GXS、カタログベースのWebオーダーで小売サプライチェーンの効率をレベルアップ

SaaS(Software as a Service)アプリケーションの自動化によりメーカーのサプライチェーンで最も多く見られるエラーを排除

GXS株式会社

2012-10-15 00:00

2012年9月19日米国メリーランド州ゲーザーズバーグ発 -世界最大手のB2B(企業間データ連携)統合サービスプロバイダであるGXSは本日、GXS Intelligent Web Forms(IWF)の利用により、メーカーは小規模な小売取引先の注文書発行を迅速かつ容易に電子化できることを発表しました。IWFでは、注文や注文変更から、電子請求、送金通知に至るまで、顧客コミュニティで発生するサプライチェーントランザクションのライフサイクル全体を電子化するフォームが作成されます。小売業界をリードするこのデータ同期アプリケーションは、GXSカタログとの直接統合により製品、価格、および画像情報をサポートしており、Webフォームを通じて各顧客が有効かつ事前承認されたSKUのみを選択して発注できるようにします。

大規模小売チェーンのほとんどは、EDI(Electronic Document Interchange)を使用してサプライヤへの注文書を電子的に発行していますが、小規模で独立した小売店経営者の多くには、こうしたB2B統合テクノロジーをサポートするための予算、リソース、および専門技術が不十分なため、小規模小売企業から発行される注文書の大半がFAX、電子メール、またはスプレッドシートで送られており、大規模サプライヤの業務効率を低下させています。食品、飲料、アパレル、フットウェアなどの消費財メーカーは、GXS Webフォームを使用することで、オンラインで注文書を発行するオプションを顧客に提供できます。GXS IWFはSaaSソリューションであるため、小規模小売企業でソフトウェアのライセンス取得、インストール、保守を行う必要はありません。Webベースのフォームは紙の注文書を模しており、GXS IWFはトレーニングや技術知識なしで容易に使用できます。

WebフォームはGXSカタログと統合されているため、顧客ごとに発注可能で承認された品目の一覧が事前にロードされ、表示されます。カタログとの統合により、顧客が未承認のSKUや販売終了したSKU、存在しないSKUを誤って発注することがなくなります。小売のSKUは英数字の長い文字列であるため、電子的オーダーシステムで入力ミスを誘発する原因となっています。一部のSKUにはハイフンや空白など特殊な文字が含まれ、オーダーエントリプロセスがさらに複雑化します。カタログベースのWebフォームにより、サプライヤでの例外処理の量と注文処理費用が削減されます。高品質な注文データにより、出荷が遅れて小売店で在庫切れとなる可能性も低くなります。

GXSの小売業界マーケティング担当ディレクターであるメラニー・ヌース(Melanie Nuce)は次のように述べています。「一般消費財の主要サプライヤは、大手小売顧客とのOrder-to-Cash(受注から入金まで)プロセスと需要計画プロセスの多くをすでに自動化しています。こうした大手サプライヤは、小規模な小売チェーンや独立小売店でも同様の効率化を図ろうと苦心しています。カタログベースのWebオーダーは、小規模な小売企業とのサプライチェーン効率化を迅速に達成し、顧客サービス向上の機会を切り開く、コスト効果の高いアプローチです。」

データ同期において40年以上の経験と5,000社以上のお客様を擁するGXSのB2B統合サービスは、小売サプライチェーンの業務を簡素化します。事前出荷明細(ASN)とシリアル番号を記載した納品ラベルの採用により出荷と納入の向上に重点が置かれているため、企業は容易に自社のB2Bプログラムをインターネットやモバイルコマースなどの新たなチャネルに適応させることができます。GXSでは、クラウド型のアプローチを使用して買い手とサプライヤの統合機能の柔軟性と俊敏性を高めています。GXSの包括的なB2Bポートフォリオは、Fortune 500社の一般小売企業の90%以上、および世界中の大手小売企業200社以上で使用されており、Procure-to-Pay(調達から支払まで)およびロジスティクスサプライチェーンの可視化やデータ品質向上を促進し、複雑なビジネスコミュニティの稼動をサポートしています。

■GXSについて
GXSは、世界最大の統合クラウド「GXS Trading Grid」を運用するB2B(企業間データ連携)統合サービスのリーディングプロバイダーです。GXSのソフトウェアおよびサービスは、上位25サプライチェーンの22社を含む400,000社を越える企業で利用され、パートナーネットワークの拡張、受信プロセスの自動化、電子決済の管理およびサプライチェーン可視化の向上に役立っています。グローバルB2B統合サービス「GXS Managed Services」は、GXS独自のアプローチでB2B統合業務を改善し、GXS Trading Grid®をプロセス編成サービス、そしてグローバルチームと連携して、多企業間のB2Bプロセスを管理します。

GXSはメリーランド州ゲーザーズバーグに本社を置き、従業員数は2,400人以上、世界20カ国の拠点を軸にグローバルB2B統合サービスを提供しています。GXS株式会社は、米GXS Inc.の100%出資による日本法人です。

■将来予想に関する記述
このプレスリリースには「将来予想に関する記述」が含まれています。本プレスリリースにおける記述のうち、過去の事実に関するもの以外の、当社が将来に発生すると予想する活動、事象、開発に関するすべての記述は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これらの将来予想に関する記述は、リスク、不確実性、仮定(米国証券委員会に提出された当社の年次報告書、四半期報告書等に規定)による影響を受けるおそれがあります。したがって、将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示される当社の業績または成果に関して、実際の結果が大幅に異なる場合があります。これらの記述に全面的に依拠しないでください。当社は発生した事象または状況を反映して将来予想に関する記述を更新または改訂する義務を負いません。

本文中のすべての製品およびサービスは各社の商標です

用語解説

■本件に関する報道関係のお問合せ先
GXS株式会社
マーケティング 石黒 佐知子
TEL: 03-5574-7545
Eメール: gxs-pr@gxs.com

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]