OpenTextグループのGXS,東京と大阪にデータセンターを開設、 日本およびアジア太平洋地域のお客様のサポートを強化

セキュアなB2Bインテグレーション・インフラで、お客様のデータ主権に関する懸念を解消

GXS株式会社

2014-12-15 11:00

EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーであるOpenTextグループ(本社:加オンタリオ州ウォータールー)のGXS株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:早川典之、以下GXS)は本日、東京と大阪の2か所にデータセンターを開設し、日本およびアジア太平洋地域の企業間B2Bデータ連携(EDI)クラウドプラットフォーム「OpenText™ Trading Grid™」*と企業間B2Bデータ連携クラウドサービス「OpenText™ Managed Services」*をご利用のお客様のサポートを強化することを発表しました。

東京と大阪に開設された新データセンターでは、グローバルなビジネスネットワークにおける情報のタイムリーなデリバリの確保に欠かせない優れた信頼性、パフォーマンス、および拡張性を顧客企業に提供するものです。

GXS株式会社の代表取締役社長である早川典之は次のように述べています。「日本を含む多くの国で、自国内でのデータ処理の義務付けが始まっています。この東京と大阪のデータセンターによって、日本のお客様に対するデータ主権への問題に対処しながら、クラウドベースの情報交換サービスを提供することが可能になりました。OpenTextグループは、アジア太平洋データセンターを日本に開設することで、地域全体のお客様がB2Bインテグレーションを導入し、ビジネスを円滑に進めていただけるよう、積極的に取り組んで参ります。」

並行運用されるこれらのデータセンターにより、日本およびアジア太平洋地域のお客様は、企業情報をセキュアに管理、交換するだけでなく、将来的にはさまざまなエンタープライズ向けクラウドコンピューティング・サービスとアプリケーションを、より柔軟な企業間情報共有の目的で利用することが可能となります。さらに、アジア太平洋地域全体のOpenTextのお客様にとっても、すべての情報とデータが日本国内に存在することによって、ローカルのコンピューティング・インフラに対するデータ主権とサービス継続性が強化されるというメリットがあります。

OpenTextのエンジニアリング担当上級副社長であるMuhi Majzoub(ムヒ・マズーブ)は次のように述べています。「世界中の企業では、モバイルやクラウドコンピューティングなど、新たなディスラプティブテクノロジー(革命的技術)の導入によるデジタル情報の利用が進んでおり、これに伴って多くの国が新しい時代に応じた情報コンプライアンスの基準や規制の策定に着手しています。その遡上において、情報が保存・共有される地理的な場所についても関心が高まっています。」

この度、日本にデータセンターを新たに開設したことに示されるとおり、OpenTextはOpenText Cloudに対して継続的な投資を行い、OpenText Trading Gridプラットフォームにワールドクラスの技術アーキテクチャとインフラの整備を行っていきます。加えて、アジア太平洋地域における市場の拡大への取り組みの一環として、日本固有の通信プロトコル(全銀プロトコル**やHULFT MFTプロトコル***)への対応、日本語によるサポートやユーザーインタフェースの提供を行っています。
OpenText Trading Gridは、OpenText Cloudで稼働するB2Bにおけるデータ連携・統合をサポートするプラットフォームです。企業は、ファイアウォール背後のソフトウェアに伴うリスクや課題を気にすることなく、ビジネスパートナーに迅速、セキュアかつ効率的に接続できます。OpenTextなら、複雑な多国間に渡るB2Bプログラム全体にわたるデジタルビジネス・ネットワークを管理するだけでなく、小規模プロジェクトや、地域、取引先企業との連携も迅速に対応します。

以下でもOpenText EIMについて詳しい情報をご提供しています。

Mark J. Barrenechea(OpenText CEO:マーク J. バレンシア)のブログ(英語): (リンク »)  

Twitter: @opentext
LinkedIn: www.linkedin.com/company/OpenText
Facebook: www.facebook.com/opentext

*日本においては、GXS株式会社がサービス・インフラを提供しています。
**全銀プロトコルは、日本の金融機関や一般企業が他の金融機関や全銀データ通信システム(送金、振替など内国為替取引を処理するための電子銀行間取引システム)とデータ伝送を行うためのプロトコルです。

*** HULFT – HULFT Managed File Transferプロトコルは、日本のセゾン情報システムズが販売するソフトウェアパッケージであり、圧縮、暗号化、チェックポイント/リスタートなどの機能で非常にセキュアな双方向のデータ転送を提供します。

用語解説

OpenTextグループ GXSについて
OpenText Corporation(NASDAQ:OTEX、TSX:OTC)の100%子会社であるGXSは、世界最大の統合クラウド、OpenTex Trading Gridを運用する、B2Bデータ連携・統合サービスのリーディングプロバイダーです。新たにOpenTextグループの一員となり、OpenText Information Exchange Suiteの一翼として、取引をスピードアップする製品の包括的な統合スイートを提供します。このスイートは、セキュアなメール、大規模なファイル転送、ファックス、EDI、通知などのメッセージングおよびB2Bデータ連携・統合サービスのすべてを1つのプラットフォームに統合し、多対多の取引を実現します。クラウド、オンプレミスのいずれにおいても、Information Exchange Suiteを使用することで、企業は情報のデリバリを迅速化・制御し、機密性や複雑性の高いコミュニケーションのセキュリティと信頼性を強化できます。詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。Twitter( (リンク ») )、LinkedIn( (リンク ») )でもさまざまな情報(英語のみ)を提供しています。
また、日本国内においては、OpenTextグループでECMおよびBPM製品を中心に、EIMソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bデータ連携(EDI)サービスを提供しているGXS株式会社が、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。


【ご参考】 エクスパダイト株式会社
(リンク »)
【ご参考】 オープンテキスト株式会社
(リンク »)

本件に関する報道関係のお問合せ先
GXS株式会社 マーケティング部 石黒 佐知子
TEL: 03-4560-7806  Email: otj-pr@opentext.com
(リンク »)
ホフマン ジャパン株式会社
OpenText PR担当 高濱/高科/田中
TEL: 03-5159-5750 / FAX: 03-5159-2166
E-mail: OpenTextJP@hoffman.com

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