データコア・ソフトウェアが仮想サーバ専用ライセンスを発表

ソフトバンクBBが販売元となり、仮想化のスモールスタートや 小規模仮想化環境の導入を促進

データコア・ソフトウェア株式会社

2012-10-25 12:00

ストレージハイパーバイザーを提供するデータコア・ソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区外神田6-14-7、代表取締役:ピーター・トンプソン、以下データコア)は、中核となるストレージハイパーバイザー製品「SANsymphony™-V」の仮想サーバ専用ライセンスを発表しました。本製品は、データコアの国内認定ディストリビュータであるソフトバンクBB株式会社が販売元となり、本日10月25日より販売パートナー各社を通じて提供されます。
ストレージハイパーバイザーを提供するデータコア・ソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区外神田6-14-7、代表取締役:ピーター・トンプソン、以下データコア)は、中核となるストレージハイパーバイザー製品「SANsymphony™-V」の仮想サーバ専用ライセンスを発表しました。本製品は、データコアの国内認定ディストリビュータであるソフトバンクBB株式会社が販売元となり、本日10月25日より販売パートナー各社を通じて提供されます。

本ライセンスは、ストレージハイパーバイザーとして多くのサーバ仮想化製品との組合せで稼働実績を持つSANsymphony™-Vを仮想マシン専用ライセンスとしてパッケージ化した製品です。多くのVSA(Virtual Storage Appliance)と同様に、仮想サーバのローカルストレージを仮想ディスク化し、二重化した共有ストレージとして利用する事ができます。これにより外部ストレージ無しに、最小のハードウェア構成で、仮想サーバの全ての機能を利用する事が可能になります。

さらに本製品は、シンプロビジョニングや、同期ミラーリング、スナップショット、ストレージマイグレーション機能を標準でバンドルし、リモートレプリケーション、CDP(継続的データ保護)、自動階層化などの機能もオプションで提供します。

また、標準のSANsymphony™-Vへのアップグレードパスを設ける事で、従来のVSAでは対応できなかった、ストレージ機能を物理環境に移行し容量やI/O性能を拡張していく事が可能です。そのため、小規模の仮想化環境だけでなく、大規模な仮想環境に拡張していくことで投資を無駄にする事なく、仮想環境のスモールスタートと将来の拡張性を実現します。

「SANsymphony™-V 仮想サーバ専用ライセンス」の主な特徴
  ・ VMware vSphere、Citrix XenServer、Microsoft Hyper-V、KVMなど、マルチハイ
    パーバイザーに対応
  ・ 実効容量で、2TB、4TB、8TBで、2ベースライセンス(同期ミラーリング)がセットされたわか
    りやすいライセンス体系
  ・ ストレージレベルでのシンプロビジョニング、同期ミラーリング、スナップショット、ストレージマ
    イグレーション機能を標準でバンドル
  ・ オプションでリモートレプリケーション、CDP(継続的データ保護)、自動階層化など高度な
    ストレージ機能を提供
  ・ 標準SANsymphony™-Vへの差額アップグレードプログラムにより、仮想マシン上から物理
    マシン環境へ共有ストレージを移行可能
  ・ 標準バンドルのストレージマイグレーション機能を使い、既存の仮想化環境への導入も簡単
  ・ VMware vCenter Plug-inを標準でバンドルし、vStorage API for Array
    Integration(VAAI)、Site Recovery Manager(SRM)に標準で対応
  ・  Microsoft System Center Plug-inを標準でバンドル

SANsymphony™-V 仮想サーバ専用ライセンスは、実効容量2TBまで管理できる最小規模ライセンスで参考定価400,000円 (年間サポート 120,000円)「いずれも税別」からとなっており、初年度で50ライセンスの販売を予定しています。

「SANsymphony™-V 仮想サーバ専用ライセンス」      (容量はホストから使用できる実効容量です)

