テクトロニクス、100Gトランシーバ・テストのための超低ジッタ、広帯域ソリューションを発表

テクトロニクス

From: Digital PR Platform

2012-12-12 10:46


報道発表資料
2012年12月12日

テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、DSA8300型オシロスコープ用のフェーズ・リファレンス・モジュール82A04B型を発表します。DSA8300型と組み合わせることにより、計測器ジッタを100fs未満(代表値)に抑えることができます。DSA8300型はサンプリング・オシロスコープ、リアルタイム・オシロスコープを含む、複数チャンネルのオシロスコープとしては最も小さな計測器ジッタになり、IEEE802.3ba、32G Fibre Channelのテスト仕様で規定されている、最大6チャンネルの100Gトランスミッタ/リンクの設計、デバッグ、特性評価に最適な計測器となります。

100(4x25)Gbps通信システムの設計エンジニアの課題は、十分な忠実度で高速なビット・レート信号を取込み、現実の信号における被測定デバイスの特性を正確に評価することでした。クロック速度はますます高速になっており、25Gbpsのビット周期はわずかに40psでしかないため、計測器のジッタとノイズを最小限に抑え、十分な帯域で信号を詳細に解析することが重要になっています。

テクトロニクス、パフォーマンス・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのブライアン・ライク(Brian Reich)は、次のように述べています。「新製品のフェーズ・リファレンス・モジュール、アップグレードされた電気サンプリング・モジュール、その他の機能強化により、テクトロニクスは高速データ通信における真のリーダになります。測定システムの優れた忠実度、汎用性、操作性を、非常に競争力のある価格でご提供します」

DSA8300型メインフレーム用に設計された新製品82A04B型フェーズ・リファレンス・モジュールの入力クロック周波数は2~32GHzであり、さらにオプションで60GHzまでサポートされます。

新製品のフェーズ・リファレンス・モジュールの他に、20~70GHzの帯域をサポートする6種類の電気サンプリング・モジュールも発表しました。このモジュールは独自のリモート・サンプリング・ヘッドを使用しており、測定取込ポイントを被測定デバイスのすぐ近くに置くことができるため、ケーブル使用による信号劣化を抑えることができます。これらの機能により、低垂直軸ノイズ、低固有ジッタ、広帯域性能が実現でき、最新のIEEE、Fibre Channel規格の信号(3次高調波)から45GHzまでのデータ・レートまで詳細に解析できます。

DSA8300型は、100G電気信号のマルチレーン・システム・テストにおいて、最大で3つの差動(または6つのシングルエンド)信号を超低ジッタで同時に取込むことができます。他社製品では、最高50GHzで2つのシングルエンド信号しか取込めず、またリモート・サンプリングもサポートされていないため、信号が著しく損なわれる可能性があります。

設計エンジニアの生産性を上げるため、テクトロニクスはDSA8300型のタイミング解析機能、セットアップとテスト実行を改善するためのソフトウェアとファームウェアのアップグレードも発表しました。主な機能向上としては、ガイド付のチャンネル・アクイジションとTDRステップ・アライメント、ユーザによるチャンネル遅延と時間単位でのTDRデスキュー、および新製品82A04B型フェーズ・リファレンス・モジュールを使用してジッタ性能を最大限に引き出すための定量的、記述的情報を含んでいます。

テクトロニクスについて
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開しています。詳しくはウェブサイト(www.tektronix.com/ja)をご覧ください。

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