アルカテル・ルーセント 「OpenTouch™ Conversation」ソフトウェア

日本アルカテル・ルーセント株式会社

2012-04-10 14:15

アルカテル・ルーセント、 「OpenTouch™ Conversation」ソフトウェアにより、音声、ビデオ、オンラインのビジネス用コラボレーションツールを統合し、従業員の個人所有デバイスからの利用を可能に ~最新のエンタープライズ向けソフトウェアにより、自社の通信機能を統合しつつ、業務のトレンドとして急成長中の「ブリング・ユア・オウン・デバイス(BYDO)」を活用可能に~
【2012年3月26日、パリ発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ベン・ヴェヴァイエン(Ben Verwaayen))は、インスタント・メッセージング、データ共有、音声通話、ビデオ・コラボレーションなどさまざまな種類のビジネス用のコミュニケーション・サービスを、会話を中断せず、容易に移行することができる「OpenTouch™ Conversation(オープンタッチ・カンバセーション、OTC) (リンク ») 」ソフトウェアを発表しました。

IDG Connectの最近の調査 (リンク ») によると、世界中の企業やITプロフェッショナルの91%は、業務でのコミュニケーションの一部で自分の所有する「iPad」を使用していることが判明しました。アルカテル・ルーセントのOTCは、急成長中のビジネス・トレンドである「ブリング・ユア・オウン・デバイス(BYDO)」を活用して、従業員が個人で所有しているスマートフォンやタブレットなどを業務用のアプリケーションとして全てのビジネス・コミュニケーションに利用できるようにします。

OTCは、あるプラットフォームから別のプラットフォームへと会話の「引き渡し」を行います。これによって、従業員は、職場の電話で音声通話を開始し、PCやタブレット上で会話をビデオ会議へと移行させて、携帯電話で通話を終えるという、自由かつシームレスなビジネス・コミュニケーションのスタイルが可能となります。

従業員は今後、オフィスへの出入りにより通信デバイスを切り替える際に受話器を置くことやリダイアルをする必要はなく、ビデオ通話の際に特別な設定をする必要もありません。OTCを使用することで、素早く、簡単に参加者を会話やコラボレーション・セッションに追加できます。その結果、より効率的かつ効果的で、コラボレーション性の高い会話を全社的に行うことができます。

OTCはインタラクティブなソフトウェア・アプリケーション/インターフェイスであり、アルカテル・ルーセントの最先端通信プラットフォームであるOpenTouch™ (リンク ») をベースとしています。複数のプラットフォーム向けに設計されており、第一弾製品では「iPad」に対応し、Wi-Fiと3Gのネットワーク上で動作します。その使いやすいユーザ・インターフェイスは従業員にとって直感的、魅力的であると同時に、ITマネージャの期待に応えるセキュリティ・レベルや容易な管理機能を兼ね備えています。

Current Analysisのリサーチ・ディレクターであるBrian Riggs氏は、次のように述べています。
「IT部門には、エンドユーザである従業員のお気に入りのモバイル機器から企業リソースにアクセスしたいという要望が多く寄せられています。これはつまり、ユニファイド・コミュニケーション(UC)/コラボレーション・ソフトウェアでは、電話やビデオ会議などのUC機能を、企業支給のものではなく個人所有のデバイスで対応させるということになります。OTCによって、アルカテル・ルーセントのOpenTouch™アーキテクチャは、UC採用を促進させるものとして機能します。」

アルカテル・ルーセントは、OTCのユーザ・フレンドリーなインターフェイスがあらゆるデバイスの画面で同じように表示され、機能するよう対応しました。画面上では、最近、現在、そして今後の会話の予定がグラフィカルに表示されるほか、現在の主要な連絡先や現在の会話の「ステージ」も確認できます。会話に追加可能な他のユーザの状況に関する豊富なプレゼンス情報がリアルタイムで表示されることで、関係のある人物全員の状況が直ちに確認できます。

アルカテル・ルーセントのエンタープライズ部門でエンタープライズ・コミュニケーション・ソリューションのゼネラルマネージャを務めるEric Penissonは次のように述べています。
「OTCを支える優れた性能は、スマートデバイスの能力を活用し、直感的で使いやすいインターフェイスを通じてすべてのコミュニケーション媒体を単一の場所から調整できる点にあります。このような、今までにない画期的なコミュニケーション技術により、ユニファイド・コミュニケーションと『ブリング・ユア・オウン・デバイス(BYDO)』の進化が進みます。OTCの卓越したアプローチにより、従業員は今後、自分のタブレットやスマートフォンをより有効活用できます。」

OTCの第一弾製品では、企業で人気のタブレットであるiPadがサポートされます。WindowsとMacOS、Android、iOS、Blackberry、マイクロソフトのスマートフォンなど、各種プラットフォームについては近日中にサポートする予定です。

今回の発表により、アルカテル・ルーセントは引き続き、ブリング・ユア・オウン・デバイス(BYOD)を活用するセキュアで革新的なエンタープライズ環境を作り出すための取り組み (リンク ») を拡大していきます。OTCは現在、実地試験中であり、企業によるOTCの導入可能な時期は、2012年6月を予定しています。

原文: Alcatel-Lucent weaves together voice, video and online collaboration tools for businesses and extends them to employees’ personal devices
(リンク »)


<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は、ネットワーキングおよび通信の技術、製品、サービスの分野をリードするイノベーターであり、世界の通信事業者、各種法人、および政府機関より、長年にわたりパートナーとして信頼をいただいています。アルカテル・ルーセントが擁するベル研究所は、技術革新でネットワーキングと通信業界の形成を担う世界最先端の研究開発機関の一つです。アルカテル・ルーセントは、lightRadio™(無線ネットワーク上で消費電力と運用コストを抑えつつ、超高速インターネット・アクセスを実現するソリューション)などの革新技術が認められ、MITテクノロジー・レビューによる世界で最も革新的な企業50社 の2012年度ランキングに選出されました。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)のポテンシャルを形にする」という企業ミッションのとおり、コミュニケーションをよりサステナブルに、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
業界トップクラスの豊富なグローバルサービスの経験を有するアルカテル・ルーセントは、世界各地のローカル・パートナーとして、130ヶ国以上で事業展開を行っています。
Euronext ParisおよびNYSE:ALU/フランス法人(本社:パリ)/2011年度売上高:153億ユーロ/
URL: (リンク ») /ブログ: (リンク ») /
ツイッター: (リンク »)

<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006  東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:マーティン・ジョーディ(Martin Jordy)/資本金:4億円/URL(日本サイト): (リンク »)

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本件に関するお問い合わせ先:

日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 山﨑 由紀子
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7022
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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