オープンテキスト、次世代のBPMとして「Process Suite」を発表~OpenText Cordysプラットフォームを中核として、日本国内で順次展開~

オープンテキスト株式会社

From: DreamNews

2014-05-09 13:00

EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーである、オープンテキスト株式会社(本社:加オンタリオ州ウォータールー、NASDAQ:OTEX、TSX:OTC、日本法人:東京都港区、以下オープンテキスト)は本日、「Process Suite」および本ソリューションの中核製品である「OpenText Cordys10.5」を日本国内にて発表しました。このProcess Suiteにより、企業はエンタープライズコンテンツ管理(ECM)、カスタマーエンゲージメント、インフォメーションエクスチェンジ、ディスカバリーなどをとりまく複雑なビジネスプロセス管理およびケース管理の自動化プロセスを簡素化できます。OpenText Cordysプラットフォームとパッケージ化されたアプリケーションおよびアドオン製品が統合された新しいProcess Suiteは、業界最高水準の俊敏性をもたらし、最短時間でビジネス価値を実現できるとともに、アプリケーションの開発時間が半分以下に短縮されることが実証されています。

従来のBPMソリューションは、運用開始までに通常18か月かかるため、実装時にはニーズがすでに変化していたり、ソリューションが古くなっていたりすることがあります。この問題に拍車をかけるのが、増え続けるデータ容量、また次々登場する、内外の関係者と連絡を取るための新たな通信手段です。オープンテキストのProcess Suiteは、パッケージ化されたアプリケーション、内蔵されたデリバリーソリューションコンポーネント、ソリューションの設計および導入時間を短縮する各種ツールによって、ビジネスプロセスを最適化し、高い柔軟性を提供します。

元Gartnerのアナリストで、有名なプロセスエキスパートとして活躍するJim Sinur氏は次のように述べています。「企業全体にわたるビジネスプロセスの自動化が困難な作業であることは明白です。また、ビジネスニーズのサイクルとそれを支援する技術の間でミスマッチが生じることがよくあります。市場はより効果的にワークフローを管理でき、生産性向上と開発時間短縮につながるソリューションを求めています」

オープンテキストのEIMプラットフォームの一部であるProcess Suiteを活用することで、企業は情報の検索と管理を通じて、組織全体の成長とイノベーションを促進し、長期的な競争力を得ることができます。Process Suiteのフル機能を搭載したバージョンには次の構成が含まれます。

- OpenText Cordys 10.5 - BPM(ビジネスプロセス管理)とケース管理が1つのシステムに統合されており、単純なプロセスから複雑なプロセスまで、あらゆるプロセスの自動化を支援します。
- BPM Everywhere - 従業員は使い慣れたデバイスとソーシャルユーザーインターフェースを通じて社内外のコミュニケーションとコラボレーションを容易にすることができます。
- Process Component Library - ケース管理とサービスデリバリーのコンポーネントライブラリからアプリケーションを組み立てることができ、ビジネス価値を生み出すまでの時間を短縮できます。
- AppWorks Gateway - 開発者用リソースとRESTful APIを用いて、OpenText EIM製品一式を統合します。
- 幅広い実装レベル - Process Suiteはオンプレミス、SaaSソリューション、PaaSソリューションやハイブリッド型など、幅広い実装オプションが選択できます。

オープンテキストのエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるMuhi Majzoubは次のように述べています。「競合製品では太刀打ちできない機能を備えたProcess Suiteは、これまで複雑とされてきたプロセスを簡素化し、従来9-18か月必要だった開発期間も3-6か月に短縮します。また、ビジネスに俊敏性をもたらし、複雑な自動化およびケース管理アプリケーションの迅速な設計、開発、導入を実現します。さらに、お客様にとっても、自社ソリューションの理解、購入と導入が容易になります」

オープンテキストのProcess Suiteは機能性を損なうことなく、俊敏性を向上させます。完成されたソリューションとパッケージ化されたアプリケーションが含まれているため、導入までの時間がさらに短縮できます。

Process Suiteはクラウドにも対応する設計で、完全なマルチテナント性、リッチなプロセス/ケースモデリングツール、ビジネスルール、マスターデータ管理(MDM)、エンタープライズサービスバス(ESB)を備えています。このソリューションはSOAベースのWebサービスを作成したり利用したりすることもできます。

特定のユーザーニーズにきめ細かく対応するために、次のアドオン製品を用意しています。

- OpenText Process Intelligence - プロセスパフォーマンスの理解を深めるプロセス分析とデータ可視化
- OpenText ProVision - ビジネスアーキテクチャ分析およびモデリング・システム
- OpenText Capture Center - 紙の文書を電子的に可読情報に変換する文書/文字認識プログラム

また、開発者はオープンテキストの新しいAppWorksソリューションも利用できます。これはエンタープライズコンテンツ管理(ECM)からカスタマーエンゲージメント、インフォメーションエクスチェンジ、ディスカバリーまで、オープンテキストの広範なEIM機能全体にわたり、RESTful APIと共有サービスを提供し、Process Suiteベースのプロセスおよびケース自動化ソリューションにこれらの情報管理機能を容易に統合できるようにします。その結果、自動化ソリューションがいっそう充実し、開発と導入の所要時間を大幅に短縮できます。

OpenTextのEIMプラットフォームはProcess Suite、Experience Suite、Discovery Suite、Information Exchange Suite、およびAppWorksの5種類の包括的かつ統合型製品スイートを提供し、企業に長期的な競争力をもたらします。また、これらを組み合わせることで、統合開発プラットフォーム、エンゲージメントを促し一貫性のあるユーザーエクスペリエンス、各スイート間の統合における更なる深化を実現し、CIOはあらゆる事業部門と連携できるようになります。

Process Suite(本ソリューションの中核プラットフォームであるOpenText Cordys日本語版を含む)は日本国内で2014年6月より提供開始する予定です。
なお、今後各種展示会およびセミナーにて、本ソリューションの参考展示およびご紹介をいたします。詳細はオープンテキスト株式会社Webサイトをご覧ください。

■オープンテキストについて
オープンテキストはあらゆる規模・産業の企業を対象にエンタープライズ情報管理(EIM)ソフトウェアを提供しています。EIMはデータセンターおよびクラウドに置かれた企業の非構造化データの管理、保護、活用を可能にします。世界中で 50,000を超える組織・企業のお客様において、情報力を最大限に発揮させることができるオープンテキストのソリューションをご利用頂いています。オープンテキスト株式会社は、オープンテキストの日本法人として、国内におけるECM製品を中心に、国内におけるEIMソリューションの販売やサービスを提供しています。
URL:  (リンク »)

<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
オープンテキスト株式会社広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 担当:小倉
TEL: 03-5159-5750
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]