Confluenceによる文書管理・マニュアル作成を効率化するSmartDoc 5.0を6月20日より提供開始

ナレッジオンデマンド株式会社

2013-06-20 16:00

ナレッジオンデマンド株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:宮下 知起)は、グローバルでシェアを伸ばしている企業向けWiki「Confluence」の編集機能を強化する「SmartDoc 5.0 Confluence Plugin」を、2013年6月20日よりリリース(無償公開)いたします。
「SmartDoc 5.0 Confluence Plugin」(以下 SmartDoc 5.0)は、当社が開発したマニュアル制作システム「WikiWorks」の編集支援機能をプラグイン化したものです。SmartDoc 5.0は、Confluenceの最新版であるConfluence 5に対応しました。
企業内の文書や、マニュアル作成を効率化するさまざまな機能を提供します(「新旧対照表作成」「改訂履歴作成」「ワークフロー」等)。なお、SmartDocは、今後、医薬品添付文書および補完する情報文書、医療機器添付文書等の作成・管理。損害保険会社・生命保険会社の約款や規定集の作成・管理を容易にする機能を拡充予定です。XML(またはSGML)を意識することなく、XMLベースのコンテンツ作成・管理・デリバリを可能にするソリューションを提供してまいります。

「SmartDoc 5.0」詳細
(リンク »)

■製品概要
<「SmartDoc 5.0 Confluence Plugin」について>
SmartDoc 5.0は、Confluenceの標準機能にはない数々の編集支援機能を有する Confluenceプラグインです。
主な機能は以下の通りです。

・『新旧対照表』作成機能
改訂前後の変更内容を差分表記する『新旧対照表』を自動作成します。
企業内文書やマニュアル等のドキュメント作成の効率化や、当局へ提出の『新旧対照表』等に活用できます。
※活用例:各種『新旧対照表』の作成(定款、社内規則、保険約款等)。

・改訂履歴作成機能
コメント抽出機能(後述)を使用することで、改訂時に作成したコメントのみを集約し、改訂履歴を自動作成します。
※活用例:ドキュメントの改訂時に各ページの改訂箇所をコメントに残し、改訂後にそれらのコメントを抽出して改訂履歴を作成。

・コメント一覧機能
当該スペース内にあるコメントを抽出し、一覧として表示します。特定の発言者やキーワードに関するコメントのみを集約して表示できます。
※活用例:自分の作業に関連のあるコメントのみを一覧し、コメントへの対応を実施。

・検索/置換機能
Confluenceの標準機能では提供されていない、強力な検索・置換機能を提供します。
※活用例:一括置換機能を使った用語統一作業

・ラベル管理機能
ページ数が多いほど手間のかかるラベル管理を効率化します。
※活用例:作業が完了したスペースの全ラベルを一括で削除/スペースで使用されているラベルをページリスト上で一覧/ページリスト上でラベルを一覧しながら、ラベルの追加や削除

・付箋機能
Wordの「コメントの挿入」機能と同様に、特定の文章(文字列)に対して付箋を貼り、コメントを記入する機能。コメントは、Confluence標準のコメントデータとして扱われます。
※活用例:メモ書き/該当文をピンポイントで指定してのコメント伝達

●新旧対照表
画像ファイルをご覧ください。

<「WikiWorks」について>
「WikiWorks」は、製品ドキュメントを取り巻く多くの課題を一気に解決するシステムで、従来不可欠とされてきたDTPソフトウエア等の専用アプリケーションを使うことなく、Webブラウザーだけで各種ドキュメントの作成を可能にするオンライン・ドキュメント・システムです。

近年あらゆる分野のメーカーにおいて急速に普及しつつある、小規模な単位に分散して製品の開発を進める手法においては、取扱説明書をはじめとする製品ドキュメントも開発単位ごとに制作することが多く、全体の進捗管理、内容の整合性、履歴管理等が極めて困難な状況となっています。「WikiWorks」は、製品開発と同様にドキュメント制作においても分散化を実現するもので、複数の担当者による編集、データの一元管理、変更履歴管理、制作コストの削減を可能にします。

■今後の展望
「WikiWorks」は、豪アトラシアン社の企業向けWiki「Confluence」のアドオンです。ナレッジオンデマンド株式会社は、同製品のアドオンによって、品質・コスト・デリバリの課題を解決するマニュアル制作システムの開発。文書をコンポーネント化することで、文書の再利用性や翻訳効率を高めるDITA(Darwin Information Typing Archtecture)に取り組んでまいります。とくにOASISで策定が進むDITAは、今後各業界のドキュメント作成において標準の規格となる可能性を秘めており、この分野への取り組みは急務と認識しております。弊社は、お客様のドキュメンテーションに役立つソリューションの提供に、今後も一層注力してまいります。

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