EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーである、OpenTextグループ(本社:加オンタリオ州ウォータールー)のGXS株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:早川典之、以下OpenText GXS)は本日、米国の自動車業界とヘルスケア業界を対象とした、クラウドベースのB2B/EDIサービスのリーディングプロバイダー、ANXeBusiness Corp.(本社:米ミシガン州サウスフィールド、以下ANX社)の買収に関する正式契約の締結を発表しました。オープンテキストでは、コンプライアンスに準拠した、安全かつ効率的なサプライチェーンと、組織間のビジネスコラボレーションを実現するためのクラウドソリューションおよびソフトウェアのポートフォリオとして、OpenText Business Networkを展開しており、ANX社のソリューションは、これに統合される予定です。
今回の買収により、オープンテキストの既存のB2B/EDI統合ソリューションを補完する形で、ANX社が保有する信頼性の高い顧客関係とターゲットを絞ったビジネスパートナー向けコラボレーション・ソリューションを通じ、自動車業界とヘルスケア業界を対象に、オープンテキストのプレゼンス向上とリーチの強化が期待されます。オープンテキストは今後、ANX社とともに業界別のB2B企業の要件に応えていき、コンプライアンスに準拠した、安全で信頼性の高い情報交換をあらゆる組織に提供することで、それぞれの顧客のニーズに応えていく意向です。ANX社の買収により、OpenText Business Network内の取引パートナーとのコラボレーションの範囲も拡大し、製品設計やプランニングも対象となる予定です。
契約条件
取引の購入価格は、約1億ドルです。買収の結果、年換算で約3,000万ドルの売上高が見込まれますが、この数字は今後も上昇し、オープンテキストのオペレーション管轄に統合される予定です。取引の完了は2016会計年度第4四半期中を予定していますが、慣習的な完了条件を満たす必要があります(※1)。
詳細については、当社のプレゼンテーション(investors.opentext.com)をご覧ください。
※1:本プレスリリースのドル建ての金額はすべて、別途指定がある場合を除き、米ドルによるものです。
■ANXeBusiness Corp.について
ANXeBusiness Corp.は、米ミシガン州に本社を置く、コンプライアンス、セキュリティ、コネクティビティを包括したマネージド・ソリューションを提供するグローバル・プロバイダーです。PCI Security Standards Councilより、認定セキュリティ評価機関(QSA)と認定スキャニングベンダ(ASV)の認定を取得しています。このほか、米国シークレットサービスの電子犯罪タスクフォースのメンバーでもあります。詳細については、www.anx.comをご覧ください。
■OpenText GXSについて
OpenText Corporation(NASDAQ:OTEX、TSX:OTC)の100%子会社であるOpenText GXSは、世界最大の統合クラウド、OpenText Trading Gridを運用する、B2Bデータ連携・統合サービスのリーディングプロバイダーです。OpenTextグループにおいて、OpenText Business Networkの一翼として、取引をスピードアップするための包括的なB2B/EDIソリューションを提供します。
日本国内においては、ECMおよびBPM製品を中心に国内におけるエンタープライズ情報管理(EIM)ソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bインテグレーションサービス/EDIを展開するGXS社(日本法人:GXS株式会社)、およびエンベデッドアナリティクスを提供するOpenText Actuate事業において、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。
GXS株式会社 (リンク »)
【ご参考】 エクスパダイト株式会社 (リンク »)
【ご参考】 オープンテキスト株式会社 (リンク »)
<本件に関するお問合せ先>
オープンテキスト株式会社 マーケティング部 柳沢
TEL: 03-4560-7705
Email: otj-pr@opentext.com
OpenTextグループ広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 タレイ・高科・田中
TEL: 03-5159-5750
Email: OpenTextJP@hoffman.com
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