仮想化システム監視・運用サービスを開始

ハードウェア保守やSE対応とも連携できる低価格な監視・運用サービスを提供

株式会社日立システムズ

2012-01-20 10:30

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:高橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、仮想化システムを導入している企業・団体向けに、仮想化システムを24時間365日、リモートで監視し、異常時はメールで連絡する「仮想化システム監視・運用サービス」を、本日より開始します。
本サービスは、仮想化システムの監視・運用に特化することにより、従来のリモート型のシステム監視・運用サービスと比べ、低価格化を実現しました(当社比較)。また、日立システムズが提供するハードウェア保守・SE保守サービスとあわせた利用により、障害検知から原因切り分け、復旧作業までワンストップのサポートを提供します。お客さまは本サービスの利用により、仮想化システムに対する障害検知の早期化、障害からの復旧時間短縮、運用業務の負荷軽減、TCO削減を図ることが可能です。

TCO削減やスピーディーなシステム開発などを目的に、仮想化システムの導入が拡大しています。また、システム仮想化の対象も、開発・検証機の統合、部門サーバーの統合といった小規模な仮想化から、会計システムなど基幹システムの仮想化へと多様化しています。
こうしたニーズの高まり・多様化から、日立システムズでは、お客さまのニーズに適した仮想化環境を短期間かつ最適なコストで提供する「おてがる仮想化パック」をはじめ、多様な仮想化ソリューションを提供しています。一方、仮想化システムを導入しようとするお客さまは、「自社で仮想化システムの監視システムを整えるにはコストがかかる」、「専任の監視・運用体制は持つことができない」、「監視サービスだけでは、障害時の切り分けや復旧対応がスムーズにできるか不安」など、仮想化システムの監視・運用業務にさまざまな課題を抱えていました。
こうした背景から日立システムズは、仮想システムの監視・運用に特化することにより、日立システムズの従来型サービスと比べ低価格化を実現した「仮想化システム監視・運用サービス」の提供を開始します。本サービスは、1台のハイパーバイザー管理サーバーに監視ソフトウェアをインストールすることにより複数の仮想サーバー・機器の監視を可能にし、監視対象サーバーへの監視エージェントのインストールを不要にしました。そのため初期導入費用もかからず、月額費用を支払うだけで監視・運用サービスを早期に利用できます。さらに、日立システムズのハードウェア保守サービスやSE保守サービスとあわせた利用により、障害発生時に日立システムズの「日立ソリューションサポートセンタ」の専門スタッフが障害状況を確認し、状況に応じて保守員やSEと連携を図れるワンストップのサポートサービスを提供します。
日立システムズでは、主力事業として今後強化を図るクラウドサービスの一つとして、また日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」の一つとして「仮想化システム監視・運用サービス」を拡販し、2013年度末までに300社への販売をめざします。


■サービス内容
【特長】
・監視サービスを月額費用のみで提供
・初期費用(導入コスト)が無料 (簡易初期設定をお客さまに実施いただきます)
・監視対象サーバーへの監視エージェントのインストールが不要 (*1)

【対象機器】
・監視デバイス数(仮想化基盤3、その他5デバイスの計8デバイスまで)

【監視項目】
・Pingによる死活監視(物理サーバー、仮想サーバー、スイッチ)
・物理サーバーのハードウェア障害検知
・物理サーバー、仮想サーバーのリソース監視

【対応内容】
・障害通知(E-Mailおよびポータルサイトより提供)
・お問い合わせの受付(2件/月)
・インシデント管理
・障害検知時の保守拠点、SEへのエスカレーション (*2)(*3)

*1vCenterサーバーへ監視ソフトウェア(オンサイトマネージャー)をインストールします。
*2監視対象機器は当社が導入した機器で、別途ハードウェア保守、ソフトウェア保守の契約を締結していることが前提となります。
*3SEによる個別対応を行う場合には、別途、SE保守契約の締結が必要です。

■サービス価格(税込)
初期費用:無料(簡易初期設定をお客さまに実施いただきます)
月額費用:42,000円から

■関連Webサイト
仮想化システム 監視・運用サービス
(リンク »)

■「おてがる仮想化パック」について
「おてがる仮想化パック」では、サーバー統合の設計から、仮想化システム構築によるサーバー統合、管理者教育、保守までをセットで提供するオールインワンパックです。短期間に低コストで仮想化環境を導入したいお客さまのニーズに応えて多くの企業や団体に採用されており、利用用途に応じた「シングル構成モデル」「エコモデル」「スタンダードモデル」「ノンストップモデル」の4種類をラインアップしています。仮想化ソフトにはヴイエムウェア株式会社の「VMware vSphere 4」を採用しています。
詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

■日立システムズについて
株式会社日立システムズは、お客さまに密着した高品質な運用・保守サービスや、サポート力を生かしたプラットフォーム運用ソリューションに強みを持つ日立電子サービスと、幅広い業務システムの提案や設計・構築・運用に豊富な経験とノウハウを有し、データセンターサービス事業において豊富な実績を持つ日立情報システムズが合併し、2011年10月1日にスタートしました。日本のIT黎明期から業界をリードしてきた両社が培った技術、ノウハウを結集し、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、保守までITライフサイクルの全領域をカバーする真のワンストップサービスの提供により、お客さまのビジネスの発展を支えます。そして、グローバルサービスカンパニーをめざし、豊かな社会の実現に貢献してまいります。
詳細は、 (リンク »)  をご覧ください。

■お客さまからのお問い合わせ先
商品お問い合わせ窓口: TEL 0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)
お問い合わせWebフォーム: (リンク »)

■報道機関のお問い合わせ先
株式会社日立システムズ
CSR本部コーポレート・コミュニケーション部 松林、杉山
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@hitachi-systems.com


*Harmonious Cloud は、株式会社日立製作所の登録商標です。
(リンク ») (新規ウィンドウを表示)
*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

このプレスリリースの付帯情報

サービス概要

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]