キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)は、奈良県明日香村の特別史跡で、1983年に石室内に極彩色壁画が発見され、高松塚古墳に次ぐ国内2例目の大陸風壁画古墳として注目を集めました。これまでに壁画の一部や石室が村内で公開され、累計約27万人が訪れています。村外で初めての特別公開となった今回の展示は、連日長蛇の列ができる賑わいを見せています。
今回配信されるのは、壁画発見から取り外し、保存、修復の様子を分かりやすく紹介した約5分の動画コンテンツ「『キトラ古墳』の歴史」(著作:奈良文化財研究所)です。来場者は、手持ちのスマートフォンやタブレット端末に無料の受信用アプリをダウンロードするだけで、映像を楽しむことができます。特別展の開催中、本館入口を起点とした半径約30メートルのエリアだけに配信され、入場待ちの時間などに見ておけば、展示をさらに楽しめる内容になっています。
potaVeeは、Wi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレット端末に映像・音声・テキストなどを同時配信する、エリア限定型の配信プラットフォームです。ISID独自のマルチキャスト伝送技術により、特定エリア内の多数の端末に対して、高品質で遅延のないコンテンツ配信を実現します。イベント会場やショッピングモールなど大勢の人が集まる特定エリア内の、きめ細かい情報提供手段として活用でき、また自治体や教育機関などにおける災害時の防災放送への応用も可能です。
※1 特別映像の配信は、当日の状況や主催者都合等により予告なく中止または変更される場合があります。
※2 マルチキャスト:1つの送信点から特定の複数受信点に同一内容のパケットを送信する場合に利用する技術。1対1の通信であるユニキャストに対して、伝送の手間と利用帯域を減らすことができる。通信経路のネットワーク機器がマルチキャストに対応している必要がある。
<ご参考資料>
特別展「キトラ古墳壁画」について *東京国立博物館ウェブサイトより抜粋
奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の極彩色壁画を、特別公開します。壁画は2016年度を目処に、国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区内に新設予定の「体験学習館(仮称)」の「壁画保存管理施設」での保存公開を目指して修理が行われていますが、修理(再構成)が完了した後では、壁画を遠方へ移動して公開することは技術的に困難になります。そこで、壁画の再構成作業が本格化する直前に、東京国立博物館で特別に公開し、これまで進めてきたキトラ古墳壁画の修理と、今後の保存活用の展開を紹介します。キトラ古墳壁画が、村外で公開されるのは今回が初めての機会となります。
<開催概要>
展示会名称: 特別展「キトラ古墳壁画」
主催: 文化庁、東京国立博物館、東京文化財研究所、奈良文化財研究所、国土交通省近畿地方整備局、奈良県教育委員会、明日香村
共催: 朝日新聞社
会期: 2014年4月22日(火) ~ 2014年5月18日(日)
会場: 東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)
開館時間: 午前9時30分~午後5時
(金曜日は午後8時まで、土・日曜、祝・休日は午後6時まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日
観覧料金: 一般900円(800円)、大学生700円(600円)、高校生400円(300円)、中学生以下無料
* ( )内は20名以上の団体料金
* 障がい者とその介護者1名は無料 (入館の際に障がい者手帳などをご提示ください)
* 特別展「栄西と建仁寺」(2014年3月25日(火)~5月18日(日))は別料金
展示会詳細: 展覧会公式サイト (リンク ») (表示にはFlash Playerが必要です)
特別映像の視聴方法について
手持ちのスマートフォンやタブレット端末(Android/iOS)から、「Google Play」または「App Store」で受信用アプリ「potaVee」を検索し、ダウンロードしてください(無料)。会場で配布されるチラシのQRコードを読み込んでダウンロードすることもできます。配信エリアは、東京国立博物館本館入口を起点とした半径約30メートルのエリアです。エリア内でアプリを起動し、特別映像をお楽しみください。
*通信料金を除き無料でご利用できます。(通信料金はアプリダウンロード時のみ発生します。映像受信時の通信料金は発生しません。)
*お手持ちの端末の環境により受信できない場合があります。
*受信アプリへの映像配信は、キトラ古墳壁画展開催中にWi-Fiが届く範囲内で実施します。それ以外の場所や日時では受信できません。
関連プレスリリース
ISID、スマートフォン向けエリア限定型配信プラットフォーム「potaVee」を販売開始 ~イベント会場などで来場者のスマホにきめ細かい情報を配信、防災放送への応用も~(2013年11月13日)
(リンク »)
<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称: ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: (リンク »)
設立: 1975年
資本金: 81億8,050万円
連結従業員: 2,295人(2013年3月31日現在)
連結売上額: 727億6,400万円(2013年3月期)
事業内容: 1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。
* potaVeeは、電通国際情報サービスの登録商標です。
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