AsiaNet 57613
共同 JBN 0887 (2014.8.20)
【ロンドン2014年8月20日PRN=共同JBN】
*マルタの個人投資家プログラム(IIP)は初期の大成功に続き、さらに拡大している。
IIPは世界の超富裕層と家族を対象とした投資による市民権獲得プログラム(citizenship-by-investment)である。このプログラムはHenley & Partnersが公共サービス免許に基づきマルタ政府のために運営している。
IIPはマルタの経済発展に大きな貢献を果たし、正当な資格を持った名声の高い外国人に市民権を与えるものである。
2014年初めにこのプログラムが開始されて以来、200人を超える市民権申請が受け付けられており、この数字はすでにデューディリジェンスの段階に入っている。これは過去6カ月間で、外国からマルタへ2億ユーロもしくは3億3000万米ドルにのぼる直接投資コミットメントがあることを表している。
IIPは極めて品行方正なクライアントのみを確保するため、世界で最も厳格なデューディリジェンス基準を備えている。プログラムは審査を通過した申請者が1800人に達したときに締め切られる。それからいっても世界で最も厳しい基準が適用されていると言える。
現在までのところ、世界の30カ国を超える国から申請が提出されている。
Identity Maltaのジョナサン・カルドーナ最高経営責任者(CEO)はHenley & Partnersの役割について「同社の優れたサービスによって、マルタ政府がIIPを通じ対象にしたいと考えているタイプの個人を潜在的な投資家としてマルタに引きつけている」とコメントしている。
申請者の多くは、マルタで不動産を賃貸することを考えてIIP手続きを開始するが、現在ではマルタ島で過ごす時間を考慮し、家屋の購入を検討している。カルドーナ氏は、多くの申請者が不動産の購入を選択していると確認している。同氏は投資の対象先がホテル、不動産から工場、IT、映画産業まで極めて広範囲だと付け加えている。
匿名希望の個人投資家は、IIPを申請する共通の理由として「欧州の市民になれるという考えが好ましい。子供たちが面倒なく旅行できる権利が得られるので、欧州のどこにでも住め、仕事し、勉強できるようにしてやることができる」と語っている。
マルタのムスカット首相は今後2つの催しでIIPとその成功について語る予定。
Henley & Partnersの「Global Citizenship Seminar」は2014年9月10日、ニューヨークのフォーシーズンズホテルで開催される。このキーイベントは、モビリティの拡大と複数市民権という大きな国際的動向に焦点を当てる予定。詳細は (リンク ») を参照。
The 8th Global Residence and Citizenship ConferenceはHenley & Partnersが主催し、2014年10月29、30の両日シンガポールのフラートンホテルで開催される。このカンファレンスでは、住居、市民権プランニングの分野における主な発展をカバーし、業界リーダー、トップティアの国際的サービスプロバイダーや政府による直接情報を提供する。登録申し込みは以下のサイトから。 (リンク »)
▽Henley & Partnersについて
Henley & Partnersは住居と市民権プランニングの世界的リーダーである。毎年、数百人の富裕な個人、家族とそのアドバイザーは、この分野におけるHenley & Partnersの専門知識と経験に依存している。
住居と市民権プランニングのコンセプトはHenley & Partnersが1990年代に創りだした。世界のグローバル化が進展する中で、Henley & Partnersと仕事をし、国際的な活動をしている起業家や投資家の数が増え続け、彼らの間で住居と市民権が重大な関心事として話題になった。
Henley & Partnersはまた、先進的な政府アドバイザリー業務( (リンク ») )も行っており、世界で最も成功している住居・市民権プログラムのいくつかについて戦略的コンサルティング、設計、設立、運営に関わっている。これらは現在までのところ、外国から35億米ドルの直接投資を誘引している。
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ソース:Henley & Partners
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