「にっぽん健康情報マップ」からわかった 高血圧 2月、9月、年末年始は要注意!

オムロン ヘルスケア株式会社

From: Digital PR Platform

2013-02-14 17:57


オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:宮田喜一郎)は、当社の健康管理サービス「ウェルネスリンク」会員の血圧や体重、歩数、消費カロリーのデータを集計し、「にっぽん健康情報マップ」としてウェブサイト上で公開しています。この度、2012年1月~12月の血圧と気温や歩数との相関関係を分析し、「にっぽん健康データ2012」としてまとめました。

この集計結果から、一般的に知られている“最高血圧は冬に上がり、夏に下がる”という血圧と季節要因との関係や、血圧と運動量の関係が明確になりました。また、寒暖の差が激しい2月にも、血圧は高めの水準が続くことが明らかになりました。

この結果について、小山市民病院 病院長で、日本高血圧学会前理事長の島田 和幸氏は、「急激な気温変化は血圧上昇のリスクを高めるため、特に寒暖差の大きい今年の2月は注意が必要。運動不足、暴飲暴食になりがちな年末年始をはじめ、温度調節のしやすい服装を心がける、起きてすぐの運動は避けるなど、日常生活での心がけが重要。また、家庭血圧を毎日測定し、日々の変化を見逃さないことが大事です」と提言しています。

<にっぽん健康データ2012>====================================================================
1. 1年で最も血圧が高いのは、最低気温を記録した年末年始の12月~1月
1年間のうち、最も血圧が高くなったのは1月で、最高血圧(全国平均)は家庭血圧における高血圧の基準である「135.0*」に近い「134.9」を記録。気温が年間で最も低いことに加え、暴飲暴食になりがちな年末年始の生活習慣が一因となっていることが推察される。

2.寒暖差の大きい2月も、血圧は高め水準
2月は、最高血圧(全国平均)が「134.2」と、12月、1月と並び年間最高水準を記録。気温の高い夏季(7月~9月)と気温の低い冬季(12月~2月)を比べると、最高血圧値には約5~7の数値の開きが見られ、気温が下がるほど血圧が上がる傾向が見られた。

3. 季節の変わり目の9月~10月は、急激な血圧上昇に注意
季節が夏から秋へと変わる9月~10月に、急激な最高血圧値の上昇(全国平均128.8→131.9)が見られた。

4. 運動不足になりがちな冬、血圧は高めに
運動量(1日あたりの歩数)は、冬に少なく夏になると増える傾向。1月は、1日あたりの歩数(全国平均)が7月に比べて約800歩減と、年間で最も少なくなっており、同時に血圧値は最高となっていることから、運動不足も血圧上昇の一因となっていることも考えられる。

*日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009」で提唱されている家庭血圧における高血圧の基準:「最高血圧 135mmHg以上/最低血圧 85mHg以上 
※血圧値の単位はすべて「mmHg」
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<「にっぽん健康データ2012」 概要>
対象者 : ウェルネスリンク会員のうち、通信機能を搭載した血圧計、歩数計、活動量計のいずれか、または
複数を使用して、測定データを転送管理している会員 約15万人(※2012年12月末時点)
集計期間 : 2012年1月~12月

<ウェルネスリンクとは>
ウェルネスリンクは、血圧をはじめ、体重、体脂肪率、歩数、活動カロリー、睡眠データなどの測定データをウェブで管理するとともに、そのデータをもとにパーソナルサービスが受けられるなど、さまざまな健康支援コンテンツを利用できる会員制健康管理サービスです。
(リンク »)

<にっぽん健康情報マップ>
全国のウェルネスリンク会員の「血圧」「歩数」「消費カロリー」「体重」のデータを、地域や都道府県別に集計し、日本地図上で表示。
(リンク »)


【参考】
様々な血圧計を販売するオムロン ヘルスケアでは、高血圧患者の通院継続サポートのための新しい血圧分析サービス「メディカルリンク」を提供しています。東日本大震災の被災地(福島県南相馬市)で同サービスを導入し、仮設住宅の訪問診療に役立てている事例もあります。

◆メディカルリンクとは?
 家庭で血圧を測るだけで、データが自動でサーバーへ転送・保存
 認証IDカードを病院に持っていくだけで、医師のPCに様々な血圧分析データが表示される
 正確な血圧データと分析により個人に最適な薬の処方や治療を受けられる
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