                 2TB HAモデル     4TB HAモデル     8TB HAモデル
製品コード ライセンス      SF1-EWR-100-BSV   SF2-EWR-100-BSV   SF3-EWR-100-BSV
製品コード サポート       SF1-EWR-GLD-BSV   SF2-EWR-GLD-BSV   SF3-EWR-GLD-BSV
参考定価(税別)ライセンス     400,000円      500,000円      660,000円
        サポート(1年)    120,000円      150,000円      200,000円
ベースライセンス            2台         2台         2台
仮想ディスクプール           標準        標準         標準
高速キャッシュ(Max 1TB)      標準        標準         標準
シンプロビジョニング          標準        標準         標準
同期ミラーリング             標準        標準         標準
iSCSI                   標準        標準         標準
スナップショット             標準        標準         標準
ストレージマイグレーション       標準        標準         標準
vCenter Plug-in           標準        標準         標準
System Center Plug-in      標準        標準         標準
リモートレプリケーション         オプション     オプション      オプション
ASR(Advanced Site Recovery)オプション     オプション      オプション
CDP(継続的データ保護)       オプション     オプション      オプション
自動階層化               オプション     オプション      オプション




今回のSANsymphony™-V 仮想サーバ専用ライセンス発表にあたり、ソフトバンクBB様から以下のコメントを頂いています。

今回のSANsymphony™-V 仮想サーバ専用ライセンスの発売を大変喜ばしく思います。
かねてよりソフトバンクBBでは、運用改善やコスト削減のためのアプリケーション・デスクトップ・サーバの仮想化提案に注力してきました。
データコア・ソフトウェア社が推進するストレージ仮想化のテクノロジーはシステムをより柔軟にし、様々なユーザーの問題解決に役立つものであり中でも本製品は、中小企業における仮想化環境のスモールスタートを実現するとともに将来的な拡張をも見据えたシステム導入に最適なソリューションであると確信しております。なお、今回の仮想サーバ専用ライセンスは当社からはSANsymphony™-V Essentialsと言う名称にて販売をいたします。
今後とも当社ではデータコア・ソフトウェア株式会社様と協業し、認定ディストリビューターとして市場拡大を推進しつつお客様満足の向上を目指して参ります。
ソフトバンクBB株式会社
コマース&サービス統括 コマース&サービス本部
本部長 高瀬 正一


【本件に関するお問い合わせ】

ソフトバンクBB株式会社 コマース&サービス統括 仮想化ビジネス推進部
担当:仮想化ビジネス推進部
E-mail:SBBMB-sbb_vmware@g.softbank.co.jp


データコア・ソフトウェア株式会社
担当:片山・鎧塚
TEL:03-6695-7013  FAX:03-6695-7140
E-mail:DataCore-Japan-Info@datacore.com

このプレスリリースの付帯情報

構成イメージ図

用語解説

【SANsymphony™-Vについて】
SANsymphony™-Vは、ストレージハイパーバイザーとして動作する唯一のストレージ仮想化ソフトウェアです。ストレージハイパーバイザーによって、従来ハードウェアの仕様やライフサイクルの制限を受けていたストレージ運用が大幅に改善され、リソースとコストの最適化、データ管理の継続性を提供する事ができます。
また、汎用ハードウェアとソフトウェアによるストレージ仮想化ソリューションは、仮想サーバや仮想デスクトップとの相性も良く、ソフトウェアによって全体が仮想化されたインフラは、パブリックなクラウドサービスから、企業内のプライベートクラウド環境まで、国内でも多くのお客様にご採用いただいております。

【データコア・ソフトウェアについて】
米国フロリダ州に本拠をおくDataCore Software Corporationは、1998 年の設立以来、ストレージ仮想化の先駆として高度な可用性を誇る製品開発を継続し、小規模から大規模な構成まで、あらゆるユーザーのストレージ仮想化ニーズを満たす先進のソフトウェア製品ストレージハイパーバイザーを提供しています。DataCore Softwareのソリューションは、ストレージのイニシャルコストを削減し、ストレージ要件や運用を最適化し、また顧客のシステム投資を保護し、柔軟で段階的な拡張を実現します。製品は、パートナーを通じて提供され、世界各国で多数のユーザー企業のストレージ環境を改善しています。
データコア・ソフトウェア株式会社は、その日本法人として2000 年に設立され、国内での販売、マーケティング、サポートを行っています。 (リンク »)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]