シーイーシー、エコーネットコンソーシアムより国内初の「ECHONET Lite」認証機関に認定

スマートハウス向けの認証・検証サービス市場に本格参入し、新たな事業分野を開拓

株式会社シーイーシー

2012-03-29 00:00

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柏木 茂、以下シーイーシー)は、     このほど、エコーネットコンソーシアムより、国内初のスマートハウス向け新世代通信プロトコル「ECHONET Lite」認証機関として承認されました。また、併せて4月1日より「ECHONET Lite」の規格認証付与サービスの提供を開始しますのでお知らせいたします。
シーイーシーは、12年の検証サービスにおける豊富な経験と実績を活かして、このほど業界に先駆け、「ECHONET Lite」の規格認証付与サービスを新たに提供いたします。併せて、活性化が予想されるスマートハウス市場に向けて積極的に対応し、今後、HEMS(Home Energy Management System)と家電機器との接続性検証や各種センサーとスマートメーターとの接続検証など、新たな検証サービスメニューを順次追加して事業の拡大を図ります。なお、シーイーシーは今後3年間で、スマートハウス市場向けの検証サービス事業にて売上高10億円を目指します。
(規格認証付与サービスサイト  (リンク ») )

シーイーシーは、1999年に携帯電話を中心とした検証事業に参入、2005年からはPROVEQ(プロベック)のブランド名にて第三者検証サービス事業を展開しています。2008年にはスマートハウス市場に向けて、エコーネットコンソーシアム認定の認証機関として、ECHONETの規格認証付与サービスを開始しました。また、2009年には、異なるメーカー機器の相互接続を実現するため、ソフトウエアの機能や周辺機器との互換性に関する品質検証サービスを提供しています。

スマートハウスとは、ITを駆使して家庭内のエネルギー消費を最適に制御された住宅のことで、ECHONET Liteは、スマートハウスを構築するために、HEMSと家電機器、スマートメーターや太陽光発電システムなどの機器間の情報のやりとりを規定した通信規格です。2011年12月に、次世代のホームネットワーク用通信規格を検討する、エコーネットコンソーシアムが一般に公開しました。2012年2月には経済産業省がHEMSと家庭内機器をつなぐ標準インターフェースとして、「ECHONET Lite」を推奨するなどの決定事項が公表されました。

このプレスリリースの付帯情報

ECHONET Lite規格概要

用語解説

■参考
【エコーネットコンソーシアム】
エコーネットコンソーシアムは、1997年9月に家電メーカーや電力会社6社が中心となって設立され、現在100以上の企業が参加しています。本組織は、家電機器やセンサー類をネットワークに接続するための標準規格の策定のみならず、規格に関わるライセンスの運用方式、規格認証方式など製品開発を促進する仕組み作り、国際標準化への提案など幅広い活動を推進しています。
【ECHONET規格】
エコーネットコンソーシアムが提唱する、家庭内の電灯線や無線を利用したネットワークの規格です。家電機器や住宅設備機器等の制御を行うためのネットワークとして位置づけられており、ECHONET内にある制御装置から直接機器を制御するほか、携帯電話や携帯端末等を利用して遠隔操作による制御も可能になっています。今回規格化されたECHONET Liteは、物理層からアプリケーション層までOSIの7階層すべてを規定した「ECHONET」規格を基本に、伝送メディアをフリーにし、OSIの5~7層の通信ミドルウエアのみの規格に特化し、より柔軟性を高くしたものです。

■株式会社シーイーシーについて
シーイーシーは、独立系システムインテグレーターとして、診断/検証サービス(PROVEQ)から、ITライフサイクルマネジメントサービス事業(PROFESSIONAL)、ソリューションサービス(PROSES)、ソフトウエア開発サービス事業(PROGRESS)まで、トータルにITサービスを提供しています。 
検証サービス分野においては、PROVEQ(プロベック)のブランドで携帯電話や情報家電に代表される組込み分野向けシステムや、業務システム、Webシステム等のビジネスシステム向けに第三者検証サービスを展開しています。詳細はWebサイト: (リンク ») をご参照ください。

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