所および電源確保の手間・コストの大幅削減
 ・自社保有機器の持ち込みも可能なため、実サービスに近い環境での検証が可能
 ・オンサイト作業およびリモート作業が可能

■提供価格(税抜)

利用期間7日間の場合  85,000円
利用期間14日間の場合  109,000円
利用期間30日間の場合  148,000円


ビットアイルは、今後も多様なニーズに対応するきめ細かなサービスを開発・提供し、企業の効果的な IT 活用と IT ビジネス事業者の成功を支援してまいります。
以上



(注1)IPv6/IPv4デュアルスタック方式
IPv6/IPv4双方を1つの回線に共存させる接続方式で、IPv6へ移行するための過渡的な技術の1つ。1台のルータやマシンがIPv4/IPv6それぞれのアドレスを持つことで、両プロトコルを混在させることができる。

(注2) IANA
Internet Assigned Number Authorityの略称。インターネット上で利用されるアドレス資源(IPアドレス、ドメイン名、プロトコル番号など)の標準化や割当を行っている世界的な組織。

(注3)JPNIC
Japan Network Information Center(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)の略称。日本国内でグローバルIPアドレスの割当や在庫管理等、日本のインターネットの運営を支える組織。



【株式会社ビットアイル会社概要】

株式会社ビットアイルは、①インターネットデータセンター(iDC)の運営等を行うiDC サービス、②ハードウェアからソフトウェアまでの運用サービス、監視サービス、セキュリティサービス、レンタルサービス等を提供するマネージドサービス、③システムインテグレーションサービス、エンジニアリングサービス等を提供するソリューションサービスという3つのサービスにより、顧客のニーズに合致したあらゆるIT サービスを、ワンストップ(顧客のストレスを最小化)で、可能な限り月額課金化(顧客が利用しやすいサービス形態)して提供する「総合ITアウトソーシング」事業を展開しています。

社名 : 株式会社ビットアイル(JASDAQ:3811)(英文表記:Bit-isle Inc.)
所在地 : 東京都港区東新橋1-9-2
設立 : 2000年6月
資本金 : 27億2,496万円(2011年1月31日現在)
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 寺田 航平
URL : (リンク »)


<本リリースに関するお問合せ先>
社長室
TEL: 03-6252-3522
e-mail: ir@bit-isle.co.jp

<サービスに関するお問合せ先>
マーケティング本部サービス開発部
TEL: 03-6252-3524
e-mail: sales@bit-isle.co.jp
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