代表取締役:山田公介、以下JS3)は、プライベート認証局製品である
「プライベート CA Gleas(以下、Gleas)」が、シスコシステムズ合同会社の
Cisco ASA5500シリーズ(以下Cisco ASAシリーズ)・Cisco IronPort ウェブ
セキュリティアプライアンス(以下Cisco IronPort WSA)と実現する
スマートデバイスからのWebアクセスセキュリティソリューションを発表します。
本ソリューションはGleasの販売パートナーであるジェイズ・コミュニケーション
株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 : 愛須 康之、以下ジェイズ・
コミュニケーション)が本日から販売開始いたします。
Cisco ASAシリーズは、豊富な実績を持ち、高性能かつ多機能なファイアウォール、
侵入防御システム(IPS)、ネットワークウイルス対策ソフトウェア、およびIPsec/
SSL VPNテクノロジーにより、ネットワークの場所や要件に適した防御を実現するセ
キュリティアプライアンス製品です。多彩なセキュリティサービスを単一のアプラ
イアンスに集約することで、プラットフォーム、設定、および管理が標準化され、
導入に必要なコストおよび継続的な運用コストが削減することが可能です。
Cisco IronPort WSAは、独自開発の高性能プロキシ/キャッシュエンジンを搭載した
Webセキュリティゲートウェイであり、ウイルス、スパイウェアをはじめAPT攻撃対策まで、
Webアクセスを介した脅威から企業を保護する機能を1台に統合したセキュリティ
アプライアンス製品です。さらに、SaaSアプリケーションとのシングルサインオンを
実現するSAML(Security Assertion Markup Language)2.0に対応しており、
Google Apps・SalesforceなどのSAML対応SaaSには認証情報の再入力を
不要とすることも可能です。
Gleasは、これまでのCisco ASAシリーズへの対応により、
自宅や外出先のiPhone・iPad、AndroidおよびPCから Cisco ASA を経由した
社内システムへのSSL-VPN 通信ならびに社内での無線 LAN 通信において、
電子証明書を利用した厳格なセキュリティプラットフォームの安全かつ手軽な
構築・運用を実現しています。
このたび、Cisco IronPort WSAを加えることにより、Cisco AnyConnectの
オンデマンドVPN機能を利用したトラフィックの統合、そのトラフィックが不正URLへ
アクセスしようとした際のWebレピュテーションおよびGoogle Appsへの
シングルサイオンなどが可能となります。シングルサインオンを含む
オンデマンドVPNの認証において、電子証明書を利用することにより、
接続するデバイスの特定による認証強化が可能となります。
また、Gleas に搭載したCisco IronPort WSAへのトラフィック統合を
簡便に設定できる機能を利用することで管理業務の軽減も実現しました。
JS3とジェイズ・コミュニケーションは、本ソリューションの販売開始に合わせ、
4月20日に開催するセミナーにおいてソリューションの紹介および
デモンストレーションを行います。
【プライベートCA Gleas販売パートナーセミナー】
(リンク »)
Gleas は、プライベート認証局の開発・販売から得たノウハウに基づき、さらに高い
柔軟性と操作性を実現するために開発された認証局アプライアンスです。ここ数年、
Gleas は企業でのリモートアクセスを中心とした認証ソリューションとしての導入が
増加しています。その背景には、インターネット、クラウドなどの普及とともに、
スマートフォンなどの新たなデバイスの登場により、企業における情報資産管理に
関する大きな変化が発生しているものと思われます。このような変化は、大企業を
中心として発生していますが、今後は中堅・中小企業からのニーズが徐々に
高まっていくと推測されています。Gleasの企業の管理者業務の効率化を
目的とした機能および他製品との関連ソリューションは、お客様からのニーズに
基づき開発・搭載したことで高い評価をいただいています。
JS3 とジェイズ・コミュニケーションは、今後も両社で新しいソリューションの
連携動作検証を進めます。ジェイズ・コミュニケーションの取り扱う豊富な商材と
Gleas が連携することで、ネットワークセキュティとユーザの利便性、双方が
高まるソリューションが実現します。共同検証によって得たナレッジを含めて、
お客さまへ最適なソリューションをご提案してまいります。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。