GXSのB2Bソーシャルコミュニティ管理プラットフォーム、小売企業のドロップシップを促進

GXS RollStreamでベンダー能力評価とオムニチャネルへの迅速な対応を実現

GXS株式会社

2012-09-18 00:00

2012年9月10日米国メリーランド州ケーザーズバーグ発—世界最大手のB2B(企業間取引)データ連携統合サービスプロバイダであるGXSは本日、GXSのソーシャルコミュニティ管理プラットフォーム「GXS RollStream

ソリューションが小売企業のドロップシップを促進することを発表しました。GXS RollStreamは、ベンダー能力を評価し、ドロップシップとオムニチャネル・リテイリング向けに取引先ライフサイクル管理ツールを提供するソリューションです。ビジネス・ソーシャルサプライチェーン・ソリューションであるGXS RollStreamを利用することで、小売企業は迅速なガイドラインの設定が可能になり、より確実に消費者の満足が得られるようになります。

オンラインショッピングの増加により、今日の市場で競争するために、主要小売企業にはより幅広い商品を消費者に提供することが求められるようになりました。タイムリーに需要に応えるため、小売企業はベンダーや取引先とのドロップシップを拡大して、品揃えや在庫を増やしています。梱包、ブランディング、および配送に関する取引先の能力を十分に把握できれば、ドロップシップを最初から円滑に進めることができるようになります。

ドロップシップの拡大を検討中の小売企業は、GXS RollStreamを使用して、消費者へ商品を直送する(Direct-to-Consumer)取り組みにおける取引先の能力と関心度を調査・確認することができます。RollStreamでは、倉庫内の保管場所からの個々の品目のピック&パック、宅配業者を利用した購入者住所への配送、関連する注文、在庫、ASNデータのEDI文書の交換などについて、取引先の能力が迅速に評価されます。また、RollStreamの生産性ツールを使用して、出荷連絡の配信や応答レベルの監視を行い、ドロップシップに対応するための各ベンダーのタスクベースのワークフローをステップごとに確認することで、選定した取引先をドロップシッププログラムに迅速に参加してもらうことが可能になります。取引先の参加後は、RollStreamを使用して、緊急配送、特別梱包、ギフト包装など、ドロップシッププログラムの拡張を管理できます。

GXSの企業グループ向けソリューション担当バイスプレジデントであるニック・パーナビー(Nick Parnaby)は次のように述べています。「カウチコマース(テレビを見ながら気になったものをモバイルアプリで購入するネットショッピング)やタブレットショッピングが大きく伸びるなか、小売企業やネット通販企業にとって、販売する商品の品揃えと在庫の拡大へのプレッシャーはこれまでになく高まっています。こうした商品の在庫を揃え、商品を提供する取引先のコミュニティを拡大するために、小売企業はマーチャンダイジングチームやB2Bチームを次世代の生産性ツールやプロセス管理ツールで強化する必要があります。GXS RollStreamはそのためのソリューションです。RollStreamは新しいベンダーの評価、契約、導入に特化して設計されています。これらは、小売企業が収益源を保護して拡大するために強化しなければならない作業です。」

RollStreamはヒューマンセントリック(人が主体)のB2B活動をサポートしているため、取引関係のどちらの側からも部門の境界を越えて担当者が協力できるようになります。また、能力評価から取引先との契約の自動作成、ライフサイクル全体を通じた業務提携や取引関係のガバナンスまで、一元的なサプライヤ情報リポジトリと、取引先とのやり取りのための基本計画が用意されています。このため、小売企業は、各サプライヤとの関係を総合的に把握できます。RollStreamにより、明快なガイドラインとしきい値をあらかじめ設定できるため、取引先は確立された手順に沿ってドロップシッププログラムに参加できます。RollStreamには、規定のプログラムや参加パートナー自体のパフォーマンスを監視するメカニズムも搭載されています。

GXSのRollStreamでは、小売企業の調達から支払までのライフサイクル全体と、取引先の受注から入金までをサポートします。ドロップシップは、オムニチャネル・リテイリング戦略を成功させるために不可欠な要素です。事前出荷明細(ASN)とシリアル番号を記載した納品ラベルを採用し、出荷と納入の向上に重点を置けば、企業は容易に自社のB2Bプログラムをインターネットやモバイルコマースなどの新たなチャネルに適応させることができます。GXSでは、クラウド型のアプローチを使用して買い手と取引先の統合機能の柔軟性と俊敏性を高めています。GXSの包括的なB2Bデータ連携統合サービスは、Fortune 500社の一般小売企業の90%以上、また世界中の大手小売企業200社以上で使用されており、調達から支払およびロジスティクスサプライチェーンの可視化やデータ品質向上を促進し、複雑なビジネスコミュニティの稼動をサポートしています。

■GXSについて
GXSは、世界最大の統合クラウド「GXS Trading Grid」を運用するB2B(企業間電子商取引)統合サービスのリーディングプロバイダーです。GXSのソフトウェアおよびサービスは、米フォーチュン誌「フォーチュ500」社の72パーセントに当たる企業や、上位25サプライチェーンの23社を含む400,000社を越える企業で利用され、パートナーネットワークの拡張、受信プロセスの自動化、電子決済の管理およびサプライチェーン可視化の向上に役立っています。グローバルB2B統合サービス「GXS Managed Services」は、GXS独自のアプローチでB2B統合業務を改善し、GXS Trading Grid®をプロセス編成サービス、そしてグローバルチームと連携して、多企業間のB2Bプロセスを管理します。

GXSはメリーランド州ゲーザーズバーグに本社を置き、従業員数は2,400人以上、世界20カ国の拠点を軸にグローバルB2B統合サービスを提供しています。GXS株式会社は、米GXS Inc.の100%出資による日本法人です。

■将来予想に関する記述
このプレスリリースには「将来予想に関する記述」が含まれています。本プレスリリースにおける記述のうち、過去の事実に関するもの以外の、当社が将来に発生すると予想する活動、事象、開発に関するすべての記述は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これらの将来予想に関する記述は、リスク、不確実性、仮定(米国証券委員会に提出された当社の年次報告書、四半期報告書等に規定)による影響を受けるおそれがあります。したがって、将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示される当社の業績または成果に関して、実際の結果が大幅に異なる場合があります。これらの記述に全面的に依拠しないでください。当社は発生した事象または状況を反映して将来予想に関する記述を更新または改訂する義務を負いません。

本文中のすべての製品およびサービスは各社の商標です。

用語解説

■本件に関する報道関係のお問合せ先
GXS株式会社
マーケティング 石黒 佐知子
TEL: 03-5574-7545
Eメール: gxs-pr@gxs.com

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