OKI、流通業界向けリサイクル型入出金装置「USCOSII」発売

沖電気工業株式会社

From: JCN Newswire

2011-11-11 12:14

Tokyo, Nov 11, 2011 - ( JCN Newswire ) - OKIは、流通業界向けのリサイクル型入出金装置の新モデル「USCOSII(アスコスツー)」を、本日より販売開始します。出荷は2012年2月より行います。「USCOSII」は、従来機種に対し紙幣処理の速度の高速化、硬貨収納量の大幅な拡大、1万円札の出金可能化など、現金管理業務の効率化につながる数々の機能強化を行い商品化したものです。操作性とセキュリティも強化し、業界随一の幅広い機能をより安全・快適にご使用いただける商品となっています。

OKIは2005年より、流通サービス業界初となる入出金機能と両替機能を兼ね備えた入出金装置「USCOS(Universal Service & Cash Order System):アスコス)」を、食品スーパーをはじめとした小売店舗や駅などに納入してきました。「USCOSII」は、従来機「USCOS」の販売を通して培った運用ノウハウやお客様の声を活かし、現金管理のいっそうの作業効率向上につながる機能強化商品に仕上げたものです。

「USCOSII」は、以下のような機能強化を行っています。

(1) 硬貨収納の大容量化
従来機種の1.5倍以上(5系金種(注1)は3倍増)で、業界でも最大となる11,500枚の硬貨取り扱いを可能にし、リサイクル効率の向上と現金管理者の作業軽減を実現します。

(2) 紙幣処理の高速化
従来機種の約2倍で業界最高の紙幣計数速度を実現(約12枚/秒)し、現金取り扱い業務の効率化に貢献します。

(3) 一万円札の出金機能の追加
千円札、五千円札のほか、出金の対象紙幣に一万円札を加えました。釣銭だけでなく払戻金などの出金ニーズにも十分な対応が可能となります。

(4) 小口現金の管理機能の追加
小売店舗などで必要な小口現金の管理機能も取り込み、店舗全体の総合的な現金管理の効率化を図ります。

また、利用者の操作性を考慮した、新たなデザインを採用しています。タッチパネルモニタを新たに搭載し、従来からのテンキーとの組み合わせで、見やすさと数字入力のしやすさを兼ね備えたものとしており、モニタ画面はお客様が選択しやすいメニュー配列にしています。釣銭用の硬貨出金箱も従来機種よりも位置を高くし、取り出し操作がスムーズになります。

さらに、セキュリティ面では、筐体自体はATMと同等の日本自動販売機工業会レベル3相当の強度を持たせている上、物理キーに加え電磁ロックを採用した万全のものとなっています。

なお、「USCOSII」では、オンライン機能として「センタ/ストアパッケージ」をオプション提供します。POSシステムや店舗会計システムとのデータ連動などを可能とするもので、バックヤードでの現金管理だけではなく、売り場を含めた店舗内現金のトータル管理を実現します。

【「USCOSII」の主な機能】

1. 主な現金管理業務機能
- 入出金機能: レジへの釣銭準備金を出金し、レジ等から引き揚げた現金を計数・収納します。
- 現金仕分け機能: レジなどから引き揚げた現金を売上分と釣銭分に仕分けします。
- 現金リサイクル機能: 回収した釣銭分の現金を釣銭・両替用にリサイクル使用します。
- 集計管理: 係員ごと、レジごとの現金取り扱いを集計・管理します。
- 店舗内釣銭の在高管理: 店舗内釣銭の在高を管理します。(金庫チェックをサポート)
- 小口現金管理: 店舗釣銭だけでなく小口現金の入出金・残高管理を行います。

2. オンライン機能(「センタ/ストアパッケージ」:オプション)
- 各種運用データの抽出を行い、会計システムやPOSシステムとのデータ連動を実現します。
- 「USCOSII」の現金管理データを収集し、現金日報・売上日報の作成を行います。
- 「USCOSII」の操作一覧を表示し、不正行為を監視できます。

【販売計画】
販売目標:4,000台/5年
出荷時期:2012年 2月~

【用語解説】
注1:5系金種
5円、50円、500円のこと。(これに対し、1円、10円、100円を1系金種と呼びます。)お客様ニーズに合わせ、「USCOSII」では5系金種の収納容量を大幅に増やしました。

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)

お問合せ先:
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 村川
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
システム機器事業本部 自動機事業部 プロダクトSE第二部
URL: (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]