ISID、連結会計システム「STRAVIS」の最新版を発表

株式会社電通国際情報サービス

From: JCN Newswire

2013-06-17 11:00

海外子会社の内部取引照合や承認管理機能を強化、多様化するグローバル経営管理に対応

Tokyo, June 17, 2013 - ( JCN Newswire ) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、連結会計システム「STRAVIS(ストラビス)」および連結データ収集システム「STRAVIS-LINK(ストラビスリンク)」の最新版(Ver.5.0)を2013 年6 月17 日から提供開始いたします。最新版では、企業のグローバル展開の加速に伴う経営管理ニーズの多様化に対応すべく、海外子会社間の内部取引照合や承認管理に対応する機能を強化しました。

また国際財務報告基準(以下IFRS)対応のための新たな機能を追加したほか、STRAVIS とSTRAVIS-LINK のシステム基盤を統合し、操作性と利便性の向上を図っています。

■背景■

近年の企業のグローバル展開加速に伴って、海外子会社の運営手法も多様化しており、海外子会社間で商材や人員などのリソース調整を図ったり、特定エリア内の複数子会社を束ねる統括会社を設置するといったケースが増加しています。そのため連結決算業務においては、海外子会社間の内部取引の増加や、子会社決算に関わる承認プロセスの追加・変更などへの対応が、新たな課題となっています。またグローバル市場での競争力強化に向けて、IFRS 任意適用を表明する企業も着実に増えており、今後もその傾向は続くと見られています。最新版では、こうしたニーズに対応する各種機能を新たに実装しました。

■STRAVIS / STRAVIS-LINK Ver.5.0 の主な追加機能■

(1)海外子会社のデータ収集機能の強化

1)外貨換算を考慮した内部取引事前照合機能の追加

従来、内部取引照合は本社側のデータ収集後の処理として実装していましたが、これに加えて、各子会社による情報入力時点で、取引通貨を指定して内部取引データを照合する機能を新たに追加しました。これにより、本社側で収集する内部取引データの精度が向上し、内部取引確認・消去処理が効率化されます。

2)データ収集時のワークフロー機能の追加

「子会社からの情報収集」「統括会社による承認」「親会社による承認」といった、データ収集業務における運用・承認フローを、システム上で自由に定義できる機能を追加しました。これにより、グループ経営管理に必要な承認プロセスを踏まえたデータ収集業務を、より効率的に行うことが可能となります。

(2)IFRS 適用企業向けの運用および制度対応

1)子会社担当者によるIFRS 組替・個別修正仕訳入力機能

IFRS 組替・個別修正仕訳をデータ収集段階で入力できる機能を追加しました。これにより、IFRS 組替仕訳を効率的に管理でき、調整表の作成業務を効率化します。同時に、連結処理開始時点の子会社決算数値をIFRS 組替後に統一することができます。

2)未実現利益の税効果「資産負債法」対応

固定資産未実現、棚卸資産未実現の自動仕訳機能において、未実現利益の税効果「資産負債法」に対応いたしました。

(3)システム基盤統合による、操作性と利便性の向上

最新版では、STRAVIS とSTRAVIS-LINK のシステム基盤をMicrosoft(R) .NET Framework に統合することにより、入力画面の操作性や、マスター管理・権限設定など運用管理の利便性を向上させています。

またこの他にも、連結決算スケジュールをSTRAVIS 上で一元的に登録・管理する機能など、連結決算作業の見える化を支援する機能強化を図っています。

■提供価格(税別)■

STRAVIS: 1ライセンス 600 万円から
STRAVIS-LINK: 1ライセンス 400 万円から

*既存ユーザーのバージョンアップ・ライセンスは年間保守費用に含まれます。
*導入支援費用は別途見積りとなります。

ISID は今後も、STRAVIS の機能強化をはじめとするグループ経営ソリューションの充実を図り、企業のグローバル展開を強力に支援してまいります。

<ご参考資料>

連結決算システム「STRAVIS」について

STRAVIS は、ISID が数多くの企業グループの連結会計業務課題を解決してきたノウハウと経験を集積し、制度連結会計と管理連結会計の真の融合を基本コンセプトとして開発した連結会計ソリューションです。これまでに450 を超える企業グループで採用されています。IFRS 対応、グループ経営管理の要請、決算早期化といった様々な課題に対する的確なソリューションを提供し、子会社からの連結経営データ収集業務から、制度・管理の連結決算数値作成業務までグループ経営に関わる連結会計業務全般を支援します。 (リンク »)

<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称: ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: (リンク »)
設立: 1975 年
資本金: 81 億8,050 万円
連結従業員: 2,295 人(2013 年3 月31 日現在)
連結売上額: 727 億6,400 万円(2013 年3 月期)
事業内容: 1975 年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovator をビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。

* Microsoft は、米国 Microsoft Corporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
エンタープライズソリューション事業部 ES 事業推進部
TEL: 03-6713-7100

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
経営企画室 広報担当 李、清水
TEL: 03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp

概要:株式会社電通国際情報サービス

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