JS3は、本年3月からGleasとSeciossLinkのパッケージによる「Office365認証強化パッケージ」の販売を開始しました。本パッケージは、Gleas から発行するクライアント証明書を格納したPCおよびスマートデバイスのWebブラウザからOffice365などのクラウドサービスへのセキュアなシングルサインオンを実現しています。このたび、GleasとSeciossLinkが新たにID連携を実現したことにより、Gleasから証明書を発行する際に必要となるアカウント登録・変更・削除および証明書発行・失効などの業務をSeciossLinkに統合することが可能となりました。これにより、「Office365認証強化パッケージ」を利用されるお客さまはOffice365、Google AppsおよびSalesforceの統合ID管理に加え、Gleasの業務も統合できますので、これまで以上に管理業務の効率化を実現することが可能となります。
Gleasが、SeciossLinkと連携することにより、Gleasから発行する電子証明書をPCおよびスマートデバイスに格納することでデバイス認証(特定)を、電子証明書をUSBトークンやIC カードなどのセキュリティデバイスに格納することで人の認証が可能となります。また、GleasとSeciossLinkはID管理においても連携していますので、Gleasの管理画面で実施する証明書の発行・失効業務をSeciossLinkに統合することが可能となります。さらに、Gleasはセキュリティデバイスの管理機能やエンドユーザが電子証明書をインポートすることができる Web 機能を標準で搭載していますので、SeciossLink とセットで利用いただくことでセキュアなシングルサインオン環境と効率的なID登録・管理業務を手軽に構築・運用いただけます。
SeciossLinkは、シングルサインオンと統合ID管理をセットにした SaaS 型サービスです。SAML*2.0に対応したOffice365、Google AppsおよびSalesforceなどのクラウドサービスからプライベートクラウド、社内のオンプレミスシステムまで、統合的にシングルサインオンと ID 管理を行うことができます。
Gleas は、プライベート認証局の開発・販売から得たノウハウに基づき、さらに高い柔軟性と操作性を実現するために開発された認証局アプライアンスです。ここ数年、Gleas は企業でのリモートアクセスを中心とした認証ソリューションとしての導入が増加しています。その背景には、インターネット、クラウドなどの普及とともに、スマートフォンなどの新たなデバイスの登場により、企業における情報資産管理に関する大きな変化が発生しているものと思われます。このような変化は、大企業を中心として発生していますが、今後は中堅・中小企業からのニーズが徐々に高まっていくと推測されています。Gleas の企業の管理者業務の効率化を目的とした機能および他製品との関連ソリューションは、お客様からのニーズに基づき開発・搭載したことで高い評価をいただいています。
JS3 は、製品・販売パートナー企業との連携により、3 年間で約 100社への「Office365認証強化パッケージ」の販売を目指します。
*1: Security Assertion Markup Language
◆株式会社 JCCH ・セキュリティ・ソリューション・システムズについて
株式会社 JCCH ・セキュリティ・ソリューション・システムズは、 PKI (公開鍵暗号基盤)を利用した製品開発・販売企業です。自社開発の「プライベート CA Gleas 」を中心に、USB トークンやスマートカードなどの認証デバイスと組み合わせたビジネスを積極的に展開しています。
プライベート CA Gleas では、お客さま自らが証明書の発行要求やダウンロードなどの管理業務を実施できるユーザ申込画面を新たに追加するなど、ユーザ登録業務を簡略化することにより、中小規模から 10万ユーザを超える大規模なお客さまの環境においても、ご利用可能となります。
◆本件に関する問い合せ先
株式会社 JCCH ・セキュリティ・ソリューション・システムズ
E-Mail:sales@jcch-sss.com
TEL:03-5615-1020
FAX:03-5604-1563
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