コアマイクロシステムズ、ZFSオープンストレージOS最新版「NexentaStor 3.1」を10月11日より発売開始

~VMware VAAIフルサポートとデータセンタ間のレプリケーション高速化とクラスタ化~

コアマイクロシステムズ株式会社

2011-10-11 16:00

コアマイクロシステムズ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:高橋晶三、以下 コアマイクロシステムズ)は、2009年に販売代理店契約を締結したオープンストレージ ソリューションの世界的リーダーである米国のNexenta Systems社のZFSオープンストレージOS最新版「NexentaStor 3.1」を、2011年10月11日より発売開始することを発表しました。
NexentaStor 3.1は、これまでのNexentaStor 3.0.xに持っていた機能をすべて引き継ぎながら、主に「システムの安全性」ならびに「パフォーマンスと最適化」の両面についての向上を計っています。また、VMware VAAIフルサポートすることにより仮想環境におけるストレージの高速化と効率化を同時に実現します。これらはNexenta Virtual Machine Datacenter (VMDC) 3.0に最大限に活用されています。また、VMDCがMicrosoft Hyper-Vもサポートするようになり、NexentaStor 3.1はVMware、Citrix XenならびにHyper-Vを単一のユニファイド環境、つまりVMDC内でシングルポイントからサポートする唯一のストレージ マネージメント ソリューションとなりました。

◆NexentaStor 3.1の機能強化点
「システムの安全性」
・リコンフィギュレーション時に間違った場合に、それまでの最適なコンフィギュレーションにすばやく、簡単に戻れるrun-book automation機能が付加されました。
・プロアクティブ/オートマチックなアラート機構により、run-book configurationより外れるような事態が起こった場合には、早い時期に警告を発し、IT管理者に通知する機能が付加されました。

「パフォーマンスと最適化」
・新しいLayer 5 multi-connection, multi-destination, multi-pathingプロトコルを使い、非同期で異なったデータセンタ間のレプリケーションをすばやく行えるようになりました。
・Metro cluster展開やstretch cluster展開をサポートし、地理的に離れているアクティブ/アクティブ クラスタ間でのリアルタイムのフェイルオーバーが可能となりました。
・物理的にプロビジョニングされた、あるいは仮想的にシンプロビジョニングされたボリュームの将来の拡張のためのスペースを予約しておく事ができ、これにより、予期以上の必要ストレージ容量ピークに対してもオペレーションを停止せずに対処することができます。
・CIFSに対するサポートをより強化し、CIFS cross-forest trustのサポートも実現しました。
・シンプロビジョニングされたボリュームをシュリンクすることが可能となるSCSI UNMAPにより、スペースを開放し、VDIにおける必要ストレージ容量を減らしました。クローニング、インライン デデュプリケーションおよびコンプレッションの併用により、あるユーザーは、VDIのためのスペースを、NexentaStorを使うことにより、100分の1以下に減らしました。

VMware VAAIへ のフルサポート
VMwareによるVAAIをフルサポートすることにより、VMware ESX/ESXi 4.1以降の仮想サーバを充分に活用できるようになりました。これにより、仮想ディスクのイニシャライズや仮想マシンのクローニングなど数多いストレージ関連のオペレーションをESX/ESXiホストからarray controllerにオフロードすることができるようになりました。オフロードすることにより、CPU能力をより多く必要としているアプリケーションに振り分けることができ、結果として総合的な仮想サーバの能力を最大限に活かせるようになります。

◆NexentaStor 3.1の提供形態について
 以下のハードウェアアプライアンスにて販売する予定です。

高速同時アクセスに応える先進のユニファイドストレージ「PrimeSTOR ZFS」 
(リンク »)

大規模同時アクセスに応える先進のストレージ仮想化ゲートウェイ「PromeGATE ZFS」
(リンク »)

※「NexentaStor」、「PrimeSTOR ZFS」、「PrimeGATE ZFS」の詳細資料は以下よりダウンロードできます。
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

コアマイクロシステムズ株式会社の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]